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 衆議院選挙が目前に迫ってきました。小沢代表の突然の辞任や、それにともなう民主党の代表選挙のことが連日マスコミで大きく取りあげられています。また麻生内閣の支持率の増減や、閣僚のスキャンダルなどが、あたかも国政の大問題のように伝えられます。

 確かにこれらの問題は日本の現実の一側面ではありますし、それぞれが根の深い問題を内包していることは間違いありませんが、今国民にとって大切なことは「自公か民主か」の政権選択ではありません。自民党総裁が麻生氏であろうとなかろうと、民主党代表が誰に変わろうと、自公政権と民主党の間に大きな政策の違いはありません。「政権交代」で政治の根本は変わりません。政権選択というマスコミの大合唱は、国民の目から日本の現実の課題をそらす効果を持つものです。

 早くも破綻してぼろぼろになった後期高齢者医療制度の問題、年金、くらし、雇用の問題、子育て支援の問題、消費税増税、平和の問題等、一刻の猶予もない切羽詰まった問題が私たちの前に山積しています。これらの問題を考えていくと、結局はこれまでの「アメリカべったり、大企業べったり」の自公政治の「行き詰まり」にたどりつきます。この悪政を看板の掛け替えで継続するのか、それとも悪政の根本をダイナミックに転換していくのかが、今度の総選挙で問われている本当の争点です。

 私たちは「いまこそ日本共産党」を合い言葉に総選挙で躍進し、国政を動かすより大きな政治勢力になろうと奮闘しています。自公政治にも、基本政策がほとんど変わらない民主党の政治にも未来はありません。日本共産党とともに「国民が主人公」の新しい政治の流れを創り出していくことを心から訴えるものです。

 先日4月21日に行われた私たち大分市議団と市内の各団体との懇談会でも、自公政治のあまりにもひどい国民切り捨ての実態が怒りをもって告発され、熱い集会になりました。

 今回、5月16日(日)の市政懇談会は、一人ひとりの市民のみなさんが対象の「懇談会」です。どなたのご参加も心から歓迎します。

 この懇談会は2月に行われた市議会議員選挙での4期連続4名全員当選の結果をふまえ、党市議団の公約実現のための取り組みと3月議会の報告、あわせて今後の要求実現の運動についての意見を交換するためのものです。

 万障繰り合わせの上ご参加くださるようご案内申し上げます。
日時:09年5月17日(日)10時〜12時(2時間程度)


場所:大分文化会館第一小ホール

 ・お問い合わせは 537-5695(議員控え室直通)まで。
 ・大分文化会館の駐車場がご利用になれます(無料)。