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斉藤 由美子 (さいとう・ゆみこ)
  〔市議会〕

  
文教常任委員会(委員)
  
子ども育成・行政改革推進特別委員会(委員)
  同和対策協議会(委員)
  広報委員会(委員)
1 1期目当選で思うこと
 44の議席を55名で争う、かつてない激戦となった市議会議員選挙。候補者ポスターの前で悩まれた方も、大勢いらっしゃったことと思います。そんな中、2,676名の方が投票用紙に"さいとうゆみこ"と書き、願いを託してくださったことに身の引き締まる思いがしています。

 初挑戦の立候補となった今回、選挙に関する全てのことが生まれて初めての体験ばかり。とにかく"突き進むのみ"の日々でした。街頭演説や挨拶回り、早朝の辻立ちなど、これまでやったことのない"自分をアピールする努力"は特に辛く、逃げ出したいと思ったことも正直ありました。

 けれどもその体験の中で、様々な立場や年齢層の方に声をかけて頂き、新たな出会いが生まれ、革新政党として果たすべき責任を改めて感じることができました。
 暮らしの先行きは不透明、なおかつ不安定です。暮らしと命を守るために、ぜひご一緒に運動を起こしましょう!

 みなさまと市政をつなぐ、架け橋になりたいと思っています。

2 市議会議員になろうと決心したきっかけは?
 子育て真っ最中だった1990年代後半は、社会を震撼させるような事件が相次ぎ、子どもを連れて外に出ることに恐怖を感じるような世の中でした。
 子育てをしながら、社会的な不十分さを感じていました。「子連れで行ける場所がないじゃない!」
 当時は、"子育て支援"という言葉すらなかった時代でした。

 子どもを連れて安心して集える場所が欲しい。肩身の狭い思いをしなくても、子どもと一緒にくつろげる空間が必要!その願いを実現するため、自分にできることを考えました。
 2DK の自宅アパートでは無理。それならば……と、不動産屋を回り、明野で家賃28,000円のアパートを発見!

 1997年6月、なけなしのお金をはたいて、このぼろアパート(注:残念ながら、すでに取り壊されました)で始めたのが、私設の子ども文庫『子どもと本の部屋 エルマー』でした。絵本の貸出しをするこの場所が、お母さんたちをつなぐネットワークの出発地点です。

 1999年、長男の小学校入学を機に、当時はまだ行われていなかった朝のよみきかせ活動スタート。
 よみきかせの拡大を次の目標に掲げながら、鍵がかかったままの学校図書館を変えたくて「学校図書館に人を配置するための署名運動」もスタートさせました。

 学校現場を変えるには、行政への働きかけが必要になります。こうして、大分市議会への陳情や教育委員会への申し入れが始まりました。
 この運動を続けながら、議会の傍聴席で強く感じたこと。それは、「現場の実態や声が十分に伝わっていない!もっと、私たちの声を聞いてほしい!」という、強い思いでした。
 その悔しさを受け止め、共に動いてくれたのが、当時の市議会議員だった小手川めぐみさんでした。

 議員になるきっかけは、まさにこの学校図書館運動と、力を尽くしてくれた共産党議員さんの存在だったと思います。

 2007年9月、長きにわたる子どもの読書推進活動の集大成とも言える、学校図書館支援員の配置が実現!
 抱える課題はあるものの、大きな前進を果たしました。

 願いを要求にし、それを実現させるための努力が必要。その声に耳を傾け声を届けてくれる、行政サイドへの橋渡しも不可欠。時間と労力はいりますが、運動をすることで私たちの願いは実現する!
 ──それを確信する歩みとなりました。

 そんな時に、言われた言葉。
 「もっと言いたいことがある?じゃあ、あなたがやってはどう?」
 多くの市民の願いが実現できるのならば…。自分の中に、不思議と違和感はありませんでした。

3 議員生活の中で印象に残っていることは?
 1期目ですが、すでに……この3月議会での一般質問。欲張り過ぎて、質問は14項目にもなりました。
 最後まで発言できるかドキドキしながらの初登壇。時間が気になり、再質問できずに終わったこと!悔しい!時間配分の研究が必要だと学びました!

 あと……実は、文教常任委員会に議員バッジをつけ忘れて出たこと!かなり焦りました。

4 議員として活動する上でのモットーは?
 "よみきかせのエルマーさん"
 "学校図書館運動の斉藤さん"
 "つぼみ保育園のゆみこちゃん"
 そして"日本共産党の斉藤由美子"
 ──これまでのライフワークはどれも続投中です。

 現場での活動は、議員としての考え方を決める大切な定点。議員となった今だからこそ、これまでの運動や活動を大切にすることが一番のモットーです!

5 自分の性格の自己分析は?
 あきらめない!
 とにかく、できることをやらなきゃ気がすまない!ちょっと、落ち着がなきゃ……と、反省もするのですが(^◇^;) 
6 小さい時はどんな子どもだったのですか?

 本を読んでは、いろんなことを考えている子。けど、ほとんどモノ言わない子!
(その分、今言ってんのかも…)

7 あなたの趣味は?
 独身時代はお菓子をつくったりお料理をしたり、お茶や書道を習ったり、一般的な趣味を持った人だったんですが……
 今は、ライフワークが趣味?!

 2003年に仲間と立ち上げた小さな認可外の保育園"森町つぼみ保育園"はライフワーク。テレビやCDなどの機会音は完全に排除し、水と泥んこが大好きな子どもたちの、自然で健康的な発達を目指しています。

あと、美味しいスイーツ探しは好きです。ヾ(^^)〃ご当地ソフトは要チェック♪

8 最近の映画や本で感動したものは?
 残念ながら、自分のための映画鑑賞は長らくしていません。
 2001年のシリーズ初めから、『ハリー・ポッター』シリーズは、ずっと子どもたちと映画館で観ました。

 長男の就職を前にした2011年、10年にわたるシリーズが完結。映画の中のハリー同様、わが子も成長。3人息子と一緒に映画に行くのもこれで卒業かな……と、映画の内容そっちのけで感慨深く、エンドロールで泣きたいのを必死で我慢していました。

 好きな本はいっぱいあるから、本に関しては…また別枠にて(^ ^)v

9 あなたにとって家族とは?
 故郷(福岡県春日市)を離れて生きていた時間が長いこと。
 両親がいつも私の生き方を全力で応援してくれたこと。
 保育士として養護施設に住み込み、子どもたちと生活を共にしていたこと。
 ──これらの体験が、私にとっての"家族"に対する価値観の基礎となりました。

"離れていても、つながっていられる人"これが私にとっての家族です。

 普段、私の愚痴を聞き、意思決定を支えてくれる息子たちには本当に感謝しています。
 忙しくて家を空けることが多いので、息子に「おかえり!」と言える瞬間が楽しみ♪
 ちなみに、私はシングルマザーです。

10 あなたにとって日本共産党は?
 ポラリス…北極星デス。
 北斗七星をたどれば北極星に行き当たることから、共産党の仲間はかたや北斗七星。

 方向を見失った時に北極星を探すように、困った時こそ日本共産党の存在はチカラになります。
 私にとっては、願い実現のために頑張る"エネルギーの固まり"でもあります。

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