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第1回定例会(3月議会)が開会します
日本共産党大分市議団団長
大久保 八太

 第一定例会(3月議会)が3月7日から22日までの会期で開かれます。
 大分市の政治(市政)は昨年度からの継続で行われていきますが、毎年度はそれぞれ独立した計画と予算にもとづいて執行されます。年度初めの第一定例会は、その計画と予算について審議する、きわめて重要な議会であります。

 今回の議会の特徴は、
 第一に、民主党菅政権が政治的にも経済的にも行き詰まり、完全な閉塞状況に陥ってしまった中で開かれる議会であるということです。この閉塞状況を国民の立場から打開するために、地方から厳しい声をあげていくことが重要です。

 第二に、釘宮市長にとっては最後の議会となり、二期八年間の検証をする必要があるということです。日本共産党はこれまで市長提出の議案に機械的に反対したり、また賛成したりという立場はとっておりません。個別の議案それぞれを多面的に検討し、それが市民生活にとってプラスになり得るものであれば賛成をしてきました。もちろんその逆もあります。二期八年間の検証にあたっては、それぞれ個別の政策の背後にある市長の政治姿勢、立脚点と方向性という総合的な判断をしていきたいと思います。

 そして第三に、国の悪政やさまざまな要因によって引き起こされた市民生活の圧迫から、市民を守る任務を負った議会であるということです。これは地方自治の本旨でもあります。
 長引く不況で市民のみなさんは生活がますます厳しい状況になっております。毎日たくさんの生活相談が私たちのもとに寄せられ、それらの相談者はこれまで日本共産党と接点を持たなかった方が多数いらっしゃいます。
 日本共産党大分市議団は「市政が市民の暮らしや経営を守り発展させる」という、本来の任務を発揮できるよう、市議会のあらゆる分野で働きかけを強めます。

 どうかみなさんのご支援とご協力をよろしくお願いします。