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第2回定例会(6月議会)を終えて
2018年6月26日

日本共産党大分市議団団長
福間 健治


1 議会の概要

□会期
6月11日〜6月25日日

□市議会に望む基本姿勢

 今議会は、通常国会で「働き方改革」一括法案の審議をめぐり会期延長されるさなかでの市議会となりました。

 党議員団は、安倍政権の暴走を地方議会から告発し、地方自治体から市民の切実な要求や願いを届ける役割を果たすとともに、議案は市民目線でチェックし、市政懇談会、地域の「つどい」で寄せられた、市民の暮らし・福祉などの願いを提案し、地域からの要求を一歩でも前進・実現させるために力をつくしました。



2、提案された議案

 今議会には予算議案の上程はありません。

 一般議案12件(条例改正)、先決処分した事件の承認について9件、報告11件の上程がありました。

 最終日には追加議案が3件(大分市教育委員会委員の任命、大分市監査委員の選任、大分市向原財産区管理委員の選任)の人事案件が提出されました。



3、一般質問

 一般質問者は24名―自民4名、社民3名、公明6名 新市民2名 おおいた民主3名、共産3名、新政2名、無所属1名でした。

 党議員が取り上げた課題は以下の通りです。

○岩崎―公契約条例、介護職員の処遇改善、ばいじん対策、消火栓、消防団  の制服支給、子どもの通学の安全・防犯対策

○斉藤―豊予海峡、小学校給食調理業務民営化、有料老人ホーム、ふれあい交通、市営陸上競技場の屋外トイレ設置、大分川河川照明設置

○福間―米軍移転訓練、「働き方」改革、会計年度任用職員制度導入、災害対策(急傾斜地崩落対策)、生活保護、コンパル施設改修(トイレ様式化等)

 なお、質問等の手ごたえは、議員団ニュース、議員個人ニュースで紹介します。



4、常任委員会審議の特徴

【総務】オスプレイ参加の日出生台での日米軍事演習中止、消費税増税中止の意見書を不採択に

【厚生】子ども医療小学校1年生までの無料化拡大陳情不採択

【文教】科学館の設立もとめる陳情など2件と大在地区に小学校の新設もとめる陳情は継続審査に

【建設】祝祭広場整備についてなど

【経済・環境】歩行者天国の効果についてなど



5.各常任委員会等に付託された党議員団の関わった請願・陳情の審議結果

●議運への意見書提出―「働き方改革」一括法案の廃止を
―社会民主クラブの賛同だけで、意見書提出にはいたりませんでした。

●請願―オスプレイ参加の日出生台日米共同移転訓練中止
社民クラブ委員が継続審議を主張したが、賛成多数で不採択

●消費税10%増税中止の意見書提出方について
全会一致で不採択

●子ども医療無料化、小学校1年生までの拡大
共産党委員と社民クラブ1名、新政クラブ1名が不採択に反対



6、提出議案に対する質疑・討論 (党議員団の態度)

◎各常任委員長報告に対する質疑―オスプレイ参加の日出生台演習中止・消費10%増税中止請願の不採択で福間議員が質疑をおこなった。

◎岩崎議員が各常任委員長報告に対する反対討論をおこなった。

  反対討論要旨は こちら

◎最終日の議案の採決では

●オスプレイ参加の日出生台での日米移転訓練中止不採択に
日本共産党、社会民主クラブ反対

●小学校一年生まで子ども医療費無料拡大不採択に
 日本共産党、社会民主クラブ、新政クラブの一人が反対



7、今後の活動について

□議員団ニュースの作成
□市政懇談会
□政策課題についての調査研究
□議員団行政視察の課題
□政府レクチャー要望整理
□大分県要望整理
□地区議員団会議

 などについて、確認しました。以上




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