小手川めぐみ
 
   ようこそ、小手川めぐみのホームページへ。
   2005年の5月からホームページ開設の準備を始めました。
   「自分のページのウリをなにかひとつ」
   とアドバイスを受けたので
   「私、日記を書きます」と即答。
   「写真があったほうがいいですよ」
   とのことなので、デジカメもってうろうろすることにしました。
   気軽に、楽しく更新していきます。よろしくおつきあいくださいね。



2007年8月31日(金)
母親大会番外偏

 東京に行った方は電車は便利だけれど、しっかり歩くこと、そして階段が多いことをご存知だと思う。階段は45度くらい急なエスカレーターを設置しているところが多い。

 25日のパレードを終えてホテルに帰る途中の駅で、私達は歩いて階段を下りていたが、昇りのエスカレーターに乗っていた女性が突然後ろへ倒れた。すぐそばにいた女性が緊急停止ボタンをおしてエスカレーターを止め「駅員さんを呼んでください!」

 あわててかけ上がり駅員さんを探すが、たった一人(それも女性)しかいない。居合わせた人たちが安全なところまで抱えて移動したが、その間、姿をみせた駅員は3人。

 居合わせた人がしっかりとしていたこととラッシュ時でなかったので大事故にならずにすんだが、ぞっとした。女性を抱えたために頭から出ていた血が上着に付着したkさんは翌日まで似た感じの女性を見ると思い出して困ると言っていたが・・・。

2007年8月27日(月)
行ってきました!母親大会

 25、26日と東京で開催された第53回日本母親大会に行ってきました!
 大分県母親大会はほぼ、毎年参加しているけれど、日本母親大会はやっと2回目の参加。53回ということは私の生まれる前から開催されていたということ。感慨深いものがある。「生命を生み出す母親は生命を育て守ることをのぞみます」・・・このスローガンが、私は大好きだ!でもでも父親だって同じなんじゃないかなあと意地悪く考えたりもするけれど(笑)

 25日は夕方から集会そして40分間かけてパレード。4000人の女性が歩く・歩く・歩く・・・!(写真はパレード前に)

 26日は4つの問題別集会に別れて講演やパネルディスカッション。私は山田洋次監督とアーサー・ビナードさん、コーディネーターは三上満さんというビッグてい談の「平和と民主主義」の集会に参加した。
 始まる直前、舞台の上にイスがずらりと並べられ、「満席になりました。座れない人は舞台の上にどうぞ!」と案内し、舞台の上にも参加者が座った。なんとも発想がユニーク。

 私のお目当ては山田洋次監督よりもアーサー・ビナードさんだ。ちょっと前のブログに書いたような気がするが、日本絵本大賞を受けた「ここが家だ ベン・シャーミンの第五福竜丸」の構成・文は、彼の手によるもの。
 期待通り、すてきな方だった。来日17年、日本人より日本語が上手で、一つひとつの言葉を大切に、そして深く考えながらちょっと毒舌の彼の話は、またじっくり聞いてみたいと思った。

 内容はここに書ききれない。3人の9条への思い、平和への思いは強くそして深いものがある。・・・自宅に帰り2日目の参加者が5500人だったことを知った。(サインをするアーサービナードさん)

2007年8月18日(土)
市政懇談会

 今日は、10時から、市政懇談会。参加者は、会場いっぱいの50人になり福間市議が用意した議会報告レジュメも足りなくなり、あわててコピーしなければならなくなったほど。

 市民の目線でたくさんのご意見が寄せられた。気づかなかったことを気づかせてくれたり、私達がどうにか改善できないかと考え議会で度々取上げてきた制度について「本当に困っている」という意見が出されたり、あっという間に閉会時間となった。

 台風災害の問題、母子家庭医療費助成制度、信号機の設置、公営住宅駐車場、大友館跡の公園化の問題、などたくさんのご意見、暑い中のご参加ありがとうございました!

 大友館跡の遺跡の関係で、文化財について、懇談会のなかで意見が交わされたが、私は戦争遺跡のことがとても気になっている。1995年に世界遺産に登録された原爆ドームを同じ年に国史跡に指定したことで、文化庁、地方自治体の文化財指定基準が改正され、文化財の年代は、50年経過をした第2次世界大戦終結ごろまでの戦災跡や建造物、土木構造物、近代遺産まで拡大をした。
 私は、4年前、一般質問で、高城にある酒造倉庫(戦時中、海軍航空廠発動機工場)を大分市文化財として指定できないかと質問した。

 先日、近くを通ったら、酒造倉庫は壊され、工事中になっていて驚いた。一度だけ中に入ったことがあるが倉庫の大きな鉄の扉は、たくさんの穴が開いており砲弾の貫通した跡がはっきりと分かるものだった。経過について、来週文化財課に経過を聞くようにしているが、ここだけではない、負の遺産の歴史の証人となるべき物が開発により次々と消される。記録保存しかできないのかと怒りと悲しみと自分自身に対するふがいなさで一杯だ。

 大分文化財保存協議会が2年ほど前に出版した「大分県の戦争遺跡」の本をご存知だろうか?この本に掲載された大分市の戦争遺跡のいくつかはもうすでに消失している。まだ残っているものの保存が急がれる。

2007年8月15日(水)
戦争と平和、そして政治

 6日、9日そして今日と戦争や平和について考えさせられる記事や番組が続く・・・

 政治家としてやるべきことは、テロや攻撃されたらどうするか、戦争が起きたらどうするのかということに重きを置いて対策をとるのではなく、そうならないために心を砕き、最大限の対策をとること。それが一番の政治の仕事だということ。
 これはどの党の議員でも同じ立場にたたなければならないと思う。命より大切なものはない。戦争は、命を奪うことを最大の目標にするものだから・・。

 世界のすべての国が自国の憲法に9条の条文を書き込んだらどんなにかすてきだろう!(写真われもこうとケイトウ・・酷暑だけど、道の駅でみつけた秋の花)

2007年8月13日(月)
長男の帰省

 「8月の勤務表ができたら、3連休になっていたから帰るヮ」と7月末連絡があった長男が11日から帰ってきた。
 11日の夕方別府の小手川家の墓掃除に一緒に行っただけ。私は、初盆参りで忙しく、長男は一緒に来た友人と阿蘇や九重夢大つり橋などに行き、休暇を楽しんでいた。今日なんとか時間が取れたので、3人で豊後高田市の昭和の町へ。

 以前遊びに行ったときよりも充実しており、観光客も多かった。途中からどしゃぶりの雨!全身ずぶぬれ。「昨日も阿蘇で雨降ったし、オレ雨男みたいや」と長男。まあ思い出に残るわなっ!(笑) 

 帰り道、2人を空港まで送り届けて、私は夕方隣保班のみなさんと同じ班の方のお宅に初盆参りへ。(写真:昭和ロマン蔵の前では紙芝居が・・・)

2007年8月10日(金)
かい君との街頭宣伝

 参院選の大分選挙区を闘った山下かい君との街頭宣伝の約束がやっと果たせた。
 日程が合わず、合ったかと思えば、私がぎっくり腰になりのびてしまった。

 午前中2時間7ヵ所でしっかり汗をかきながら・・・。あちこちで手をふってくれたり、暑い中わざわざ出てくれて聞いてくれたり、通り過ぎようとしたら家から出てきてあいさつをしてくれたり、街頭宣伝はやっぱり元気をもらう!

2007年8月8日(水)
30人学級の前途

 ぎっくり腰も完全に良くなったとは言えないが、小康状態。
 療養中、遅ればせながらの、議会報告ニュースをつくりあげた。

 午後、「生活と健康を守る会」の市との交渉に午後1時間だけ参加。30人学級の3年生以上への拡大を求める要求への市の回答に、「えっ?」と驚いた。回答は、「3年生以上は、少人数指導やティームティーチングなど、子どもの理解に応じた指導を充実することで対応していきたいと考えている」というのだ。

 3年生以上は30人学級の必要がないという認識だ。大分市は釘宮市政になって、市長・教育長で、県に30人以下学級の実現を求める要望書を提出してきた経過がある。市民の運動とも相まって2年生までの30人以下学級が実現している。しかし、大分市がこんな姿勢では、30人学級の拡大は難しいではないか。考え方が間違っているし、改めるように求めた。

2007年8月5日(日)
やっちゃいました!

 「あっ!しまった!」と思ったときは後の祭り・・・。昨日、外出前に雨にぬれた新聞の束を抱えようとしてぎっくり腰。久々です。
 しばらく座り込んで痛みをがまんし、なんとか運転して病院へ。昨日からすべての予定をキャンセルし自宅で安静中。

 会議、葬儀、大分川土手でのラジオ体操や全市いっせい清掃活動・・
 とにかく、なにもかもキャンセル。まあ、ゆっくり休みなさいよということだろう。

 「明日は動けるかな?」などと考えながら買ったままになっていた推理小説を読んだりパソコンに向かいながらテレビを見ている。サンデープロジェクトを見ていて「おやっ?」と思ったが、参院選の結果についての論調が大筋で、党の常任幹部会声明の一部と一致している。

 「・・・今回の選挙での自公政治にたいする国民の審判は、それにかわる新しい政治の方向と中身を探求する新しい時代、新しい政治的プロセスが始まったことを意味するものです。この選挙の結果は、自民・公明の政治にかわる新しい政治はなにか、という問題について、国民の選択が明らかになった、ということではありません。国会論戦でも、国政選挙でも、国民の声にこたえる新しい政治とはなにかという問題が、ますますその比重を大きくしてゆくだろうことは、疑いありません。」

 作詞家の阿久悠氏が亡くなった。テレビから彼の作詞した曲が次々と流れてくる。どれも聞きなれた、そしてとっても好きな曲が何曲もある。その中でもっとも好きなのが河島英五が歌っていた「時代おくれ」だ。阿久悠氏の作曲だとは知らなかった。歌詞が好きだった。この曲を聴くと必ず思い出す友人が2人いる・・・。

2007年7月30日(月)
参院選挙が終わって

 参院選挙が終わった。民主党の一人勝ちだ。自民・公明の政治に対する国民の怒りの一票が産んだ結果だと思う。「政治を変えたい」という前向きの思いが国民の中に内在しているということだ。しかし、日本共産党の訴えには共感しても国民の多くが1票を託すまでには至らなかった。
 そして、公職選挙法で様々なしばりがあり、政党が自由に政策を訴えられない中で、テレビや新聞ではさかんに「自民か民主か」を煽り立てる、そんな中での選挙だ。私達の努力も工夫もまだまだ必要ということ。

 民主党に1票を託した方に是非お願いしたいのは、今後の行動が、1票を投じたときの自分の思いと一致しているか監視の目をむけてほしい。自民党と同じように企業献金をもらっている党だからこそ大企業に真っ向から対決し国民生活を守らなければならないときに真価が問われるはず。

 日本共産党は衆院参院合わせて16人の国会議員が3千をこえる地方議員や全国無数にある党支部とともに国民の声を届けて、その時々の国民の苦しみを少しでも和らげるために全力をつくします・・・という内容で、月曜日定例の朝の街宣で話した。ご支援いただいたみなさん、本当にありがとうございました!(写真は選挙区候補山下かいさんと、堤県議)

 街頭宣伝の後、一番大変な思いをして選挙を闘った支部長さん達に「お疲れ様」と電話を入れて、地元支部の方とポスター撤去にまわった。
 「大変でしたね。残念でしたがまたがんばって」とポスターを貼らしていただいた方々から、励ましの言葉をいただいた。緊張の糸がほぐれだんだんと疲れが出てくる・・・でも、手帳は予定でうまっている。どこかで思い切って連休を取ろう!!

2007年7月22日(日)
最後の日曜日

 参院選最後の日曜日。半日選挙区候補の先導を務める。信号待ちで若い人からの反応は抜群!
 2時40分から、穀田恵二衆院国会対策委員長を迎えての街頭演説会。終わった後、迎えの車を待つ私のところに、演説した近くで働いている男性が「今の国会議員さんのお名前を教えてください」と来られた。「とってもわかりやすいお話をされましたねぇ」とほめてくださった。仕事柄、同じ場所で他の党の幹部の話も聞いているけれど、どこもいまいち・・。お宅の党が一番よく話がわかった!・・らしい。
 13人の女性(男性もお一人!)が,浴衣を着て、マニフェストを配って好評でした。(記念写真)

 昨日、友人が亡くなった。53歳。がんと闘っていた。住んでいる南津留で、7人の女性たちで「オレンジ会」というグループをつくり地域のお祭りに鶏飯を作って出品したり、世代間交流サロンのボランティアをしたりする仲間だった。栄養士の資格をもつ彼女が鶏飯の指南役だった。手早くなんでもこなし、みんなが迷っていると彼女が適格な決断を下していた。

 私達は、「旅行に行こう!」と、毎月2千円づつ積み立てをしていた。ところが、私の夫が亡くなったり、グループの仲間が病で倒れたり、行けないまま2年を経過した。この3月、食事会の時に、「どこか行こうよ」ということになったが遠出はできない。・・・近場の湯布院「玉の湯」に泊まろうと決め、その場から電話で予約を取った。そして、楽しい楽しい旅は、6月18・19日だった。

 それから1ヵ月後彼女は旅立った。余りにも早すぎる旅立ち。残された6人はまだ彼女の死を受け止められずにいる。

 「人生でむだなことはなにもない。病気になったことも私にとって無駄じゃないと思う。病気になって周りの人たちのやさしさを知った・・。」

 彼女が玉の湯の庭先で話してくれた。まだ新米議員の頃、「小手川さんは、私達女性の代表。とっても誇りに思う。がんばってよ!」と声をかけられたあの笑顔を忘れない。合掌。

2007年7月10日(火)
ちょっとちょっと党の方針はどうなってんの?

 常任委員会審議の冒頭は陳情・請願の審議だ。私の所属する総務常任委員会では、長いものでは、1年以上も継続審議になっていた陳情・請願6件が一気に不採択となった。採択を主張したのは、私だけ。

 その内の2つが「消費税増税中止を求める意見書提出方について」など消費税増税にかかわる2つの請願だ。

 「参院選挙後に結論を出してもいいのではないか」、などと結論を先送りしようと継続審議を主張したのが、社民と民主系。私は「安倍首相が上げると言ったりあげないと言ったり、ころころと変わっている。これ以上の税負担は庶民には無理。選挙の前にこそ、増税中止の声をあげるべきだ」と採択を主張。

 公明党は「上げるというと、どうしても反対と思うが、国の財政を考えたときにはやむおえない」

 自民党は「消費税は上げたり下げたりできる。政府が決めた方針に党として意見を言うことはできない」という意見。

 結果的には、私をのぞき全員が不採択にした!党の方針は、共産党以外消費税増税賛成もしくはやむなしの立場なのですかねぇ???

 「最低保障年金制度の実現を求める意見書提出方」の請願もそうだ。全国市長会が昨年、今年と2年連続、最低保障年金制度を検討するよう、国に要望している。ところがこの請願、私をのぞき大分市議会は全員不採択だ。

 まあ、なんという・・・!!ですねぇ。

2007年7月9日(月)
一般質問が終わった

 1時間しっかり使っての一般質問が終わった。残念ながら、そんな予算がかかるものではないのに、市の障害者の日常生活用具のパソコン支給廃止の方針はかわらない。24時間フルケアーで一人暮らしの生活を送っている、吉田春美さんの言葉を紹介して、復活を求めたが・・・。
 国が廃止したから市も止めるというのであれば「地方から国を変革していく」という釘宮市長の決意もあやしいものだ。

 大分市の清掃車の過積載の問題は、県下の自治体に広がっている。私の調査で新たに判明したのが、資源物の収集を委託している業者による過積載だ。
 古紙・布類の収集は、過積載23〜28%だ。抜本的な対策のためには、なぜ過積載がおきているのか、つきつめて考えることが必要だと問題提起をしたが・・・。

 委託業者の過積載問題の最初の答弁では「指導する」で終わっていたので、再質問で、「指導するでは問題解決にはならない。積算根拠を提出してもらい、契約の見直しをすべき」と要求した。再質問の答弁は要求に沿ったものになった。

 マンション建設の問題は、大分市の街づくりの問題でもある。建築基準法に違反しなければ建設は認められる。しかし、住民の住環境を守るための法律はない。だから先進的な自治体が、知恵と工夫をこらして、条例や要綱をつくっている。土木建築部長の答弁は、それらの整備について「調査・研究をしたい」・・・
 いそいでやってもらわなければ困る。

 昼休みは、平和行進が大分入りしており、大手公園での集会に参加。

2007年7月7日(土)
私の一般質問は7月9日月曜日

 只今議会の真っ最中。4日(水曜日)の昼休みには、新婦人の女性たちと「無料妊婦健診の拡大」を求める要望書を福祉保健部長あてに提出するのに同席した。
 妊娠中の女性や、これから2番目を考えている女性から切実な声が出された。国が少なくとも5回は無料にしなさいと通知を出しているのに未だに検討中という。急いでほしい!

 私の一般質問は7月9日月曜日、10時から。
 質問の一つが、障害者の日常生活用具からはずされたパソコン支給を市で復活するように求めること。幾人かの障害者の方から、ネット中継で視聴するとの連絡を頂いている。それにしても、国が、日常生活用具からパソコンをはずした理由には、目が点になった。

 「パソコンは、特別なものではなく一般的になったので」ということなのだが、10数万円もかかるものを作業所や授産施設で働き、数千円の収入と障害年金で暮らす障害者が気軽に購入できると思っているところにあきれてしまう。
 大分市だけでなく全国的に支給が停止されている。市の調査した範囲では、岐阜が県で支給対象としているだけだそうだ。

 もう一つは、マンション建設問題から見えてきた市政の問題点について提案も含めて質問をする。(あと2点ありますが・・・)

 60歳を超えて一昨年亡くなった従姉の形見分けに頂いた服を着て9日は質問に立つ。 ご主人の仕事の関係で海外に夫婦で出かけることも多かったらしく、たくさんの洋服や装飾品が残されており、その一つが私の手元に残された。
 「6月議会でこれを着て質問します」と3月に法事に集まった親戚一同の前で宣言してしまった。ちょっと派手なのだが・・。

 再質問の準備もそこそこに今日は参院選挙モード。今夜は後援会の決起集会。急きょの取り組みだったが会場いっぱいの人だった。仁比聡平参議院議員の国会報告は、迫力があって政治に対する怒り、なにがなんでも勝ち抜かなければという気迫に溢れていた。

 (写真は、4日新婦人のみなさんと申し入れ・気迫の訴え仁比参議)

2007年6月29日(金)
6月市議会の原稿書き

 暑くて、暑くて・・そして質問原稿書きで煮詰まっていて・・・。
 友人にメールで「原稿書きで煮詰まっています」とこぼしたら、「煮詰まっておいしくなって・・・いい味のお料理ができるといいですね・・」と返事がきました!確かにそのとおりです。だんだんと味がしみてきました。あと一息です。でも、3人の議員に味見をしてもらわなければいけませんが(笑)

 原稿書きの合間にちょっとお邪魔した田村貴昭さんのブログに驚いたと言うか、ああ、やっぱりというか、公明党の政教一体の選挙の中身が生々しく記された朝日新聞の投稿の内容が載っていた。経験者の投稿なので有無を言わせないものがある(こちら)。

 もう一つ驚いたのは、ミートホープ社が、生協の冷凍コロッケに牛肉ではなく豚肉を加工して使っていたというニュースが流れ、見慣れた冷凍コロッケのパッケージが目に飛び込んだとき。
 実は、子どもが高校生の頃、弁当で使っていたんですよね。冷凍食品は生協のでなければ、市販のものはちょっと信用できないし・・・と思ってこだわっていたのですが、こだわった生協食品がこんなことになるなんて!
 何を信じていいのかわからんねー!というところです。すべての分野ですすむモラルハザード・・なんといいましょうか、しめくくれない日記となりました。(「いい味のお料理ができるといいですね」といただいたメールに添付されていた写真)

2007年6月25日(月)
市議会が始まった

 今日から議会が始まった。本会議で、市長提案理由説明を聞きながら「中途半端・ちゅうとはんぱ・チュウトハンパ」という言葉が浮かんでは消え、浮かんでは消える。

 マニフェストを実現するための予算や施策が盛り込まれているのだが、うーん素直に喜べない。例えば、10月から、3歳未満児の乳幼児医療費の一部負担をなくし無料化することになった。もちろん、大歓迎だし拍手をしたいが途中で止まってしまうのだ。
 来年4月からは、6歳までの医療費は、自己負担分3割のうち国が2割を負担する。残りの1割を市が応援すれば無料にすることができる。
 どうせなら先取りしてこの10月から、6歳まで無料にすればいいのに・・・と思う。

 学校図書館支援員配置もそう。
 学校図書館に司書の配置をと長年求めてきたので拍手したいのだが、途中で止まってしまう。「なんで有償ボランティアなの?司書の仕事ってその程度なの?」
 過去には岡山市、数年前は鳥取市と視察に行ってきたが、教師よりも重い役割を果たしていた。そんな専門家の配置がなぜできないのかと思う。
 すぐに「・・財政が厳しいので・・」という言葉が出てくるが、子ども達には最善の環境を、そしてホンモノの環境を、と思う。

 医療費無料化を求める団体のみなさんの運動がある。そして、学校図書館のことについてずっと考え取り組みを進めている人たちのグループもある。
 市民の声が市政を動かす・・と思う!

2007年6月22日(金)
労働裁判傍聴記

 人権を守るはずの弁護士。その弁護士を相手取って裁判を闘っているさわやかな女性がいる。弁護士兼社会保険労務士の会社での解雇事件だ。
 昨年12月28日に大分地裁に提訴。今日は3回目の裁判だった。過去2回は参加することが出来ず、やっと今日かけつけることができた。
 傍聴者も回を増すごとにふえており、数えなかったが20人以上はいたと思う。終わった後は、集会が開かれ、彼女を支える会も発足した。裁判所に提出する署名活動も始まっている。

 理由にならない理由をこじつけられ、解雇され泣き寝入りする方は多い。裁判までは、とてもとても・・・と考えるし、私も相談を受けてもそこまではすすめることが出来ないのが現状だ。
 でも、彼女は泣き寝入りしなかった。集会で、彼女は「明日から来なくていいと言われた中身がわからなくて、体がいうことをきかなくて・・・弁護士バッチの威力、上司としての圧力はすごくて・・」と、精神的に追い詰められた状況をたんたんと語った。
 自ら立ち上がり、市民の権利を守る弁護士が権利を侵害することは許せないと闘う彼女を、私は最後まで応援したい。彼女一人の問題ではないから。

 ちなみに被告である弁護士が主張している解雇理由は
1、事務所の受付業務をきちんと果たしていなかった(それ以外の業務がたくさんあった!)
2,たった1枚の督促状を証拠に、経理業務がずさんであると主張
3、彼女と行政書士がセッティングしたビル仲間内の懇親会の料理に、かの弁護士が好きなスープが入っていなく、彼女に反省が足りなかったから。(笑ってしまいました!)
 などらしい。次回裁判は、8月9日1時10分から。

(写真は額紫陽花と時々おじゃまする喫茶店に置いてあるネコのぬいぐるみ。なぜか癒される)

2007年6月20日(水)
大分市のマンション建設

 国会の会期延長で、投票が29日にずれ込むことになった。なんという党利党略。何が何でも重要法案を通すために暴走を続ける自民党・公明党の政権の実態がこんなところからも浮き彫りになっている。

 さて、大分市議会でこの4月から変わったこと。
 議員団が1月25日に議長に申し入れをした内容の一つ、議長交際費などの使途の厳格化とホームページ上での使途公開が始まった。
 また、政務調査費の領収書公開についての議会内での議論も始まっている。

 さらに、4月分から視察報告書のホームページ上の公開も始まった。5月分は常任委員会の視察報告がほとんどだが、ただ一人、私が板橋区に個人視察に行ったために、個人視察報告書の第1号となった。

 今、大分市では、雨後の竹の子のようにあちこちでマンション建設が進んでいる。需要と供給のバランスはとれるのだろうか?
 建築確認さえおりれば、なんでもありの建て方で大分市の街づくりは大丈夫なのかなどたくさんの疑問を抱えていた時の5月の板橋区への視察だった。

 実は、中島東の近隣商業地域の14階建てのマンション建設計画に対し住民運動が起きている。
 2階部分は駐車場のため、隣地と50pしか離れておらず、南側は公園があるために空地扱いされているため道路からわずか30センチしかセットバックしないような計画のために、住民は設計変更などを求めてきた。
 全部の会派の市議会議員に声をかけるという方針のもと、私にも声がかかり、昨年11月から私も第三者の立場で説明会などに参加している。

 工事協定書もまだ締結できず、近隣の事前の家屋調査もそのために拒否されているのに、工事にかかろうとして、19日の説明会では大ブーイングをあびた。
 現在は、市の紛争調停申し立てをしている最中だ。が、この市の制度にいろいろな問題点があるし、板橋区の制度を参考にし改善しなければならないことがいくつもある。

 個人視察は、自分が抱えている課題で先進地に行き勉強することで、改善策などを提案できる大事な機会だ。

(写真は「私達はマンション建設に合意していません」という近隣住民の会の看板)

2007年6月17日(日)
地元対話集会

 今日は津留校区の対話集会。
 取り組みが遅れて心配したが30人近くの方にご参加いただいた。

 山下かいさんも初お目見えの集会。青年らしいあいさつと参加者との意見交換があり、わずか30分しか居ることが出来なかったが、最後は汗びっしょりになりながら参加者のみなさんと握手をして次の集会場、宇佐市に向かった。

 年金、増税、裏川の河川整備事業、大分川の照明灯、歩道の段差など話は、広がった。また、政務調査費や費用弁償の話題。県議会が、市議会と違って、会派の人数により発言回数を制限していることはおかしいなどなど・・・。
 市民のみなさんの率直なご意見は議会活動の参考になることがとても多い。

 初めて参加した方が「おもしろかった!」と言って下さったが、ざっくばらんな集会になった。

2007年6月12日(火)
今日も街頭宣伝へ!

 今日も、午前と夕方街頭宣伝へ。
 午前中演説の途中に「県の選管から、一市民と名乗る人から電話があり、学校のそばで演説している。授業の妨げになると電話が入ったので直接議員に注意をしてほしい言われた」と、党の事務所から私の携帯に電話が入った。

 学校のそばでは、授業中は絶対に演説しないのは常識だし、した覚えもない。一番近くても学校に聞こえる場所ではないので、おかしいなとは思ったが、とりあえず学校に迷惑をかけたのならお詫びをしなくてはと思い、午前の演説を終えてその学校に出向いた。

 教頭先生に事情を話し、「大変後迷惑をおかけしました」と言うと、きょとんとして、「えっ?いつ頃の話なんですか?」「今日、午前中ですが・・・」「うーん」と首をかしげる。校長先生も同じ反応。全く学校に聞こえたりはしていないのである。つまりはいやがらせだろう。県の選管にも事の顛末を報告した。

 今日の地元紙の夕刊には興味深い記事が2つ。

 一つは今日から5回連続で「子どもの体力の危機」の記事。命の基盤であるにもかかわらず学力の陰にかくれて軽視されがちな子どもの体力の危機的状況を探るというもの。
 もう一つは、「キーボード」の囲み記事。「『格差』と改憲の行方」と題し、最近聞いた2つの講演から記者が感じたことが署名入りで書かれてあった。その感受性に心ひかれた記事だった。

2007年6月6日(水)
乳幼児医療費助成制度の要望書

 今日は、医療生協や新婦人など8団体のみなさんの乳幼児医療費助成制度についての要望書提出にご一緒した。
 釘宮市長は、県が一部後退させた乳幼児医療費助成制度の見直しを6月議会に提出する予定にしている。3歳未満の子どもの医療費通院部分・入院部分は無料化を復活するけれども、以前は無料だった入院中の食事代と3歳以上入学前までの入院費は県の制度どおり一部負担が発生することになる。
 この部分の無料化を復活することと、通院の就学前までの前面無料化を検討してほしいとの申し入れだ。小さい子どもをつれたお母さんや、子育て中のお母さんなども参加し、にぎやかな要望書提出となった。

 食事代の無料化復活を実施しても1年で1700万円ほどの予算しかかからない。対応した磯崎副市長に、釘宮市長の英断をお願いした。
 副市長と参加した団体のみなさんの意見が一致したのは、住んでいる地域で医療費の格差が生じるのはおかしいし、少子化対策として国が、乳幼児医療費無料化を実施すべきだということ。
 今後も市長会を通じて国に意見をあげていきたいと表明した。

2007年6月5日(火)
元気をもらった夕暮れ

 昨日は1日街頭宣伝の日。運転手・アナウンサー・乗員つきだった。いつも、自分で運転してしゃべっていたから、ラクチンだったし、楽しかった!
 12時からは、30歳若き政治家「山下魁」参院選挙区予定候補と一緒だった。若いというだけでこんなにも街の反応が違うのかと思った半日だった。手をふってくれたり、カンパを頂いたり。
 「山下さんはときどきお店に買い物に来てくれていたけど、いまどきの若者と違って、礼儀正しくてとってもすてき」と以前から言ってくれていたお店の奥さんはわざわざ出てきて話を聞いてくれた。もちろんしっかり握手。
 彼は、「ここは中小企業団地だよ」というと話の中にしっかりと中小企業予算がいかに少ないかを織り込む。病院の近くでは、後期高齢者医療制度の問題を訴える、頼もしい予定候補者だ。

 今日は、地元支部のみなさんと、3人で、路地裏から夕暮れのハンドマイク街宣。一人が旗を持ってくれ、支部長さんは、その付近の後援会ニュース届け。
 最初の所では、買い物に行く途中の70代と思われる女性が最後まで話を聞いてくださった。あいさつをすると「実は小手川さんが10年ほど前うちに来られたときに、『共産党は嫌い』と言ったのがずっと気になってて・・・。今日会えてよかったわ」と素敵な笑顔で話してくださった。
 「テレビを見ているとみんな選挙目当てのことしか言わないのでうんざりしている。自民党はもうだめ!あなた達にがんばってもらいたい」としっかり握手して下さった。私はすっかり忘れていたのだが・・・。うれしかった!

 他の所でも、わざわざ出てきてあいさつをしてくれたり、元気をもらった夕暮れでした!

2007年6月2日(土)
日本の児童養護

 九州では、沖縄と大分の2ヶ所にしかない自立援助ホーム。「NPO法人青少年の自立を支える青空の会」の3周年記念講演会に参加。京都府立大津崎哲雄教授の「児童福祉の現在への問いかけ」と題した話を聞いた。

 岸和田市と長岡京市の2つの児童虐待事件の話をおりまぜながら、主にイギリスの児童養護と比較しながらの話は非常に興味深かった。
 「50人〜60人を1ヶ所でケアするのは19世紀のビクトリア時代のイギリスと同じ」 「日本は経済力があっても絶対にEUに加盟できない。なぜならEU加盟の条件の一つに、3歳未満の子どもの施設入所の禁止がある。施設入所は国家による暴力であるととらえている」
 「韓国でも2,000年、1,772人の里親委託を、05年には13,315人に増やしている(日本は3,293人)」・・・

 虐待を受けた子どもを保護したら終わりではない。その先の施策が貧弱な日本の児童養護の実態を見せ付けられた2時間だった。
 児童養護施設は大舎制から小舎制へ、そして地域のなかのホームへと方向付けられているが、財政的な裏づけも人的配置も貧しいことこの上ない。里親委託制度の拡大も求められているけれど、財政的な裏づけもイギリスと比べようもなく貧しい。

 年間300億円を超える政党助成金。現在、65億円が各党に基金として溜め込まれているそうだ。こんなお金こそ児童養護にまわせばいいのに。

(写真下のランは長男からの母の日プレゼント)

2007年5月11日(金)
ショック!!!

 夫が最後まで枕元に置いていた携帯電話は、何度が手に取ったが電源を入れることも出来ず、解約しないまま、ずっとしまっていた。

 1年が過ぎなんとか気持ちの整理が出来たので、今日解約にいった。ところが、長い間、電源を入れていなかったため、初期化されてしまい、メールが全部消えていた。
 3月20日から、4月12日の亡くなる日まで哲二から送られたメールは、保存しているが、私が彼に送ったメールは消えてしまった。もちろん息子達からのメールも・・・。
 電源をずっと入れなければ情報が消去されることを知らなかった!ショック!!彼が写した映像が残っていたのが唯一の救いかな・・・と思うようにした。

 今日は、国民投票法案が参院特別委員会で強行採決。14日には成立の見込みという報道。
 最低投票率を設けない、公務員や教職員が自由に意見を表明できないようにする、その反面有料広告は自由など問題だらけの法案。正に「改憲手続き法案」だ!

 こんな時期、日本国憲法誕生の真相、「日本の青空」の映画が完成をした。(ホームーページ)6月1日(金)6時半からコンパルホールでプレ上映会が計画されている。大澤監督が舞台あいさつをされることになっている。哲二の名前で、制作協力をしたので、クレジットに彼の名前が刻まれている。

1日が楽しみだ。何よりも多くの人にこの映画を観てもらいたい。

(写真は哲二の携帯と映画のワンシーン)

2007年5月4日(金)
5月3日は憲法記念日

 3日は憲法記念日。午前中はコンパルホールで開かれた講演会に参加。イスが足りなくなるほどの500人を超える人たちの参加だった。
 3日の午後と4日の今日は、一日中、支部の人たちと一緒に、憲法を守ろう、国民投票法案を廃案に追い込もうと街頭宣伝。
 安倍首相は参院選で憲法改定を争点にするという。それならば憲法を守ることを国民に約束している確かな野党日本共産党を躍進させてほしいと訴えた。

 特に、多くの人に知っていただきたいのは、法律は国民が守るべきルールを定めているものだが、憲法は、権力の座にいる人たちに対する守るべきルールを定めたものであるということ。それは99条に「憲法尊重擁護の義務」として「天皇・・及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負ふ」と明記されている。権力を持っている人たちを国民がしばっているのが憲法だ。

 これを、反対に国民を縛るものに変えようとしているのが憲法改定のねらいに他ならない。そして9条をかえて戦争できる国にしてしまおうとしていること。その流れに対し、「9条の会」が6千を超えてつくられ、草の根から9条を守る世論をつくりだしていること。一緒に憲法を、何よりも9条を守ろうと訴えた。

 普段は反応のない地域で、出てきて聞いてくださる方がいたり、思っていたよりも反応が多くあったことに驚いたし、うれしかった。(デジカメをもって出るのを忘れたので写真がありません。残念!)

2007年5月1日(火)
今日はメーデー

 今日は、メーデー。大手公園での集会に参加し、デモ行進まで。集会で、新婦人が「安倍(首相)流教育改革で日本はどうなる?」という大型紙芝居をした。思わず見入り聞き入ってしまった。学校選択制や一斉学力テストを告発するこの紙芝居、大きな拍手をもらった。
 毎回議員団4人で参加するメーデーだが、大久保団長は、今回は欠席。この日9時から議会代表者会議や議会運営委員会、政務調査費に関する協議会などが断続的に開かれたからだ。

 今日の夕方のOBSニュースで報道されたが、大分市議会が政務調査費の領収書の公開にむけて、大きく一歩踏み出した。これまで、何度も申し入れをし、改善を求めてきたわが会派としては、歓迎をしたい。
 また、議長・副議長の交際費をホームページ上で公開することも決定したようだ。これも申し入れにもりこんでいたものだ。あとは、費用弁償の見直しと海外視察の見直しなどの課題が残されている。

 3日は憲法記念日。コンパルホールで10時から「憲法60周年に思う」というタイトルで記念講演が、平和憲法を守る会大分など7団体の主催で開かれる。
 「国民投票法案」をごり押しし、憲法改悪の道筋をつけようとしているこの時期だからこそ多くの人々に参加していただきたいと思う。

 同じ日の同じ場所で午後からは「日本の憲法を知るセミナー」と題し、改憲派の講演会が開かれる。全国チェーンのH書店(中央町)ではこの講演会の講師の本を平積みで扱い、さながら改憲キャンペーンコーナーだ。今、草の根で広がっている「9条の会」をさらに広げ憲法を守る取り組みを広げなくては・・・と思う。