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   ようこそ、小手川めぐみのホームページへ。
   2005年の5月からホームページ開設の準備を始めました。
   「自分のページのウリをなにかひとつ」
   とアドバイスを受けたので
   「私、日記を書きます」と即答。
   「写真があったほうがいいですよ」
   とのことなので、デジカメもってうろうろすることにしました。
   気軽に、楽しく更新していきます。よろしくおつきあいくださいね。


2008年4月27日(日)
市政懇談会

 10時から開催した市政懇談会は、40名を越す参加者だった。
 障害者団体の方からは、公共交通機関のバリアフリーが遅れている問題が出され、タクシー労働者の方からは、バスベイと同時にタクシーベイの段差解消とタクシー乗り場に屋根が必要なことなどが指摘された。

 一番意見が多かったのが後期高齢者医療制度についてのご意見だ。
 ご自分の経験されたこと、周りの方々の生活実態や声がリアルに出された。

 その他、地域の要求なども含めて、貴重なご意見をたくさんいただいた。参加されたみなさん、ありがとうございました!

 さて、3月30日に自費出版した追悼本「ある日の会話」をお会いした方々にお渡ししている。
 だれに渡したか忘れないように手帳に名前をひかえていっているが、だれに渡すかは全く決めていないので気の向くままに差し上げている感があるが・・・。

 メールや手紙で少しずつ感想を頂いている。その感想にまた心癒されている。先日、長期に病気で療養している党員さんから「小手川さん、本を読みたいけん」と電話があった。地元後援会ニュースの「いきいきエッセー」を読んで知ったらしい。さっそくお届けし、久しぶりに顔を合わせた。

(写真は市政懇談会の模様)

2008年4月22日(火)
新大分市保健所の落成式

 10時から新築された大分市保健所の落成式。平成9年中核市になった後も、大分市保健所は古くて手狭な県の保健所をそのまま使っていた。市民の健康を守る新しい砦が出来たことは歓迎したい。

 式典終了後、6階から階段を使い降りたが、ちょっと違和感がある。なんだろうと考えていたが・・・点字ブロックの色が黄色じゃないんです!階段だけでなく保健所内すべてが、「点字ブロックが目立たない色」になっている。思わずご自身が視覚障害者である衛藤議員に「衛藤さん、点字ブロックの色が黄色じゃないんですけどいいんですか?」と言ってしまいました。

 「僕は全盲だからあんまり関係ないんやけどなあ」と苦笑い。
 でも弱視の方にとって色は重要です。弱視者のための点字ブロックでもあるわけですからねぇ。そもそも保健所がこんなことでいいの?

 午後は、障害者団体の方々10名と大分バスとの話し合い。
 ワンステップバスを走らせる路線を一定にしてほしいというのが主な内容だ。事前にバス会社に要望書をお渡しし、今日の懇談となった。
 数年来の障害者団体の要望であり、今までは県や市を通じて要望してきたが、一向にらちがあかないため、今回話し合いの設定のお手伝いをした。

 1時間の話し合いの結果、9月に開催される国体に合わせて、ワンステップバスを走らせる路線を固定させる方向で県や市と協議が始まっていることが明らかになった。数年来の障害者団体の要望がやっと実現しそうだ。
 それにしても、彼らのパソコンを駆使しての調査はすごい。大分県の公共交通機関のバリアフリーの遅れが一目でわかる資料などをいただいた。当事者に学ぶことはとても多い。

(写真は、大分文化会館の敷地内、アスファルトから顔をのぞかせ咲いた花。障害者団体の方とバス会社との話し合い)

2008年4月14日(月)
哲二の贈りもの

 22時帰宅。昨日から息子達2人と1泊2日の宮崎旅行を楽しんできた。

 3月の議会中、帰省していた次男が「母さん、大変や!」と電話してきた。なにかと思えば、哲二の使っていたかばんを借りようと思い中を見ていたところ「お金が6万円出てきた!」という。私もびっくり。
 なんに使おうかと考えていたが、長男が14日まで休みが取れたので旅行を計画をした。13日朝次男の運転する車で、2日間家族の時間を楽しんだ。哲二が私たち3人への最後のプレゼントだったと思う。夕方宮崎空港で、それぞれの生活の場へと別れた。

 宿泊は綾町の「ペンションきねずみ」ご夫婦お二人で無農薬でつくったたっぷりのおいしい野菜とお米。朝食は小麦から作って焼いたパン。
 夕食の後は、私たち3人のためだけに人形劇を見せていただいた。
 テレビも見ず、ゆっくりと時間が流れ心豊かな一夜だった。偶然ネットで見つけた宿だったが「母さん、いいとこ見つけたね」と長男からお褒めのことばをいただいた。おススメですねぇ。

2008年4月12日(土)
「小手川哲二を偲ぶ会」

 今日は哲二の旅立った日。

 午前中、帰省した息子達と別府の父母と一緒にお墓にお参りし、2時からは3回忌の法要。
 そして4時からは「小手川哲二を偲ぶ会」を開催した。
 偲ぶ会は、親戚、哲二の職場の方そして障害者運動でかかわった方など、75名の方にお集まり頂いた。

 一部では写真をパワーポイントで流し、その時々の思い出を、その時々にかかわった方にお話頂いた。子ども時代は父母や兄が語り、福祉大の同窓生から、そして入職のころの同僚のお話、ケースワーカー仲間、障害者運動など、私の知らなかった哲二の姿が語られた。
 2人の息子も父との思い出を語り、同時に自分たちの知らなかった父親のことを知ることができたとの感想も・・・。

 二部は哲二の好きなお酒を酌み交わしてもらい、和やかに楽しい会となった。親戚のみなさんからも、「いい会だねぇ。哲っちゃんはすごい人だったんやねぇ」とうれしいことばをもらった。
 私が哲二を偲んでもらいたくて計画した会だったが、パワーポイントの作成、当日の受付、司会など多くのみなさんにお手伝いいただきこの会を実現することができた。
 ありがとうございました!

 思いもしていなかったが、この会は息子達に父親の生き様を知ってもらう大事な機会になった。
 一方で私は、「なんでこんなに楽しい会に哲二はいないんだろう?」・・って、思ったのも事実。
 変な話ですが・・・。

(写真は当日のスライドから)

2008年4月10日(木)
30人学級の中学校入学式

 中学校の入学式。
 小学校1・2年生に続き、今年から中学も1年生だけ30人学級になったので、城東中学校は8クラス、30人と29人の学級だった。
 思春期の入り口、新しい環境で揺れ動く子どもたちにゆきとどいた教育をと願う。

 次男はもう大学4年生だが、中学に入学して2・3週間経った頃、「母さん、学校っち楽しいんやなぁ!」と目を輝かせながらクラスのこと、担任の先生が言ったことばなど話してくれたのを思い出す。担任教師との出会いが彼に大きな影響を与えたのだろう、中学生活の始まりを心配していた私はほっとしたことを思い出す。

 道路特定財源を、一般財源化して地方に分配をすれば、その自治体ごとに個性的な使い方ができるだろう。それがもちろん道路であってもいいし、教育や福祉、環境であってもいいのではないか?福祉特定財源や教育特定財源なんてないのだから、道路も同じ扱いにすべきですよね。

 午後は管内視察。鶴崎行政センターへ。支所機能とともに、図書館・子どもルームがつくられており、1階には障害者施設の方が軽食も取れる喫茶店を開いている。4階には災害用の非常食や毛布などの備蓄スペースも・・・。
 3階の屋外オープンスペースが何も利用されない空間になっており「これはもったいない!」オープンカフェにしたらどうか、子どもルームに開放して子どもたちの遊ぶスペースにしたらどうかなどなど、私も含め委員から意見が出た。早速検討しましょう、との返事。

 夜は、総務常任委員会の歓送迎会。課長級以上と議員をあわせれば、総勢80名を越す。その中に女性は、私と1人の次長だけ。やっぱり市役所もまだ、男社会だということを改めて実感させられた。

2008年4月8日(火)
九州一高額な費用弁償の見直し

 今日の新聞で報道されたが、大分市議会で、やっと費用弁償の見直しの議論が始まった。
 日本共産党市議団が05年6月議会に費用弁償廃止の議案を提案してから実に3年近くになる。この時は、44対4で否決された。

 その後、私たち4人は議会に出席するだけで1日7000円の費用弁償の受け取りを辞退してきた。その額、実に359万1千円(05年6月議会から今年2月まで)。
 一方私たち以外の44人への支払いは3861万9千円にのぼる。大分市の1日議会に出席するだけで7000円の支給は、中核市の中でも、定額支給では最高額だし、九州の県庁所在市でも、最高額!

 市民生活にかかわる様々な施策は「財政状況厳しき折・・・」という名目で次々と削られているのにだ!なによりも、市民に説明のつかないものは受け取るべきではない。

 地方分権等調査特別委員会に出された見直し案は3パターン。おおまかに書きますが、
1、交通費相当
2、2000円+交通費相当
3、3000円+交通費相当 でした。

 当然私は、「なぜ廃止の案が入っていないのか?廃止も1つの案として入れるべき」と要求した。議会事務局の調査によると、中核市では支給していない自治体が一番多い。

 次の特別委員会は、5月26日。各会派の意見を持ち寄ることになっている。市民のみなさんのご意見はどうだろうか?

2008年4月5日(土)
野津原支所多目的ホール

 10時から野津原支所多目的ホール・保健指導室完成記念式典に参加。

 合併により旧野津原町役場は支所へかわり、りっぱな建物は空きスペースが地域に開放されたりしてきたが、議場をどう使うかが課題として残されており、多目的ホールへと変身をとげた。
 100人くらいは入るスペースがあり、防音もしているためコンサートなどもOK。1時間400円と使用料も安い。

 今日は、地元の「菊正会」のみなさんによる大正琴とハーモニカの演奏、七瀬亭笑楽さんの落語と楽しい演目のこけら落としを楽しませて頂いた。

2008年4月2日(水)
南津留サロンのお花見

 大分市議会は、議会基本条例制定にむけて議会政策研究会推進チームで議論を重ねているところだ。
 今日は、議会政策研究会主催の「自治基本条例」の講演会。講師は神原勝北海学園大学教授。2時間しっかりと自治基本条例はなぜ必要なのか大事なポイントを深く学ばせて頂いた。

 12時から南津留サロンのお花見。講演会の先生のお話が終わってすぐ、自転車で木の本公園へ。サロンのみなさんと桜の下でお弁当を食べて記念写真、ハイ、チーズ!

 その後、議員団会議のためにまた、市役所へUターンした。

2008年3月30日(日)
追悼本が完成、今日は私の52歳の誕生日

 今日は私の52歳の誕生日。
 友人ご夫妻からミニバラを頂いた。次男はアルバムと夕食に寿司(まわるお寿司ですが)をおごってくれた。
 長男からは「何がいい?」と数日前にメールが来た。「ピアスがほしい」と返すと「どんなのがいいかわからないから父さんの3回忌で帰ったときに一緒に買いにいこう」と返ってきた。みんなありがとう!!

 52歳は私にとっては一つの節目だ。母は、52歳で亡くなった。私が27歳、長男を出産した日に入院し、1ヶ月あまりで亡くなった。
 病気一つしたことがなく元気そのものだったが体調が悪くてもがまんを重ねたらしく、受診した時はガン末期だった。
 だから私は52歳を人生の節目と考えて生きてきた。52歳以降はおまけの人生だと思うことにしている。
 たぶん、若くして親をなくした方は同じような思いを抱いたことがあるのではないだろうか?

 さて、3月30日、「ある日の会話」というタイトルで哲二の追悼本を自費出版した。
 近しい方々に差し上げたい冊数だけつくった。ホームページ上で書いてきた「ある日の会話パートU」や日記を中心にMSWの方々の追悼のメッセージや哲二の両親・兄のことばなどを入れた。
 今年の4月12日は3回忌。私たち夫婦を知る方に読んでいただき書棚の片隅に置いて頂き、哲二を偲んでいただければ・・と思っている。




2008年3月28日(金)
昨夜はパワハラ裁判報告会でした

 昨夜は、弁護士によるパワーハラスメントを受け解雇された、Hさん(実名で裁判を闘っているがここではHさんとしておきます)の裁判報告会だった。
 組織にたよらない個人参加で「Hさんを支援する会」が結成されているが、相手弁護士が福岡高裁に控訴したため再度裁判の意義を確認しあい、勇気をもって裁判をしている彼女を支えていこうとしている。

 支援の輪を広げていくこと、高裁に提出する署名活動そして、パワハラや労働者のもっている権利などしっかり学ぶための学習なども取り組んでいくことになった。

 5月17日(土)には、彼女の主任弁護士である中村和雄弁護士が来県し、講演会を開くことになった。そう、あの京都市長選で相手候補を900票あまりの僅差まで追い詰めた方でもある。労働問題を扱う弁護士としても最高の方だ。

 多くのみなさんに是非話を聞いてほしいし、大分で労働者の権利を学ぶ機会になればと思う。(写真は報告会で訴えるHさん)

2008年3月27日(木)
昨日3月議会が閉会した

 昨日で3週間に及ぶ議会が閉会した。

 最終日、「大分市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正」が全会一致で可決された。これにより4月1日分から政務調査費の会計帳簿や領収書などが情報公開の対象になる。

 また、経済常任委員会が中心に作成をした「関あじ・関さば」の資源保護を求める意見書(大分県あて)も可決された。全国的に有名ブランドとなった関あじ・関さばだが、漁獲高が激減している。産卵・生育の場所での他漁協の漁の仕方など様々な問題があるが県に調査の進展を求め、調整の強化を促すものだ。

 今日は人事異動の内示。現在大分市議会は議会基本条例の作成にとりかかっている。各会派から代表が出て政策研究会をつくり、フリートーキングで案を練って深めている。

 その議論で欠かせないのが的確な資料や前回までの問題点をしっかりまとめた会議録だ。議会事務局の力量が問われるが、それらをしっかりこなし、会議をスムーズに進める重要な役割を果たしてきた担当議会事務局職員2人がそろって異動で市長部局へと行ってしまう。なんという人事なんだとぷりぷり!・・・の小手川でした。

2008年3月24日(月)深夜
海外視察・後期高齢者医療制度・国保値上げ・・・

 この日記は、3月24日(月)夜書いています!

 今日の議会運営委員会で、「九州市議会議長会主催の海外視察は中止になった」との報告があったとのこと。
 この間、九州各市で、市民団体のみなさんが「海外視察は中止を」と求め、平成19年度は各市からの参加者議員がいなくなり、定員を満たさないので中止になった経過がある。
 わが党議員団も要求してきたことであり、歓迎したい。

 さて、今日は「大分市後期高齢者医療に関する条例の制定について」の議案と特別会計予算の審議があった。
 質疑はほとんど私だけ。他の皆さんはだまって賛成。7日に新しい保険証を送ってからもう750件もの問い合わせなどが来ているそうだ。
 ご夫婦の内、例えば夫が75歳以上で後期高齢者に移り、妻が74歳以下で国民健康保険という同じ世帯なのに保険は別居になる方々は7000人にのぼるという。

 診療報酬も特定疾患(糖尿病・心不全・認知症など)の治療は月額600点(6000円)と決められ、例えば4月初めにA病院を受診し、月末B病院を受診した場合、B病院では診療報酬が払われない可能性があるという。
 誰のための医療なのか、こんなひどい制度について、どのようにとらえているのかと質問すると、この制度を評価しているような発言を担当課長がするのには参った。

 国保税の値上げ案にもやはりみなさん黙って賛成だったが、市民団体から値上げ反対と資格証・短期証を出さないよう求める請願が提出されていたため、各会派が態度表明をせねばならずやっと重い口(?)を開いた。
 「増税には反対だが皆保険制度維持のためには仕方がない」などというみなさん似たような内容で請願の不採択を主張した。

 私は、国保会計への一般会計からの繰り入れ、大分市は2年間で3億円繰り入れることは評価しながらも、もっと増やすように求めた。例えば、これまで市で行っていた健診は、各保険者が特定健診として実施することになり、市の健診予算1億5千万円は浮くことになる。しかし、国保会計で今度は特定健診の費用をみなければならない。一般会計から健診費用分の繰り入れを求めたし、他市の国保会計への繰り入れをたくさん行っている状況があるはず、調査を、と求めている。

2008年3月24日(月)
議会は言論の府なのに・・・

 今日は委員会審議2日目。今日から1週間、実習に行く次男の弁当をつくり久々に自分の弁当もこしらえて議会へ。

 この4月から無料妊婦検診が2回から5回になることが決まった。厚生常任委員会で、ずっと継続審議になっていた新婦人が提出していた無料妊婦検診の回数の拡大を求める陳情は、当然採択されると思っていた。ところが、ところが、21日の厚生常任委員会で、まず陳情者に陳情書の取り下げを議会として求め(厚生常任委員の福間議員は「そんなことはおかしい!」と反対)、新婦人は「会議で陳情を出すことを決定しているので、会議で取り下げるかどうか協議しなければ返事はできない」と答えたらしい。(団体としては原則的な対応でしょう)
 するとナント、厚生常任委員会ではこの陳情を不採択にしてしまった!
 4月から5回の無料妊婦検診を実施するのにである。

 12月議会で採択を主張していた公明党の女性議員も不採択に変わったらしい。なんともオカシナ対応の議員たちではないか!?

 厚生常任委員会にかかわる問題でもう一つ。
 鍼灸・マッサージの補助券が75歳以上の後期高齢者だけ、これまでの48枚から12枚に減らされる予算を組んでいることは以前の日記に書いた。
 が、実は枚数の激減だけでなく、これにもう一つ「住民税非課税の人のみ」というハードルを設けることにしたのだ。対象者は激減するだろう。
 鍼灸師の方々にとっては死活問題だし、高齢者からも悲鳴が上がっている。
 この問題も厚生常任委員会で質疑は福間議員だけだったという。議会は言論の府なのに。

 委員会審議記録はこれから議会のホームページ上で公開されることになった。
 市民の皆さんが1票を託した市議さんがどんな働きをしているかしっかりわかる。本会議でも委員会でも発言がなければ「どんなお仕事をしていらっしゃるの?」とお聞きしてみるのもいいかも・・・。

 さて、もうすぐ午後の委員会が始まります。私の所属する総務常任委員会のことは又の機会に・・・。

2008年3月23日(日)
委員会審議を残しての議会中の日曜日

 午前中は、会議。そして、午後1時半からは、5年近く公選法裁判を闘った豊後高田市議の大石忠昭さんの裁判報告集会だった。
 会場いっぱいの参加者。弁護団長として闘った河野善一郎弁護士が、高裁で地裁判決の公民権停止を覆し、大石さんの議席を守ったことの意義を熱く語られ、国際人権規約に基づいて日本政府が提出した報告書に、日弁連が報告書(政府の主張は違うよという内容)を国連に提出し、その中に大石裁判も盛り込まれていることが報告された。

 大石裁判は世界へ向けての発信だ!

 5年近く裁判を闘った大石さん本人からも、支援に対する心のこもったお礼の言葉があった。私たちにはわからない様々な葛藤やご苦労があったに違いない、途中言葉をつまらせながらのごあいさつだった。

 1925年の治安維持法と同時に制定された戸別訪問の禁止は廃止し、選挙の自由を勝ち取る闘いはまだまだ続けなければならない。でも、とりあえず今日の集会で大石裁判の闘いは幕を閉じた。大石忠昭さん、妙子さん、本当にお疲れ様でした。

 大石さんの集会に1時間だけ参加し、現在パワーハラスメント裁判を原告で闘っている女性の「裁判報告集会」の準備のための会議へ。
 1月25日の日記に書いたが、彼女は大分地裁では全面勝訴したが、被告の弁護士が控訴したために、舞台は福岡高裁に移る。もっと彼女を支えられるように「支援する会」を広げようと3月27日夜7時から「裁判報告集会」を開く。
 みなさんのご参加をお待ちしています。詳しくは こちら

2008年3月18日(火)
最近議会軽視が目立つこと

 一般質問を終えてほっとする間もなく、昨夜は11時頃まで会議があったため、今朝はなかなか起きれず、市役所に着いたのは9時45分頃。
 福祉保健部長が隣の会派の団長になにやら神妙に頭を下げている。わが会派にもお詫びに来たらしい。

 その理由は、後期高齢者医療制度で、はり・灸・マッサージの券の枚数が年間12枚になることを3月15日付けの市報で知らせていたことだった。
 「まだ、議会で予算も通っていないのにおかしいではないか」と、今日質問をする福間議員が、質問項目に入れていたので、あわてて朝、各会派にお詫びに回ったらしい。
 議場でも、議会の議決を経ていないのに市報で広報したことについてお詫びすると部長が頭を下げた。

 後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者の医療に差別を持ち込む制度で国会では野党4党が中止・撤回を求めている。
 75歳以上の高齢者ほど、はり・灸・マッサージの利用回数は多いはずなのに、年間48枚から12枚に減らすなんて、おかしいし、議会で決まってもいないことを市報で知らせるなんてもっとおかしい。
 市報に載せるためにはたぶん2ヶ月くらい前から準備していたはず。12月議会で私が取り上げた議決前の市営住宅の工事着工といい、今回の件といい執行部の議会軽視が目立つ。

2008年3月17日(月)
私の一般質問が終わりました

 今日は、7人中6番目に質問に立った。
 たまたま市役所に用事があって市民課のロビーで議会の質問の中継を見ていた友人からメールが来た。「再質問をちょっとだけ見ました。ネクタイがかっこよくって、声に張りがあって・・」とほめてくださった。ありがとう。そして、傍聴にお越し下さった皆様、ありがとうございました。

 水道水源保護条例の提案は、環境部も水道局も検討してみたいと前向きな答弁が返ってきた。また、12月議会で問題にした同和対策事業で行われていた住宅新築資金等貸付事業の滞納の取り組みも私の提案が受け入れられた形での答弁となった。

 さて、問題はキヤノンマテリアル大分事業所の市道付け替え工事に関する質問。
 私は2月末から調べ始めていたが、3月9日付けの地元紙に「キヤノン工場内の市道整備1760万円−大分市が特例負担」と記事が出た。
 その後、土木建築部長自ら各会派に「本来は市が負担しなければならない交差点改良工事だったが、交差点用地と道路建設の基礎部分を県土地開発公社(つまり、キヤノン)が行ってくれたので市としては利益を得た」という内容の説明だった。

 でも、交差点改良というけれど、事前協議書には「一木丹生線市道付替道路の形状と構造」の協議をしており、その道路の延長と形状は交差点に接続している部分まで含んでいる。
 通常、開発による市道付替は原因者負担(つまりキヤノン)が当たり前なのだ。

 実は土木建築部長が説明した内容での公文書は全く存在していない。交差点改良工事(この言葉はマジック。本当は市道付替え工事の一部と表現した方が適当だろう)の負担を市と開発業者双方で負担するという法的根拠はない(答弁で認めた)。
 それなのに、双方で負担するという協議をしたことを示す文書や、確認書など公的な文書は一切なし!おかしいではないですか。1760万円という公金の支出がこんなあいまいな形で決められていいはずがない。

 残念ながら本会議では3回のやり取りで終了だ。委員会審議で詰めなければならないが、建設常任委員会はわが会派の議員がいない。壇上から、建設常任委員会のみなさんに私の思いを託したが・・・。
 (私の質問原稿は こちら から)

2008年3月15日(土)
哲二誕生日の前夜祭

 昨日、私たち家族の長年の友人であるNさんご家族5人が埼玉から来県して、わが家に泊まった。これに合わせて仲のよかった4家族13人が集まり夕食をとり、楽しい時間を過ごした。
 Nさんご家族は結婚式のための来県だったが、哲二へのお参りも兼ねていた。

 Nさんの2人子どもはわが家の長男、次男と同級生。子どもを預かったり、おしめをかえたりした子どもたち(もう大人だが)は、お互いにわが子も同じ。
 4家族とも昔話に花が咲き、20代の子どもたちは、なんとなくなつかしかったようだ。
 親が言うと反発するようなお説教もよそのおじちゃんから言われると素直に耳を傾けるからおもしろい。

 Nさんご家族は、今朝再会を約束して、結婚式のある別府に向けて出発した。

 15日は、生きていれば哲二の50回目の誕生日だ。昨夜の集まりは哲二の誕生日の前夜祭か?!

 3月17日月曜日は、6番目の質問だ。私の前の議員さんの質問時間で大きくかわるが、私の質問は2時すぎかなぁと予測している。お時間の取れる方は傍聴にお越し下さればうれしいです。

 今日は、再質問の準備をした。(写真は集まった子どもたち・・・と言っても20歳を過ぎているが)

2008年3月12日(水)
ただいま昼休。代表質問が始まりました

 昨日の地元紙には「昨年秋田国体の視察に行った48歳の議員が議員同士口論になり、割って入った市職員の目のあたりに腕があたり、すり傷を負わせた」との記事が、「口論はあったが傷を負わせたことはない、心外だ」という彼のコメント共に報道された。
 今日、議場で48歳の彼に「時の人やな」と声をかけると「えっ、なんのこと?」ととぼけられた。さすが!

 自民党をトップに代表質問が始まった。今日は自民党の議員も早々に着席し10時に始まった。
 議長いわく「今日は9時半に召集(団会議でしょう)かけましたから」とのこと。いつもそうしてほしいものです。わが会派は今日9時から団会議を開き、一般質問の原稿の検討会をした。原稿作成のため、ちょっと睡眠不足。

 昨日は、自立援助ホーム「ふきのとう」におたずねをし、施設長の澤田正一さんからきびしい運営の現状や課題、彼の思いなどを聞かせていただいた。
 私も彼も元児童養護施設の職員なので話は果てしなく弾む。
 ご夫婦の献身的な活動には頭が下がるが、献身だけでは施設運営は限界に達しているし、他の自治体の助成額を考えたときに大分県・大分市の援助も重要だろう。

 そして、夕方は県社会福祉センターに堤栄三県議の現地視察に同行させていただいた。(写真上)
 2月28日に「大分県社会福祉センターのあり方」などに対する要望書をわが党県委員会と県議で知事宛に提出したが(写真下)、そのことに対しては現場ではおおむね好意的に受け止められていたように思う。要望書は こちら

 さて、もうすぐ午後の本会議が始まる。行ってきます!

2008年3月7日(金)
中学卒業式そして、議長へ申し入れ

 今日は、中学校の卒業式。
 議員になってから毎年来賓として出席しているので15回目?かな。毎年思うことだが、在校生の送辞も卒業生の答辞も友達や先輩、後輩と力をあわせて、心を一つにして一つ一つの行事をやり遂げたときの喜び、感動が必ず語られる。

 広い地球の中で、何億人といる人たちの中で偶然そこに生まれ育ち生活し、地域にある学校に通う。そこで一緒なった友人と、同じ時間と空間の中で過ごし、人間関係を紡いでいく。その中で喜びや悲しみ怒り苦しみなど、いろんなことを経験していく・・・・。

 いろんな困難やトラブルがあってもそれを乗り越えて力を合わせ目的に向かって心を合わせることの大切さを学び、喜びを体感することが子どもたちにとってなによりの勉強だし、生きる力を見につける場所、それが学校だろう。

 学校選択性と学力テストにより学校同士を競わせる、子ども同士を競わせることは極論を言えば教育ではないと思う。
 子どもたちの答辞にも、もっと言えば校長先生の祝辞にも成績がどうかという話は絶対出てこない。

 2時半から、議員団で三浦議長に「早急に費用弁償の見直しなどを求める申し入れ」を行った。福岡市も4月から改定されたので、いつの間にか大分市は九州県庁所在市で最高額の費用弁償になっている。
 市民の世論が議会を動かします。[議会に出るだけで7千円もらうなんておかしいよ!]という声を広げましょう!

2008年3月5日(水)
議会開会日

 今日から、議会が始まりました。26日までの長丁場。

 通常議会は10時開会。9時55分に開会放送があり、ブザーがなります。今日も同じ段取りで、議場に入った。

 ・・・ところが10時になっても自民党が全員議場に入らない。議長も来ない。遅れること5分。ぞろぞろと自民党議員が「おはようございま〜す」と入ってきた。「遅ようございます」と皮肉ったが・・・。
 12月議会で、自民党の議員団会議が本会議や委員会開会の直前に始まるため何度も開会が遅れ、議会運営委員会で注意されたはずなのに・・・。今回もまた5分遅れ、困るねぇ。

 5時前まで議案や予算案の説明を受ける。さすがにぐったり。さて、今夜から質問原稿を書いていかなければなりません。

2008年3月3日(月)
日本ペンクラブ第24回「平和の日」別府の集い

 別府のビーコンプラザで開催された日本ペンクラブのリレートークを聴きにいった。3月3日が国際ペン「平和の日」。日本でも普段東京に活動拠点を置いてる文学者の方々がこの日にひな祭りにちなんで「平和のあかりをともしましょう」と平和を祈って世界中の行動にあわせて地方に出かけて集いを開いている。
 別府の集いは8人4組のリレートーク。テーマは「平和の日に想う 旅・風土・ことば・私たちの暮らし」

 高樹のぶ子VS浅田次郎、椎名誠VS立松和平、新井満VS南こうせつ、三宮麻由子VS井上ひさしという顔ぶれ!2人の話がかみあったりかみあわなかったりしたが、しっかりそれぞれの立場から平和について語られ、たくさんのエッセンスをいただいた。

 私がなにより心打たれたのはトークよりも歌だった。新井満さんの歌。彼の「千の風になって」のCDは哲二のお別れの会の時に、わかば園勤務時代の元同僚から頂き、泣きながら聞いたことは以前の日記に書いたが、彼の歌を直に聞いた。そして、「21回の集いのときに松山で対談した三宮麻由子さんとつくった」という「この街で」の歌に涙が止まらなかった。

 実はこのリレートークは地域のボランティアをしている女性7人で行ったのだが、私を含め3人はここ数年の間に夫を亡くしている。3人とも泣いてしまった。
 この街で出会って、この街で子育てしてこの街で白髪になってもなかよく生きていこうというような歌詞だったんです。一緒に生きていく相手を亡くした私たちにとっては大人のラブソングなどではなかった!でも新井満さんの心のひだにしみとおる歌声は心を癒された。

 「往復はがき代100円でこんな時間が過ごせるなんて私たちはラッキーだね!」と話しながら帰途についたが、「戦争を始める時、かならず最低5つ以上の正義を掲げる」「米ソが対立している時期、南極に領土をつくらない。軍事基地をつくらない。観測だけを中心に活動をするという南極条約をつくるために努力したのは憲法9条をもつ日本だった」「中国重慶に世界で始めて無差別爆弾をして民間人を3万人殺したのは日本の海軍だった」などなど始めて聴くこともたくさんあり、「歴史をもっと知って下さい」という井上ひさしさんの言葉は重かった。

2008年2月26日(火)
費用弁償7000円は中核市で最高額!

 今日は、新婦人など、4団体の方々が、議長に「大分市議会の改善を求める申し入れ」を行った。私も同席した。申し入れの内容は、

@議会に出席すると支払われる1日7000円の費用弁償(日当・旅費)の廃止
A海外視察の中止

 である。市議会では、政務調査費の使途の厳格化が協議されており、この3月議会で決定する。議会に出席すると支払われる費用弁償は、各地で見直しが進んでおり、廃止したり、減額したりする自治体が相次いでいる。

 九州県庁所在市では、長崎・佐賀はゼロ。政令市の福岡市をのぞけば大分市が一番高い。全国中核市で比較すると、大分市は最高額になっている。

 大分市議会の三浦議長は「私個人としては一律7000円という額は説明がつかないので、見直しが必要と考えている。しかし、議会は多数決で決まりますので」と述べた。

 市民感覚から言えば「議会に出席するのは議員の仕事。そのための報酬はもらっている。なのに、なぜ日当・旅費がいるの?いらんやん!」ということです。

 ちなみに、わが党議員団4人は、議会出席時の費用弁償は受け取っていません。詳しくは こちら をご覧ください。

2008年2月23日(土)
妊婦無料健診が年2回から5回に!

 今日、平成20年度予算案の概要が郵送されてきた。
 昨年度より1億3,630万円(0.9%)減の、約1507億円の一般会計予算だ。
 詳しい分析はこれからになるが、市民要求との関係で言えば、妊婦健診助成事業費として約1億円が計上された。公費負担回数が年2回から5回に増える。
 昨年7月に新婦人が申し入れをし、私も9月議会で質問したが、この要求が一歩前進することとなった。

 先週20日、障害者団体の方と市障害福祉課の懇談をしたが、この時も要求の一歩前進があった。住宅のバリアフリー改修の申請が年2回(確か5月と10月だったと思うが)に限られていたので、年中受け付けに変更してほしいと以前からお願いしていたのだ。それが、この4月から改善されることになったと回答があった。
 「私が必要なときには間に合わなかった・・・」と市民からの声はあったが・・・。

 懇談が終わった後、Mさんから
 「小手川さん、固定資産税の減免のこと教えてくれてありがと。だれも教えてくれんかったから・・」
 とお礼を言われた。
 団のトップページ( こちら )に紹介したが、知らなければ利用できない制度だ。

 今日は地元支部の会議で、2月8日の予算委員会で志位委員長が行った質疑の読みあわせをした。質問時間50分のすべてを使って、首相と厚生労働大臣に派遣法を改正し労働者保護法にせよとせまったあの質問である。

 先週の職場支部でも読み合わせしたが、どんどん引き込まれていく内容だし、派遣法のひどい実態がうきぼりにされる。このままでは日本社会に未来がないことが具体的にせまってくる内容だ。

 この質問の具体的な実態は「自分と一緒やないか!」「えっ?もしかして私のこと?」って思う方々が多いのでは?

 志位委員長の指摘どおり派遣法を改正していけば、青年の労働環境はずっと改善されるにちがいない。志位委員長の質問は ここ から視聴できる。
 ネット上で「GJ」「SGJ」「CGJ」と大反響の質問だ。一見の価値はありますよ!

(写真は質問中の恣意委員長。GJはグッドジョブーよくやった!SGJはスーパーグッドジョブ、CGJは志位よくやった・・・というらしい)

2008年2月18日(月)
951票差で惜敗、京都市長選残念!

 昨日は2時半から別府ビーコンプラザで、小池晃参議院議員・党政策委員長を迎えての演説会。約800人の参加で大盛況だった。小池さんの話もユーモアを交えて分かりやすかった。一緒に行った女性が「分かりやすくてぜんぜん眠くならんかった。話もおもしろかったわぁ!」

 京都市長選の結果が11時ごろ出た。残念ながらわずか951票差で惜敗。あともう少しだったのにと残念だ。京都民報のホームページを見ると、今夜京都市長選の報告集会が開かれている。900人が集まり、選挙の労をねぎらいあって、4年後の選挙へ向けて新たな一歩を歩みだしている。
 すごいなあ。

 今日は終日、3月議会に向けて全県党議員の研修会だった。後期高齢者医療制度の問題や農業問題、道路特定財源のことなどなど議論を深めた。

(写真は演説会の模様)

2008年2月16日(土)
自治基本条例シンポに参加

 午後は自治基本条例シンポジウムに参加。コンパル文化ホールは満席だった。
 「自治基本条例っちゃあ何かえ。わしどうわからんけんなあ」と始まる前の会場からこんな声が聞こえた。

 相模女子大客員教授、松下啓一氏の「野球は9人でやる」と題しての話では、行政・市民(事業所も入る)・議会がそれぞれのポジションは何なのか、ルールについて具体的に書くのが条例だという。
 地方自治法は野球に例えれば野球のポジションの位置を決めるとか、一塁から二塁の間は何メートルかを決めているようなことだという。この説明にはちょっと首をかしげてしまったが・・・。

 ただ、自治基本条例をつくる3原則は同感だった。
 1、どうやってまち(歴史・文化や地域のふれあいなどソフト面)をつくっていくのか市民・行政・議会がどう動くのかが記述されていること。
 2、役所がつくってはいけない。みんなで議論してみんなでつくること。
 3、実効性が十分担保されていること(書いただけでは税金の無駄遣い)

 私は、議会の一般質問で指摘したが、自治基本条例は策定する過程が大事だし、じっくり時間をかけてつくることが必要だろう。

 アンケートに「自治基本条例が必要と思うか?」という設問があった。一般質問で、「必要かどうかを、まず市民に聞くことから始めてはどうか」と提案したがそれがいかされたことは歓迎したい。

 「ご近所の底力」のキャスター稲尾正明さんをコーディネーターにおこなわれたパネルディスカッションは、まちの魅力や街づくりについてあらためて考えさせられた。

2008年2月15日(金)
議会基本条例

 14日・15日は、07年3月議会で全国の市で初めて議会基本条例を制定した伊賀市と06年12月議会で条例を制定した三重県議会への視察だった。

 大分市は政策研究会で、議会基本条例の準備を始めた。二つの議会基本条例を学んで思うことは、大分市議会が、条例制定をするには喧々諤々の議論をしなければ、絵に描いた餅の条例になりかねなないと思う。
 そのためにも48名の議員全員が議会基本条例について同じ場で同じように学ぶ時間が必要だろうと思う。

2008年2月13日(水)
雪が降った!

 京都でもすごい雪にあったが、今朝起きたら雪!
 大分で雪が積もるのを見たのは久しぶり。寒い!風邪などひいていませんか?
 私はすこぶる元気です!

 今日は10時から地方分権の特別委員会。行革推進プラン案のパブリックコメントに寄せられた意見についての公開などと、議会改革の論議であっという間に2時間。
 午後は、昨日の生活相談の調査や調整、新たな生活相談とあっという間に時間が過ぎる。
 4時からは、議員団で後期高齢者医療制度の説明会を小学校区単位で開くよう求める申し入れを行った。

 わが党は後期高齢者医療制度は、年齢差別医療につながり、撤回・廃止の姿勢だが、4月1日実施に向けて準備は着々と進められている。しかし、市民は制度の詳しい中身についてほとんどしらないままだ。
 市報で知らせている・・・とすぐ行政はいうが、市報を読んだだけでは理解できる制度ではない。しっかりと説明する責任がある。
 対応した市民部長は、説明の必要性は認めたが、手法については検討したいと答えた。

 いま、65歳から74歳までの障害1級の高齢者に後期高齢者医療制度に移行するか、これまでの保険に残るかの意向調査の書類が送られている。私も1人相談を受けた。
 返事を出さなければ自動的に後期高齢者保険に移ることになっている。送られた書類にはいろいろ書かれているがお年寄りには分かりにくい内容だ。保険料がどのくらいになるかも書かれていない。不親切極まりない。

 国保年金課に電話を入れて保険料を確認し、どうするかを決定したが・・・。こういう方が大分市だけで1800人余りいらっしゃる・・。

(写真は、城址公園の梅の花と雪)

2008年2月12日(火)
生活相談で思ったこと
 今日午後は、生活相談に追われた半日となった。
 いつもは事務所や議員控え室に来ていただいてお話を伺うことが多いが、今日は珍しく私が相手のところに出向く日となった。
 県病→大津町→明野→花津留。1ヶ所で1時間から1時間半はかかる。今日はその場で終わらないものばかり。詳しいことは書けないが深刻な相談、先の見通しのたたない相談など様々だ。

 80代の高齢者の女性が「テレビを見ていたら、お金がなくてお風呂をがまんしていると年寄りの人が言いよった。ああ私と同じじゃなあと思って涙が出た」
 ・・・こういう彼女は月6万円の年金でつましい生活をしてきた。体の具合が悪くなり、医者にかかりたいが支払うお金がないと人づてに私のところへ紹介されてきた。いろいろご苦労されてきたらしいが表情は柔和で誠実に生きてこられたことが伺える方だ。
 苦労話もお聞きして再度お会いすることを約束して別れた。

 今日、午前中は、国保年金課から国保税の値上げ案があると説明を受けた。
 最高限度額がこれまでより3万円値上げで、69万円にという案だ(介護・後期高齢者医療費支援金分を含む)。
 おまけに年金生活者は10月から国保税を年金天引きするという。後期高齢者医療制度も同じように年金天引きだ。

 生活者に冷たいと言われるわが国の社会保障制度が、少しずつでも改善されるのではない。逆に、なだれを打って切り崩されているのだ。
 高齢者や障害者の笑顔は消えていくばかりである。
 お金がなくてお風呂に入ることを辛抱しなければならない国が先進国といえるのだろうか?
2008年2月11日(月)
京都市長選の応援

 昨夜遅く、京都から帰ってきた。全くの私用で、京都市長選の応援に行ってきた。理由は、1月25日の日記にも書いたが、大分地裁が、上司である弁護士によるパワハラであると断罪した、労働裁判をたたかっている女性Hさんの主任弁護士である中村和雄弁護士が立候補しているためだ。

 Hさんと2人で4日間、手伝ってきた。中村弁護士の演説はとてもすばらしく、この人に市長をまかせたら、京都市政は刷新されるだろうと期待を抱かせるものだったし、どの場所でも、決して手を抜くことなく誠心誠意訴えておられる姿はすてきだった。

 Hさんは、全く政治とは無関係に生きてこられた女性。「政治は好きではありません」とはっきりしている。でも、自分の思いを受け止め、弁護を引き受けてくれ労働裁判をたたかい、地裁で勝利に導いた中村弁護士に少しでも恩返しをしたいと、京都に行った。
 街頭・屋内集会と彼女の訴えはどこでも感動をもって受け止められた。街頭で目に涙をためて聞き入る若い女性や、集会が終わった後「感動しました」とかけよる方も多かった。

 新人4人立候補しているが、実質は中村弁護士と前教育長の門川氏の争いだ。政党では共産党対自民・公明・民主・社民となっている。

 争点の一つに同和問題がある。補助金の不正支出や同和枠採用の市職員の不祥事など、驚く腐敗ぶりだ。それを正す先頭にたってきたのが中村弁護士だった。
 京都弁護士会の3分の1が支援しているという。選挙情勢は門川氏リード。中村氏が追い上げている(京都新聞)というところらしい。がんばってほしい。

 京都市長選の様子は京都民報のホームページ( こちら )がよくわかる。

 (写真は集会での中村弁護士と選挙事務所の前で)

2008年2月4日(月)
本音で語る人権・民主主義問題シンポジウム

 2日〜3日にかけて津山市に行ってきた。今日はその報告書を書き上げた。

 「子どもたちや孫たちに、同和という名のつく特別の地域がある社会ではなく、普通の社会を残してやりたい」「かぎなく同和をゼロに」との願いから継続されてきた岡山県津山市の今年で27回目にあたる「本音で語る人権・民主主義問題シンポジウム」にパネラーの一人として参加してきた。

 実行委員会形式のこのシンポは通称「本音シンポ」といわれている。事務局長は末永弘之市議会議員。豪快な方だ。(ホームページは こちら から)

 たまたま宇佐市に議会だより編集委員会の視察に来られ、駅前や公用車に貼られた人権標語のステッカーに驚いたらしい。
 それで今回大分県下の日田・宇佐・大分、そして滋賀県甲賀市と4市の議員が参加。(同和対策事業の終結を求めているのは共産党議員しかない)
 津山市では被差別部落の方々から同和対策事業終結を求める声があがり、特別施策を国の特別措置法が切れる以前から返上してきた経過があった。

 もう、同和対策事業は終了したという思いだったが2〜3年前から奈良や京都で様々な事件が起き、まだ同和は終わっていなかったのかと言う思いから全国で同和対策事業を継続している自治体の話を聞いているそうである。今回でPARTVだそうだ。

 会場からは「津山市の30年前のようだ」「全国に、部落解放同盟という運動体が本当の解放運動をねじまげて存在していることに頭を殴られた感じがする」「「部落解放運動は平等・水平を求めてきた。特別施策を続けていくことはそれをふみはずすこと。それはだめだという立場が大切」など、貴重なご意見をいただいた。

 ご自身が解放運動を続けてこられた末永さんを大分にお呼びしてじっくりお話を聞きたいものだ。(写真は本音シンポ)

2008年1月31日(木)
しんぶん赤旗日曜版2月3日号、おもしろい!!

 今日、市役所の中の日曜版の配達をした。
 日曜版の記事はいつもおもしろいが、2月3日号は特にいい!

 まず、キヤノン大分工場の建設に関して新疑惑浮上の記事。
 そして、先日大分に来られた雨宮処凛さんと赤旗編集局長の「しんぶん赤旗」創刊80周年の対談。雨宮さんがネットで「過労自殺」で検索すると他の新聞でなく「赤旗」に行き着くことが多く、そのデーターなどを使い本を書いた話など興味深い内容が・・・・。
 京都市長選で闘う中村和雄弁護士も登場している。

 そして一番「へぇー!」って思ったのは「メディアを読む」の欄に「新地球ミステリー“1秒の世界”」(TBS系)で「1秒と軍事費」のコーナーで紹介された内容が書かれていたこと。
 世界の軍事費は123兆円。1秒間で使う軍事費はなんと420万円にのぼるそうだ。
 そのお金を別の用途に使ったら・・「世界の地雷撤去で4兆円」「飢餓に苦しむ子どもたちの食料費・・」「安全な飲み水で・・・・」などなど、それでも106兆円余るんだそうです!! 詳しくは赤旗日曜版で・・。

 もう一つ「確定申告しらなきゃ損!」という記事があるが、本当にそうなんです。
 私の生活相談から一つ。

 年金生活のご夫婦は、贅沢しなければなんとか生活できていたが、ご主人ががんになり、治療費かかるようになった。市県民税の非課税世帯であれば高額療養費が35400円(4回目からは24600円)だが、この方の場合、年間わずか3000円足らずの市県民税を払っているが課税世帯である。だから、80100円(4回目から44400円)の医療費の負担だ。この金額を払うと生活保護世帯より低い生活を強いられることになる。が、生活保護の対象にはならない。

 相談を受けた病院のケースワーカーと頭を抱え込んだ。
 国保の自己負担の減免制度の申請をしてみることも視野に入れたが、とりあえず非課税世帯にならないか、確定申告をすることにした。
 民商事務局にお願いして、試算をしてもらった。平成19年度中に支払った、国保税、介護保険料、医療費、そして共済の保険料などが控除の対象になる。なんとか市県民税が非課税になりそうだという試算結果になり、後はご自分で確定申告をすることになった。

 国保税や介護保険料が控除の対象になることを知らない方が多い。特に年金生活をされている課税世帯の方に確定申告をお勧めする。非課税世帯になれば介護保険料も変わってくるし、福祉制度でもいろいろ負担額も違ってきますよ!

(写真・春はすぐそこ)

2008年1月29日(火)
最高裁が上告棄却の不当判決!

 03年4月の市議選の前に後援会ニュースを配布したことが公職選挙法にあたると逮捕起訴された豊後高田市議の大石忠昭さん。
 福岡高裁で、公民権停止は覆したものの、有罪判決はかわらず、最高裁での争いとなっていた。
 十分審理を尽くすよう求めていたにもかかわらず、上告を棄却する不当判決が言い渡された。

 最高裁こそ、公選法は憲法の精神に違反していないのかを判断をすべきところだし、国際的にみて日本の公選法はどうなのかも判断できるいい機会ではなかったろうか?
 憲法の番人であるべきなのに門前払いとは許せない。

 1月中旬、私は最高裁の中川裁判長あてに、憲法の精神に基づいて十分な審理をしてほしいとハガキをだした。目立つようにとチャップリンの絵葉書でだしたが・・・。
 全国からたくさんのハガキやファックスが届いたはずだ。

 今日の赤旗には、最高裁前で不当判決を跳ね返すように元気よく抗議のこぶしをあげる大石市議と支援者のみなさんの写真が大きく載っていた。
 大石さん、とりあえず今は、長い間お疲れ様。豊後高田の市民のみなさんは、昨年2月の市議選でトップ当選というかたちで大石さんに無罪判決を出しています。
 かわらずに市民生活を守る議員としてがんばりましょう!!

2008年1月27日(日)
市政懇談会

 市政懇談会。40人をこえる方のご参加をいただいた。
 後期高齢者医療制度や介護保険制度などに対するご意見から昨年から配置された図書館支援員の問題、ごみ分別の問題点など時間が足りないくらいたくさんのご意見が出された。
 時間がなかったので・・・と後で文書で意見を寄せられた方もいらっしゃったほど。貴重なご意見、ありがとうございました!

 1時からの葬儀のため後片付けもそこそこに急いで帰り準備。葬儀の後は子ども劇場主催の子育て講演会に駆け込む。少し遅刻したが児童精神科医の佐々木正美先生の「安らぎの子育て」と題した貴重なお話を聴くことができた。

 40年前、児童精神科医を志したとき、周りからやめといたほうがいい(患者がいないよ)当時1000人に4人の児童の患者は今、10人に1人の子どもの患者。
 子どもが病んでいるときは家族が病んでいる、それは社会の人間関係が病んでいるということと言い切った。

 コミニケーション能力を獲得するのは生後5ヶ月〜6ヶ月頃。
 大人があかちゃんの喜ぶことをしてあげるだけでなく、同時にあかちゃんが、そんな大人自身の喜んでいることを求める。他者と喜びを分かち合いたい・・・これがコミニケーション能力の基礎。たっぷり喜びを分かち合ってこそ悲しみを分かち合えるようになる・・・思いやりが育つ。いじめをする子はこの感情が育っていない・・・。

 小学生時代は、人間が勤勉に生きていくために育つ時期。この時代は、競争が必要なのではなく友達に学ぶ、友達に教える喜び、教えてもらう喜びを身につける時期だという。

 今、偏差値の高い大学に学んでいる学生の中に自殺や自殺未遂が増えていること、大学に行っても引きこもりなども・・と様々な現実も語られた。会場いっぱいの子育て中のお母さんやお父さんの心にはどう響いただろうか?

(写真は市政懇談会)

2008年1月26日(土)
南津留の防災訓練

 今日は、午前中は南津留の防災訓練。
 無洗米と水もしくはウーロン茶やオレンジジュースを入れてビニール袋(特殊なもの・日赤がつくている)でご飯を炊いた。3日間はもつそうだ。
 消火訓練、地震体験車による体験など・・。ホントに多くの住民が参加しての防災訓練となった。地震は、いつやってくるかわからないし、地震の被害にあえば、まず地域社会で助け合って何日間かは生き延びなければならない。
 今日の参加者の多さを見て、この地域、助け合っていけるかも・・・って思った。

 午後は新日本婦人の会大分支部大会。2年に1回の大会は前回より増勢で迎えた。
 各地の小組活動がいきいきと報告された。

2008年1月25日(金)
労働裁判勝利!裁判所がパワーハラスメントに言及!!

 9時50分大分地裁10号法廷。
 狭い法廷は満席。原告のHさんは背筋をぴんと伸ばして着席。
 弁護士3名も入廷。被告席は・・・だれも現れない。

 裁判官が判決文を読み上げる。そして「傍聴人も多くみえているので判決の説明をします」と分かりやすく話し始めた。
 被告のK弁護士の主張する解雇理由6点はいずれも無効。解雇してから判決までの賃金の支払いを命じた。そして「あなたの言動は組織を壊す。もうこなくていい」など彼女の人権を傷つけた行為を具体的にあげて弁護士の行為をパワーハラスメントと断罪し、解雇は無効、慰謝料50万円の支払いを命じた。

 裁判官の口からパワーハラスメントという言葉が出た。ここまで踏み込んでパワハラを認定したことに私は鳥肌がたった。
 大分という地方都市に住む一人の女性が、人権を守るべき弁護士から人権を傷つけられたことに「絶対に許せない」と立ち上がった、その結果まだこの国で十分認知されていないパワハラを裁判所に認知させた。彼女の社会的に果たした役割の重要性を改めて感じた。

 K弁護士は高裁に控訴するであろうとみられている。彼女を支える会も引き続き伴走する予定だ。とりあえず今日は「おめでとう!良かったね!」とみんなで喜びあった。
 京都で市長選を闘っている(公示は2月だが)中村和雄弁護士も彼女の報告を受けて「よかったね!」と喜んでくれた。彼が弁護を受けてくれなければ今日の判決はなかったのだから・・・。

2008年1月19日(土)
雨宮処凛さん大分に登場!

 週刊金曜日の読者会主催で「雨宮処凛と語ろう!!ワーキングプアの反撃」と題してのインタビュー形式の講演会(表現が変?)があった。

 雨宮処凛さんが来県することを知らない人も多く、何人かにはあわてて声をかけたが、「しまった!日記に書けばよかったんだ!」と思ったが後の祭り。
 雨宮さんを招いて下さった読者会の方々に感謝したい。興味深い2時間半だった。

 彼女はちょっと奇抜な服装で、時々しんぶん赤旗にも登場する作家だ。(社会新報にも月1回書いているらしいが・・・) プレカリアート(不安定を強いられた労働者・イタリア生まれの造語)の大同団結を訴える中心にいる。元右翼団体にいたことでも知られている。

 自殺者が年間3万人。自分の周りで次々に人が亡くなっていく。
 かぜで休むと会社に連絡すると「じゃあもう来なくていいよ」と言われるのが当たり前。自分は誰からも必要とされていない。一生フリーター・・・
 自殺に追い込まれていく若者。

 彼女はその根っこに労働問題があったことを知り変わっていったという。それが2006年4月30日。それからがすごい!
 行動する作家で、グッドウィルやフルキャストなどの違法派遣の労基署への一斉報告の行動など次々。
 彼女曰く「現実の方がおもしろいので小説をなかなか書かない」らしい。「生きさせろ!」など、彼女の書いた本を読んでみたいと思う。

2008年1月17日(木)
貧困と格差の広がり

 恒例の議員団会議。先日まとめた、市民の総所得の動向について、報告。詳しくは、書かないが少しだけ中身を紹介する。

 平成15年と19年を比較しても、市町村民税の課税標準額200万円以下の%が、給与所得者、営業所得者(自営業)、農業所得者、年金生活者とすべて増加傾向にあること。
 給与所得者で見ると課税標準額200万円以下の一人当たりの総所得金額は、平成15年は、198万円だったものが平成19年度は184万円と低くなっているし、一方で課税標準額1千万円を越える層は、平成15年2005万円から平成19年は2022万円と増えている!

 給与所得者の内、課税標準額200万円以下の人は64%も!
 ちなみに、自営業者の場合は75%、農業も75%。年金生活の方は実に87%にものぼる。貧困と格差の広がりが数字で表れている!

 団会議の議論で、大企業誘致の波及効果については、法人市民税・事業所税・固定資産税などについても再度検証して見た方がいいという結論になり、また分析を深めることになった。

2008年1月15日(火)
企業誘致の波及効果

 昨年から、私には一つの課題(自分で自分に課したものだけど)があった。

 全国各地で県や市が助成金を出す大企業の誘致合戦が激化している。
 大分市でも平成17年度に誘致したキヤノンに5億円、そしてその後さらにキヤノンマテリアルに5億円。合計10億円の助成金を出している。
 この誘致が地場企業などにも波及効果を及ぼし、雇用分野にも影響がでているなら、市民の所得状況に変化が現れているはずだ。それが誘致の目的だったのだから。

 つまり、企業誘致の税金投入効果についての検証が私の課題だった。・・・ところが、市にそんなデーターが見当たらないのである。
 税収についてまず調査に入ったが、税体系そのものがこの3年の間に大きく変わっている(定率減税の廃止や各種控除の廃止や縮小、税源移譲など)ため、比較できない。
 法人市民税や事業所税についても、各企業ごとの税については明らかにされていない。

 行き詰まりを感じながら、今年に入り改めて「市税概要」をめくっていると「総所得」という項目が目に付き、気になった。市民税課の職員を呼んで、私のほしい内容を伝えると「年度ごとの課税標準額の段階別に分けられた総所得金額・納税義務者数が明らかになっている国に提出する資料がある」というではないか!
 ビンゴ!!おまけに、給与所得者、営業等所得者、農業所得者、その他の所得者(年金生活者など)に分けられている。これで、現在の大分市の市民の所得がどのように変化しているのか分かる!・・・資料をもらい、ほぼ9割方、分析が進んだ。

 この内容は後日・・。

2008年1月14日(月)
おとなへの出発点

 今日は、日本共産党大分県後援会の総会。
 各地の後援会の活動が紹介され、今年中には必ずあるであろう衆院選の勝利に全力を尽くすことを誓い合った。

 さて、今日の朝日新聞は、心に響く記事がいくつかあった。そのうちの一つが「成人の日に」というタイトルの社説だ。
 大人になったら、ぜひ自分の力で考え、自分の足で立ってみようと呼びかけている。筆者は、自分自身どれくらい自分の力で考え抜いているか、自分の意見と思っていることが他人からの受け売りではなかったかという自戒を込めつつ、最後に谷川俊太郎さんの「成人の日に」と題した詩の一節を紹介している。

でき上がったどんな権威にもしばられず  流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で  いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり 永遠に終わらないおとなへの出発点

 ・・・・新成人だけでなく、すべての大人がもう一度かみしめたい詩の一節でもあると思う。

(写真は後援会総会)

2008年1月13日(日)
成人の日の記念式典

 8時半から消防出初式、12時からは、大分市成人の日の記念式典に参加。
 日本文理大学チアリーディング部ブレイブスのすごいアトラクションで開会。今年の大分市の新成人は5,408人。昭和生まれのだけの成人式は今年で最後。来年は、昭和・平成生まれの成人式になる。

 参加した女性のほとんどはあでやかな着物姿。見ているだけで楽しい。
 その中で、会場一番前にひときわ目立った舞妓さん姿の女性が座った。式典の「ふれあいトーク」の中で市長が彼女のことにふれた。中学を卒業し、舞妓さんになるという夢を持ち、実現させたという。そして、今日の成人式への参加となったようだ。

 式典に参加する前、昨年に続き、今年も新婦人の会員の一人として、会場前で核兵器廃絶の署名活動に参加した。ご協力下さった新成人のみなさん、ありがとうございました!

(写真はチアリーデング部のアトラクションと新婦人の署名活動)

2008年1月10日(木)
家族の時間

 長男は12月31日の宿直勤務を終えて、元旦の夕方の便で帰省し、4日にもどった。そして、年末から帰省していた次男が今日、午後宮崎の方にもどった。

 2人が帰省している間、食事の量も、洗う茶碗も3倍になったが、それが楽しいから不思議だった。今夜からまた一人の生活が始まった。

 今日は、9時から議員団会議。10時からは議会政策協議会で「議会基本条例」制定のための政策チーム(だったかな?)2回目の会議。本格的に始動だ。

2008年1月3日(木)
明けましておめでとうございます!

 新年明けましておめでとうございます。新しい年をどのようにお迎えでしょうか?
 今日正午からの大分駅前の街頭演説で2008年の活動が始まりました。市議団と堤県議、そして山下魁衆院1区予定候補、計6人がそろって30分余り演説。車から手を振って下さる方の多いこと!ありがとうございました!


 駅のロータリーに入る車の列の中で窓を開けて手を振っている男性がいた。「ありがとうございます!」と手を振りかえしながらなんか見たような人だなあとよく見るとナント、国東の弟ではないか!
 1日に国東に里帰りした時(3時間ほど)は、地域の新年互礼会に出ていて会えなかったが、こんなところで会うなんて・・・と笑ってしまった。

 街頭宣伝を終えて帰宅すると、近所の奥さんが一生懸命道路を掃いている。収集日でもないのに出されたごみの袋をからすが食い散らかし、ごみが散乱!私も、一緒にほうきとちりとりもって片付けた。
 マナーは守ってほしいなー!でも、知らん顔せずに掃除をしようと行動して下さる方が地域にいるのはうれしいものです。

 新年、もう一つうれしかったこと。昨日、息子たちと映画を観に行ったが、ぎりぎりの時間になってしまい、息子が映画のチケットを買い、私が車を停めてあとから映画館の入り口に行くことにした。ぎりぎり間に合い、入ろうとすると、「今日はレディースディです。チケットの払い戻しができますから」と係員の青年がわざわざ手続きをしにいって下さった。(息子はレディースディに気づかなかったらしい)
 ・・・とってもうれしくていい気持ちだった!

 今年も、日記を書いていきます、ご愛読くださいね。今年もよろしくお願いいたします!

(写真は街頭演説風景と、
大石豊後高田市議が送ってくれた両子寺の雪景色)

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