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   ようこそ、小手川めぐみのホームページへ。
   2005年の5月からホームページ開設の準備を始めました。
   「自分のページのウリをなにかひとつ」
   とアドバイスを受けたので
   「私、日記を書きます」と即答。
   「写真があったほうがいいですよ」
   とのことなので、デジカメもってうろうろすることにしました。
   気軽に、楽しく更新していきます。よろしくおつきあいくださいね。

                       以前の日記はこちらから

2009年3月5日(木)
議員生活最後の日記

 岩田町3丁目の私の事務所を2月末で閉じた。大分健生病院の向かい側、津留地区では目抜き通りに位置していた。岩田3丁目自治会に入り、自治会費も払い、隣保班にも加えていただいていた。

 生活相談や党の支部会議、後援会の会議そして選挙の拠点として使ってきた。
場所もいいので引き続き「堤・かわの生活相談所」として使いたかったが「小手川さんだからお貸ししていた」と事務所を管理する不動産屋さんを通じてのオーナーの言葉だった。16年間お世話になったみなさんありがとうございました。
 なお、堤・かわの生活相談所は、市議選の時に急きょ事務所としてお借りした大津町1丁目(県総合社会福祉会館並び)に 当面、置くことになった。

 今日は午後、議員として最後になると思うが、野津原の2か所の市営住宅の営繕要求ヵ所の現地調査に立ち会った。雨の中、2時間あまりかけて市住宅課の職員に、要求を寄せた方のお宅を1軒1軒調査して頂いた。古くて痛みがひどく、早急な対策が必要なことは確か。合併された後、地域の生の声を届ける議員が4年間いなかったことの不幸を感じた。これから、ひろこさんのがんばりが必要な4年間になるだろう。
 
 さて、05年6月から始めた「めぐみ日記」は私の市議会議員としての任期の終了に伴って閉じたいと思う。
 意外な方から日記を見てますよと声をかけられ驚いたりうれしくなったりしたものだ。長い間、ありがとうございました。またネット上でお会いできる日を楽しみにしています。

 私自身の今後をいろんな方から尋ねられるが、今年1年間はゆっくり休養し、その間に今後については考えたいと答えている。ただ、休養期間中も、生活相談は受けるし(選挙後すでに3件の相談が寄せられ対応している)ライフワークとして活動するための研修も1年間かけて受ける予定にしている。何もしないわけではないので、どこかでお会いすることもあると思う。

 16年間、私を議員として育てていただき、支えていただいた市民のみなさまに心から感謝を申し上げて最後の日記といたします。

 みなさん本当にお世話になりました。

2009年2月27日(金)
本田さん、勝訴確定!おめでとう!

 今朝、地元紙を開くとK弁護士が上告を断念したとの記事が目に飛び込んできた。これで勝訴が確定した。本田さとえさんに早速電話を入れた。彼女には昨夜中村和雄主任弁護士から連絡が入ったそうだ。中村和雄弁護士のブログにも彼女の勝訴確定の事が書かれてあった。長い長い戦いが終わった。本当におめでとう!

 いろいろな方から、4議席よかったねとお祝いの言葉をいただく。選挙中様々なことがあったが、一つ「えっ!うそやろ?!」と思う光景に遭遇した。

 告示翌日の月曜日の朝、7時40分から津留の交差点で朝の挨拶に候補者と一緒に立ったが、その準備をしているとき、社民クラブ現職候補の選挙カーと伴走車が通った。肉声で「Mです。よろしくお願いしま−す!」というのは気合いが入っていてすごい!と思ったが、なんと運動員が「ハコ乗り」をしているではないか!その内の一人は女性だった。事前説明会の時、「ハコ乗りは道路交通法違反です。絶対しないで下さい」と言われているはず。

 このことは、26日付けの西日本新聞のコラムに取り上げられていた。

 「(ハコ乗りは)モラルに欠け、有権者を失望させるに十分すぎるみっともない行為……。急速な経済悪化で先行きが不安だからこそ、これまで以上に候補者の「言葉」が必要なはずだ。連呼と危険なハコ乗りをする運動員たちの従来通りの姿ばかりが目立つ……」

2009年2月24日(火)
パワハラ裁判2審も勝訴!

 今日はパワハラ裁判をたたかっている本田さとえさんの判決の日。
 福岡高裁に出かける予定にしていたが、心身共に疲れ果てており参加できなかった。

 夜の報告集会に参加。福岡高裁も全面勝訴だった。
 被告のK弁護士は、福岡高裁に解雇理由を追加したが、追加した理由すべてが却下されている。また、本田さんが病気になったのは被告の責任であることも認め、50万円の慰謝料の支払いを命じている。大分地裁の判決を確認したものとなっている。判決文は50枚にも及ぶが1審判決を確認した判決としては異例の長さらしい。

 本田さんは「判決文を書かれた方の愛情を感じる。晴れて地上に出て息ができる、ありがとう」と晴れやかな笑顔で話された。
 凛としてすがすがしい笑顔を浮かべている彼女は、心療内科での適切な治療とともに裁判を通じて人権を取り戻し健康も回復していった。

 パワハラ被害を受けた当時の涙でくしゃくしゃになった顔、話しながら震える肩、存在感そのものが、か細くなっていたあの頃の面影はどこにもない。
 おめでとう、本田さとえさん!


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2009年2月23日(月)
4人全員当選!!

 市議選は、4人全員当選! ご支援いただいたみなさま、ありがとうございました。私は、かわのひろこさんの当選を勝ち取ったことと得票率も得票数も伸ばし4人全員当選したことで、とても理想的なかたちで引退をすることができた。肩の荷をおろしほっとしている。

 自民党現職が3人落選という自民党政治に対する厳しい審判が下った市議選でもあった。市民の良識の審判が下ったと思う。

 今回初めてかわのひろこさんの選対本部長として裏方で選挙をたたかった。大変だったがやりがいもあり、いい経験をさせてもらった。
 期間中、何度か精神的バランスをこわしかけたが、今の自分には出来ないことをまわりに伝えて、理解していただき支えられながらなんとか、最終日まで乗り越えた。

 投票日当日の夜、ちょっとしたアクシデントに見舞われて周りに迷惑をかけたのが残念だ。選挙の後片付けが残されているが、それが終われば、心身を癒すために時間を費やしたい。

 今日は、午後から議員控え室に行き、すべての私物と書類を片付けた。段ボール箱2つを車に乗せ、議会事務局のみなさんにごあいさつをして帰宅した。

 さて、市議会議員としての任期は3月8日まで残されている。その間は、気が向けば日記を書いていきたいと思う。その後は、どうするか決めかねているが、市議会の中を知っている人間として、外から情報発信を続けませんか?と勧められているのは確か。
 さて、どうするか・・・。


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2009年2月14日(土) - 2
いよいよ市議選の告示

 明日がいよいよ市議選の告示。46の定数を55人で争う選挙となりそうだ。

 今回、私の引退を知った方々からさまざまな形でメッセージが寄せられている。メールを下さった方、お気に入りの本を送ってきて下さった方・・・など。
 思い起こせばこの16年間様々な住民運動・市民運動にかかわってきた。

 悪質な業者が始めた無許可開発、行政が追認しようとしていた時には、関係住民のみなさんと、県の開発審査会で意見陳述したことがある。
 今は規制されているが、児童ポルノチラシが自宅ポストに毎日のように投げ込まれる時期があった。法の不備をかいくぐってのチラシに怒りを持ち、やめさせたいというお母さん達と青少年に有害なチラシはお断りと運動をしたこともある。段ボール箱いっぱいのチラシを県や市に持ち込んで規制をしてほしいと訴えた。

 今では、子どもルームがつくられ多くの子どもとお母さんが居場所として利用しているが、以前は、家庭で子育てする方々には、居場所がなかった。

 児童館づくりの運動をお母さん達とはじめ、転勤族で大分に越してこられた方を中心に児童館の必要性を訴えていった。児童館にはならず、乳幼児しか利用できない子どもルームにとどまっていることは残念だが、それでも運動の力で市政を動かしたのは事実だ。

 他にもいろいろあるが、こんな住民運動、市民運動を通じて、私は政治家として成長させてもらい、様々なことを学ばせていただいた。私の人生の財産であり宝物でもある。
宝のもちぐされになるような人生は送らないつもりだ。市議選が終わりゆっくり静養したあと、また何らかの形で社会に貢献していきたいと思う。・・・というメッセージを発信して市議選後にお会いしましょう!

2009年2月14日(土)
市議選への声

 日記を書けないほど忙しい。市議選告示直前なので当たり前だ。明日で日記の更新は市議選が終わるまでストップだ。

 キヤノンの土地の造成にからむ鹿島の裏金問題、元県議議長の逮捕、前知事や現知事との関係はないのか?
 次々に疑惑が浮上している。政・官・財に癒着の構造がまた明らかになるのではないか?
 それにしても大分発信の事件の多いこと!
 そして県内でも県南発信の事件が続くのはなぜか?

 市議選は、日本共産党の4議席を守り抜き議案提案権を引き続き維持するための選挙だ。全力を尽くしたい。

 野津原に入ることが増えたが、合併し置き去りにされた周辺地域の人々の怒り・悲鳴、そしてどうにかしたいという思いをひしひしと感じている。一方で飯田幸子さん、そして私と36年間議席のあった私の地元では、日本共産党の地元議員がいなくなることのがっかり感を強く感じている。とても難しい選挙だ。

 がんばらねば!がんばります!・・では、しばらくの間日記はお休みします。市議選後、またお会いしましょう!

写真は2・11かわのひろこ演説会でのかわのひろこ候補(上)と私(下)


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2009年2月11日(水)
費用弁償のとりくみ(2)

 先日の続き・・・05年の6月議会分から08年10月議会まで4人が受け取らなかった費用弁償の額は462万7千円。ちなみに、44人に支払われた同時期の費用弁償は4983万3千円にものぼる。土地つきで立派な家が一軒建ち、お釣りのくる金額。

 「05年の6月議会の時の委員会の委員の発言は後日」と書いたが、議事録を取り寄せて改めて読んでみたが、ちょっとここにまとめて書くのがむつかしい表現である。つまりまわりくどいいい方で反対しているのだ。市民の目線で委員会記録を読めば「ちょっとわけわからんわ」という感じだ。

 さて、児童育成クラブの指導員の方とお話する機会があった。「育成は多くて大変でしょう?」とたずねると「数年前までは多かったけれど今は少ない。特に母子家庭の方は育成クラブの保育料をやりくりできずにいる」という答えが返ってきた。
 鍵を首からぶら下げた子ども達が学校にある育成クラブの近くで過ごすそうだ。改めて子育て世代の貧困を実感した。

 どこでも政治の責任が大きい。年内に必ずある総選挙で政治をかえなければ!もちろん、その前にある市議選を勝ち抜かねば・・・。

2009年2月5日(木)
費用弁償へのとりくみ

 大分市議選告示まであと10日と迫った。
 北九州市議選は、わが党は10議席を守り、得票数も得票率も伸ばした。大分市でも同じように4議席をなんとしても!という気持ちを一つにして4人当選の勝利を呼び込みたいものだ。

 地元紙には、複合文化交流施設建設や費用弁償に対する、市民意識調査結果が、1月末掲載された。費用弁償は12月議会で7千円から3千円に減額したがアンケートではこの額を17%の人しか「適当」と回答していない。
 費用弁償について、思いおこしたことを今日は書いてみたい。

 05年6月議会、わが党は4人で費用弁償廃止の条例改正案を議会に提出した。
 提出前に、4人で手分けをして各会派団長に賛同してほしいと申し入れに伺った。自民党をのぞく会派は一定の手ごたえがあり、「この議案は通るかもしれない」と控室で話した記憶がある。

 その当時、この議案を審議する総務常任委員会には、わが党の議員はいなかった。私が議案提案者として、費用弁償廃止の議案と一緒に提出した市長など常勤特別職の退職金削減を求める議案の説明と質疑に答えた。このときの委員の発言は後日。

 結局、2つの議案とも委員会では、全会一致で不採択。本会議でもわが党を除く全員で不採択だった。6月議会が終了してすぐ、自民党の議員から「小手川さん、不採択になってよかったな。共産党もまた7千円もらえるね」と声をかけられた。

 彼らは、議案提案はわが党のパフォーマンスと見ていたようだ。しかし、私たちは、議案提案する前から、否決されたあとは、費用弁償を受け取らないことを決めて議会に臨んでいた。それは、他市でも費用弁償を受け取らなくても、即、寄付行為が発生せず公職選挙法にふれないことが調査で明らかになっていたからだ。

 議長に「費用弁償受け取り辞退」の申し入れをし、その後4人は全く費用弁償を受け取っていない。このような行動なしには、議会が動かないのが実態だ。続きは後日。

写真上は費用弁償受け取り辞退の申し入れ(2005年6月29日)
写真下は費用弁償問題のホームページでの特集(2006年2月14日)

2009年1月30日(金)
候補者の自民かくし

 あと半月で市議選の告示だ。そして、2月1日が北九州市議選の投票日。
 北九州は10議席を死守する選挙。がんばってほしい。今日の朝日新聞には、自民党の候補者の自民かくしが目立つという報道があった。

 大分市議選に目をむけて見ると、すべての現職のリーフや後援会資料を目にしたわけではないのだが、私が見た範囲では、「自民党」の文字のはいったものにはまだお目にかかっていない。確か自民党の現職は全員党から公認をうけたと記憶している。

 市議会でも、重要な議案や請願・陳情に対する委員会審議での賛否のとき、必ず討論の時に、「自民党としては・・・」と会派としての態度を述べている。(それは、公明党やわが党なども同じ)個人個人が異なった態度をとるわけではない。

 地元の人だからと選んでも、その人が自民党であれば、大事な1票が、「絶対自民はダメ!」と思っている自民党にまわったことになる。後でしまった!ということになる。

 さて、15日(告示日)ポスターに「自民党」とはっきり書いている候補者は何人になるのだろう?
 自民党の現職議員で、リーフに「定額給付金反対」とあったのにはまいった!
 あなたは何党の方ですか?

2009年1月27日(火)
なんとか乗り切っていきたい

 昨日午前中は、引退する議員に対するセミナーがあった。
 市県民税の支払い、国保税、国民年金、議員年金などについて1時間半ほど説明を受けた。今回、9人の議員が引退する。近年にない大量の引退だ。説明によると2009年は市県民税も国保税もかなりの額。心してかからねばならない。

 午後は市役所内の新聞代の集金に。庁舎内ではなく、出先を受け持っているのでちょっと時間もかかるが、1か月に1回、赤旗をご購読いただいている市職員の方と顔をあわせ言葉を交わすのは楽しい。こんな時間もあと少しだ。

 今日は、1週間に1度の休み。やらなきゃならない事は山積みだが休まなければたちまちバランスがこわれてしまう。
 今日は、美容院へ。美容師さんが「首の芯からこってますね。肩もパンパンですね」・・そうです、首から肩にかけてこりまくっているのです。日記を書くためにパソコンに向かっている今も左肩の芯がきりきり痛みます。議席を引き継がねばならない重圧もある。

 なんとか乗り切っていきたい。

2009年1月18日(日)
市田演説会

 今日は、市田忠義書記局長を迎えての演説会。大分文化会館大ホールの1階は満席。2階に上がられた方もいたようだ。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!
 私は、受付付近で市議選の予定候補者と一緒に参加者のみなさんをお迎えし、お誘いした方々にごあいさつをした。

 市田さんの語りは穏やかでやさしく深くこころにしみ入る。政治に対する日本共産党としての責任ある分析にもとづいた話、政治をかえなければと思っている人、政治のおかしさに気付いている人が行動しなければならない時期だと鋭く迫る、あっという間の1時間だった。

 市議予定候補の4人の訴えもそれぞれ個性的でよかった。市議選は10人落ちの選挙戦になりそうだ。これを勝ち抜くのは容易ではないが、がんばらねば!

 さて、大分市議会議員は4年間で16回の一般質問の機会がある。しかし4年間で一度も質問しなかった議員が5人もいる。1回しか質問しなかったのは2人、2回が3人だ。

 議会は言論の府、市民の声を届けるのが議員の一番大切な仕事のはず。だまって座って議員歳費と費用弁償を受け取る・・・どう思います?


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2009年1月16日(金)
深刻なくらしの状況

 市議選告示まで1か月を切った。

 昨日立候補者説明会があり、46の定数に56〜57人が立候補予定であることがはっきりした。多数激戦の選挙だ。議案提案権を持つことのできる4議席を守り抜くこと、そして党の女性の議席を守ることが私に課せられた使命だ。

 かわのひろこさんの生活相談事務所は大津町1丁目に構えている。
 昨日60代の男性がふらっと入って来られた。「県社会福祉協議会はどこですか」と言う。すぐ近くだが、入ってくるなり、昨日から何も食べていないとへたり込んだ。

 熱いお茶を飲んで頂き、丁度居合わせたひろこさんと一緒に事情を聴く。仕事がなくなり、お金もなくなって生活保護の申請に行った。マスコミ報道を見てすぐにお金が出ると思ったが1カ月ぐらいかかると聞いたので、かっとなり市役所を飛び出て来た。生活保護は受けたくない、できれば社会福祉協議会でお金を借りたいと言われる。保証人が必要だし、すぐには借りられないと予測できたが、とりあえず社会福祉協議会に行ってダメだったら絶対にもう一度来て下さいと送り出した。

 4時過ぎに、だめだったと肩を落とし帰って来られた。私が、生活福祉課に電話を入れて、明日朝一番にもう一度市役所に行くことを決めた。
 所持金を聞くとゼロ円。自宅から市役所までは歩いて来たという。2千円をお貸しした。

 今朝9時過ぎに市役所に行くと、すでに待っておられ、彼に、生活保護の仕組みを事前に説明し、保護決定までに時間がかかる仕組みもお話し生活福祉課に一緒に行った。

 昨日からの続きなのですぐに申請書を出してくれ、その場でご本人が記入し、提出。午後彼の自宅に担当課が調査に行き、その場でつなぎ資金を渡してもらったとご本人から明るい声で事務所に感謝の電話が入ったという。ひと安心。

 雇い止めで、キヤノン関連や青年労働者の問題がクローズアップされているがそれだけではない、本当に多くの人々が深刻な状況に陥っている。

(写真は、山野きよこさんが「携帯で写真を送れるようになりました」と携帯初添付メールでいただいたもの)

2009年1月11日(日)
大分市は1日早い成人式

 寒い〜寒い1日。
 今日は大分市の成人式。引退するため、ほとんどの公務は遠慮しているが、成人式だけは参加しようと思い大分文化会館に向かった。

 12時からの式典に参加する前の20分ほど新婦人の会員の一人として核兵器廃絶の国際署名活動に参加した。寒い中ペンを握ってくれる青年達・・・うれしかった。
 今年は、署名の呼びかけ人に長崎・広島市長などの他、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授も新たな呼びかけ人になった。

 さて、成人式の市議会議員の来賓参加は、本当に少なかった。みんな選挙に走っている?のだろう。今回は9人現職が引退し、新人候補乱立のようだ。

 4時からは津留地区の新年互礼会。私にとっては今年で最後の互礼会となる。出席してテーブル毎に引退のご挨拶をさせていただき1時間ほどで会場を後にした。

2009年1月5日(月)
働く人が大切にされる日本に

 あけましておめでとうございます。
 どんなお正月を迎えられましたか?

 年末、ちょっと煮詰まってしまい精神的体調に黄信号が点滅したため、31日から3日までは何も考えないように過ごした。

 31日は帰省していた次男と一緒に別府の哲二の実家で年を越し、2日は帰省した長男も合流し国東の私の実家へ。写真は別大国道を走っているときに見た虹です。あまり写りはよくないけれど・・・。

 新年の虹なので結構車の中から携帯で写している人が多かった。
 今年こそ、まじめにこつこつ働いている人たちが大切にされる日本に、大きく足を踏み出す年にしたいですね。

 次男は昨日宮崎にもどり、長男は今日の夕方愛知に出発。私は、月曜日の地元交差点での朝の街頭演説の後、ばたばたと外での仕事をこなし、午後自宅でできる仕事を選び自宅に帰った。

 パソコンに向かいながら、彼のリクエストの団子汁を昼食につくり、夕食がわりに持たせる弁当をつくる予定だ。2人の息子は、帰省してそれぞれの生活の場所に戻るとき「弁当作れる?」が合言葉のようになっている。息子達が巣立ってからの我が家の習慣だ。


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2008年12月30日(火)
みなさん、よいお年を!
 2008年も残すところあと1日となった。

 今年はみなさまにとってどんな年でしたか?
 私は、5月に引退が決定し、やっと心が安定した日々を送れるようになった。
 今は、来年2月の市議選にむけて「かわのひろこさん」当選に責任を持つことが4議席確保に結びつくと信じ力を尽くしている。

 年末にさしかかり、さすがにオーバーワーク気味。眠りが浅くなり頭痛がひどくなってしまった。
 年末年始ちょっとゆっくりしてまた来年からパワー全開!・・・といきたい。

 白髪が目立つようになった1年でもある。
 「髪は染めない。自然に年を重ねていく」ことを公言している。さすがに化粧はしているが、髪は白髪が増えても染めず自然にしていたいと思う。

 私が素敵に年をかさねているなあと常々思っているのは大久保八太市議団長の奥様、紀子さん。化粧もされず髪も染めずナチュラルで笑顔が素敵です。
 こんな風に年を重ねられるといいなあ、と思える素敵な女性です。

 私のホームページのトップに「引退のごあいさつ」を載せている。(こちら から)
 長年ニュースを送っていた市内のご支援いただいたみなさまにご挨拶状として送らせていただいたもの。また、私や日本共産党をご支援してくださった、地元をはじめ多くの方にもお渡ししている。私のホームページを訪れてくださったみなさんにも、心を込めてご挨拶したいと思う。どうかごらんになってください。

 2009年、また「めぐみ日記」でお会いしましょう!よいお年をお迎え下さい。
 日記を開いていただいたみなさま、1年間本当にありがとうございました。
2008年12月25日(木)
「風のガーデン」

 かわのひろこさんとごあいさつにまわっているといくつか質問を受ける。

 まず、なぜやめるのかと聞かれる。
 ──4年前の選挙の時、選挙戦の厳しさと、夫ががん末期で助からないと宣告された中で更年期も重なり精神的バランスを壊したこと。かわのひろこさんが予定候補者として決定してからは落ち着いたことを伝えている。


 もう一つの質問は、議員を辞めてその後、何をするのかということ。まだなにも決めていないが、来年1年間はゆっくり休み精神的健康を回復したい。その間にその後の人生なにをするか決めたいと答えている。

 そして、「これからいろんな相談はだれにすればいいの?」という方には、私は議員はやめても日本共産党員であることは変わりないので、いつでも相談を受けますよ、遠慮なくご連絡くださいと答えています。

 先週まで、木曜日は「風のガーデン」が放映されており、ほとんど観ていた。夫の闘病中の様々な思いがよみがえってきて少しつらかったが最終話まで観ることができた。


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2008年12月24日(水)
かわのひろこさんの事務所開き

 20日、21日と2日続けてかわのひろこさんの事務所開きがあった。一つはかわのひろこさんの地元、野津原。そしてもう一つは私の活動区域である大津町だ。2か所あわせて100人を超える方々にご参加いただいた。
 特に大津町は雨の中、熱気あふれる会となった。

 自営業者の方が、激励のあいさつで「今、業者は最高です」と切り出された。意味は、最低を最高に更新しているということ。「景気が悪い悪いというと気持ちが沈むので『最高』と言っている」らしい。

 4人のうち、一人でも欠ければ、議案提案権を持つことができなくなる大変な選挙。勝ちたいし勝たなきゃならない。

 市議選は激しい。昨日電話でこんなことを聞かれた。

 「近所の人に、ある候補者を頼まれたので、自分は共産党の議員さんにお世話になったのでその人には入れられないと断った」

 それでもあいさつだけでもと候補者を連れてこられたらしい。そのあとが問題。

 「その後、いろんな物を持って来て子どもさんにあげてと無理やり置いていかれて・・選挙違反じゃないですか、受け取れないと言ったけど置いていったんです。どうしたらいいんでしょうか?」・・・・


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2008年12月19日(金)
大分市へ9項目の申し入れ

 昨日の朝日新聞の人の欄にベネズエラの天才指揮者といわれる27歳のグスターボ・ドゥダメル氏の記事があった。
 彼は、10代から20代で構成される「シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ」の日本公演で来日している。

 ベネズエラは音楽活動を通じて、貧困や非行から子どもたちを守り、子どもたちが音楽で社会発展に寄与するための国家プログラムがあり、27歳の天才指揮者もそのプログラムから誕生している。

 文化を大切にし、子どもたちの心を耕す国ベネズエラは、21世紀の社会主義を目指す国だ。今日の「しんぶん赤旗」にも、このオーケストラの記事があった。
 教育は点数による競争と規則による子どもと教師を締め付ける方針しかもたない我が国との大きな差。
 
 昨日の参院での民主党の強行採決はいただけない。
 現在の雇用問題を政争の具にしたことはだれの目にも明らかだ。スピードをもった議論と政策を実現することが政治の責任のはず。国民生活の深刻さを真ん中に置いた国会での審議であったなら強行採決は許されないはずだ。

 さて、今日の「しんぶん赤旗」には志位委員長が日本経団連に非正規労働者の大量解雇の中止・撤回を求める要求書を提出し、経団連と会談をしている記事があった。
(要求書の内容はこちらから)


 私たち党市議団は、中部地区委員会と今日、9項目にわたる「雇用・くらしに係る緊急申し入れ」を行った。
(申し入れ内容はこちらから)


 これまで大分市は、キヤノンや東芝などに助成金だけでも22億円を注ぎ込んでいる。その結果が生み出した県内に広がる雇用の問題は深刻だ。企業立地促進条例は平成20年度までの時限立法だ。もうこの条例はやめて、農業・漁業を含む地場の中小零細業者を保護・育成するためにこそ条例をつくりなおすべきだ。

2008年12月15日(月)
私にとって最後の市議会が閉会

 今日は議会の最終日。費用弁償の見直し議案をわが会派の4人で議案提案した。4人以外賛成者がおらず否決された。

 1日7千円の費用弁償を3千円に引き下げする議案が賛成多数で可決され、大分市議会の費用弁償は今後3千円に引き下げられることにはなったが、議会に出席するのに1日3千円も交通費がかかるところにいったい誰が住んでいるというのか。もちろん、野津原や佐賀関からバスで通勤すれば往復それくらいかかるかもしれない。でもみんな車で通っている。議会では賛成多数で決定されたが、市民の間では1日3千円の費用弁償は、賛成多数とはいかないはずだ。

 壇上で、議案提案をし、3千円に引き下げる議案の反対討論もした。これで、私の市議会議員としての議会活動は終了した。応援して下さった多くの市民のみなさん、本当にありがとうございました。

 12時からは議会と執行部合同のお別れ昼食会(もちろん自費ですよ)。引退する議員が一人ずつあいさつをした。私は議会壇上でしゃべりつくしたのであんまり言うことはないと前置きをして16年間で思い出を2つ。

 一つは委員会審議が禁煙になったこと。もう一つは2期目のときに総務常任委員会審議で当時の委員長(すでに引退している方)から、発言のために挙手をしても「女は、あと」と言って最後まで発言させてもらえなかったこと。もちろん党市議団として議長に議会運営上問題であると抗議にいったけれど。

 最後に、市長に対しお願いを一つした。それは政策立案の重要なセクションに女性をもっと多く登用していただきたいということ。
 さて、これからは市議選にむけて全力投球だ!4人当選のためにがんばるぞ〜!!


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2008年12月14日(日)
これでイインカイ?県教委どの!

 「教員採用不正の実態解明を求める県民集会」"これでイインカイ?県教委どの!"に参加した。おおいた市民オンブズマンの主催だ。

 12日に続き、背筋をしゃんとのばして生きる青年にまた会った。不正採用されたとして21人の教員の採用が取り消されたが、その内の1人の青年教師が実名で登場し、やめさせられた人たちの代表として訴えたいと告発をした。

 その勇気に感謝し、感動した。彼は、大分大学の末教授の自主勉強会に参加していた一人だが不正をお願いしたことは全くないし、不正採用の1人と決めつけられ、「痴漢をしていないのに、痴漢をしたとみられているのと同じようだ」という。
 眠れない日々、執拗に自主退職を促される状況に追い込まれ、やめることを決意していたがそれを思いとどまらせたのは、子どもたちや保護者からの手紙だったという。

 逃げずに教育現場にいる彼は今も臨時講師として教壇に立っているが来年3月までであり、それ以降は教育現場から去ろうと思っているという。このような青年こそ教育現場に求められるのではなかろうか。

 幕引きに一直線。臭いものにふたという姿勢。なにも変わっていない教育委員会、この事件を風化させてはならない。勇気を持って告発した青年に私たちはどう応えていけばいいのだろうか・・・。参加した多くの人たちの思いではなかろうか。

 通路をはさんで隣に座ったのは、県議の平岩純子さん、「よく会いますね」と彼女。電磁波問題の学習会などあちこちでばったりお会いすることが多い。
 彼女は、私がわかば園職員時代、金池小学校の障害児学級の先生だった方。気になる事が似ているのだろう。

 さて、明日は議会最終日。問題になっている費用弁償、私たち4人は議会出席のための交通費実費支給を求めて議案を提案する。最後の最後まで気のぬけない最後の議会だ。

 みなさまにアクセスしていただいているこの「めぐみ日記」もそろそろ終わりが近づいている。実はどの時期に最後のあいさつをしようかと考えている。

2008年12月12日(金)
今日は委員会最終日

 今日は委員会最終日。生活相談が1件あり、2時半に約束していたので、昼食後、待つ間に控室のかたずけを少しした。
 たくさんの資料は思い切って処分しなければ、片付かない。

 もう一度片付けの時間をとり、来年早々には帰省中の息子に手伝ってもらい、どうしても捨てられない物だけを持ち帰ろうと思う。
 私と同じように、引退する他の議員たちの資料や冊子で、議会の古新聞や紙類を置く場所はいっぱいになった。

 さて、今日の生活相談は、一人で生活保護の申請に行ったけど、過去2回とも申請書をもらえなかった母子家庭の方のご相談だ。

 家賃が払えなくなり、アパートを追い出される日程が決まってしまってのご相談だった。なんとか置いてもらえることが決まり窓口にご一緒した。今日は申請者が多く、待たされた。前回の相談月を言って調べてもらうが、彼女が相談に来た記録はあるが、相談内容は全く残されていなかった、どういうこと?

 相談室から出て、控室に帰る途中、全国ニュースにもなったが、キャノンから契約を切られて生活保護の申請に来ていた方々と偶然お会いした。ご挨拶したが、たたかう姿勢をはっきりした方々の目元はすずやかだった。

(写真は12月9日私の最後の一般質問傍聴に来られた方々と)

2008年12月11日(木)
委員会審議2日目

 昨日から始まった委員会審議の2日目。機構改革の審議があった。
 商工部と農政部を来年4月から統合する案だ。佐賀関支所の「水産振興室」がなくなっていた。

 「漁協関係者は了承しているのか?」とたずねると「承知している」と担当課長は答えたが「それは公式発言だけれども、本当に間違いないのか」と再度念押しでたずねると「機構改革をし、部を統合することは伝えているけれど、水産振興室をなくすことは伝えていない」と答弁がかわった。

 全国ブランドの関アジ関サバの一本づりは様々な原因で漁獲量が激減しており、以前、市議会が県に対し意見書をあげたこともあるし、後継者問題などもある。合併した佐賀関・野津原の農漁業を重要視していないのではないか、食糧自給率を高める施策ははたしてどうなるのか、はっきりしない。職員削減が主な目的ではないかと考えこの議案には反対をした。

 大分市はこれまでキヤノンに20億円の助成金を出してきた。そのキヤノンが大量解雇をいとも簡単に始めた。
 倒産が目の前に来ているわけではない、それどころか莫大な利益と内部留保があるのに、これは許されない。従業員を数人抱える小さな事業所の経営者は自分の給料がでなくても、従業員をなんとか守ろうとする。なんという違いか。市が助成金を出すべきは地場の事業所の方ではないかと思う。

 大分市は5日に商工労政課に相談窓口を開設した。そして、今日は市営住宅を緊急に提供することにしたと住宅課課長から携帯に電話が入った。
 その姿勢を評価し、「派遣の方は生活必需品を持っていない方も多いはず。電化製品などはリサイクルプラザなどを抱える環境部と連携をとり提供の準備をしてはどうか」と提案した。

 地方自治体のこのような取り組みはとても重要だが、やはり政治の責任としては大企業に対し、派遣切りにストップをかけるべきだ。

2008年12月9日(火)
最後の一般質問

 最後の一般質問は3時ごろからとお知らせしていたが、どんどん早まり、なんと1時45分から始まった。

 連絡つくところはお知らせしたが、ご迷惑をかけました。
 かわのひろこさんを始め、私の先輩議員の飯田幸子さん、別府の哲二の両親、国東の父、そして宮崎にいる息子、党支部や後援会のみなさん、認可外保育所の方々など、本当に多くの方にお越しいただいきありがとうございました。

 再々質問の後、涙をださぬようせいいっぱい気をはってあいさつをさせていただいた。ぬかりはないと思っていたが、なんと、市民のみなさんへのお礼の言葉をとばしてしまった。なんという!私らしいとも言えるかも・・・。

 昨夜から今朝にかけてわかば園の元同僚達から次々メールが届きとてもうれしかった。
 「引退の時は傍聴に行く」と約束していた夫の姿が傍聴席にないのは寂しかった。今日は、彼のネクタイを締めて彼から誕生日プレゼントにもらったイヤリングをしての最後の質問だった。

 質問原稿は こちら から

2008年12月8日(月)
自民党のお家芸?

 5日(金)から一般質問が始まったが、5日の新市民クラブの高橋議員が質問の中で「未曾有」と言うと、なぜか自民党席から、笑いが起きる。麻生首相の漢字の読み間違いのことがよぎるらしい。でも高橋議員はちゃんと「みぞう」と言ってるのですよ、念のため。

 さて、今日、自民党の議員の質問の時「華々しく」を「はなはなしく」と原稿を読んだので、思わず「はなばなしくよ!」と私が訂正したので議場が爆笑。私の声はよく通るのでみんなに聞こえてしまった。その後も、「経済は悪化の一途(いっと)をたどって・・・」を「・・悪化のいちずをたどって・・・」と読んでいた。さすがにこのときはもう、訂正をしなかったが・・・。

 漢字の読み間違いは自民党のお家芸なのかしら??

2008年12月5日(金)
今日から一般質問

 今日から一般質問が始まった。
 私の質問順位は最後! 9日火曜日の3時頃になりそうだ。議員生活最後の一般質問になります。お時間のある方はぜひ傍聴にお越しください。

 最後の質問は、子どもの育つ環境についてを中心に組み立てている。1時間しかないのですべて言うことは難しいが、言いたいことは言っておこうと思う。

 昨夜遅くというか、日付は今日にかわっていたが、やっと質問原稿完成。朝寝過ごしあわてて出かけたので、老眼鏡を忘れてしまった!昼休み取りに帰ったりばたばたと・・。

 さて、来年1月18日(日)3時半〜大分文化会館大ホールで市田忠義書記局長を迎えての大演説会が開かれる。手帳に書いておいて下さいね、会場でお会いしましょう!

 今日夕方事務所に行くと、演説会のポスターができていた。アンケートのお返しビラも遅れていたがやっと刷り上がり、市議選も本番だ。

 かわのひろこさんの事務所もいいところを借りることができ、8日はみんなで、荷物を運びこむことになっている。

(写真は1月18日大演説会の市田書記局長と、新婦人の会議にお母さんと来ていたT君! とにかくかわいい!)

2008年12月2日(火)
最後の議会が始まりました!

 昨日から、今期最後の議会が始まった。私にとっては4期16年最後の議会だ。

 ばたばたとしており、質問原稿の準備に取り掛かったのはやっと1日の早朝。今日は1日こもって原稿を書く予定だったが緊急かつ深刻な生活相談があり事務所へ。

 保健所保健師さんのアドバイスも頂きながらなんとか解決のめどがついて安心したが、明日も時間を取らざるを得ない。ご本人は恐縮していたが、私から見れば、第三者が関わらなければ事件になる可能性をはらんでいる相談だった。めどがついた時の相談者の笑顔にほっとした。

 昨日は、議会と執行部の記念撮影。今期限りで引退する議員は、自民党は田島議員。社民クラブは田崎・桐井・井上議員、公明党は油布・後藤・衛藤議員、新市民クラブは後藤議員そして私の9人だ。記念撮影では引退議員は一番前に座る。だれかが「後ろん方に立っちょん何人か前に来た方がいいんじゃねえんか!」と言っていたらしいが・・・??

 わが会派の大久保団長が地方自治功労者として総務大臣感謝状を頂いた。大分市議会初ということで、昨夜は祝賀会が議会・執行部で開かれた。在職35年、すごいの一言。彼は今度は10期目に挑戦だ。大変な選挙だが勝ち抜いてほしい。

 さて、私はもうひと頑張りして質問原稿のめどをつけなければ・・・。


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2008年11月29日(土)
山本一力

 来週から議会が始まる。その直前だが視察に出かけた。

 複合文化交流施設内に保育所を入れる計画を市が打ち出しており、にぎわいを目的としている建物に保育所を入れることに、どうしても納得できない私だ。

 「ほかの都市でこんな方法で公立・認可保育所をつくっているところがあるのか?」と決算委員会のときに担当課長に聞いた。
 「あります!」と、自信をもって答えたので、「そうか、あるのかぁ」と思い、具体的にいくつか教えてほしいとお願いしていた。

 まず、示されたのは北九州市戸畑区。
 視察に行ったが全然コンセプトが違う(議会ホームページの視察報告―10月分をご覧ください)他にはないのかと聞くと「探してみます」との返事。なかなか、答えがなく、せかせると「実はないんです。もう少し待って下さい」と何度か言われ「ありました!」と相模原市を紹介されたのが11月中旬。

 加えて議会事務局が探してくれた京都市の保育所を含めて視察に行ってきた。ぎりぎり12月議会に間に合った。結果については来週から始まる議会の質問の中であきらかにする予定だ。

 さて、行き帰りの車中やホテルで夢中で読んだのは山本一力の小説だ。
 数か月前、ひょんなことから市の職員に薦められ彼の作品を読み始めた。
 はまってしまった。視察に行く直前、市民図書館に行き、文庫本を2冊借りた。「深川駕籠」と「深川黄表紙掛取り帖」の2冊。

 文句なく楽しめた。江戸末期の世相が現代の世相とリンクする。いつの世も大切なものは何か、筋を通して生きることのすがすがしさが随所にあふれている。そしてなにより、侍ではなく豆腐屋だったり駕籠かきが主人公であることが楽しい。

 今日は、南津留の防災訓練。私は地域のサロンのみなさんと参加者に差し上げる鶏飯の炊き出しのために8時過ぎから公民館へ。今年も100人程の方が参加し、消防署職員の救急法の講習やチェンソーで木材を切る講習などを受けた。消防職員のウイットに富んだ話は好評だった。

2008年11月25日(火)
障害者雇用一歩前進!
 19年使った洗濯機「分け洗い静御前」がついに故障したことを以前日記に書いた。その日記のことで「分け洗い静御前」と題するメールを頂いた。

 16年使っている洗濯機がそろそろダウンしそうなので、どんなのがいいかネットで調べていたらしく「分け洗い静御前」で検索したら、私の日記にヒットしたらしい。ためしに私もやってみたら確かに私の日記が検索された。ネットっておもしろい。
 ・・・ブログで「分け洗い静御前」を使っている人がいる妙な喜びを感じました。

 おまけに 「共産党の人だったなんて縁を感じます。私は、選挙権をもってからずっと共産党を支持してきました・・・」とあった。なんだか私もうれしくなった。

 6月議会で市の障害者雇用の問題で質問をした。(質問原稿は こちら から)
 身体障害者の採用枠を設けることと知的・精神障害者の嘱託雇用を求めた。市の答弁は「検討したい」とのことだった。

 今日の市長記者会見の資料によると、市は来年4月1日から知的障害者3名、精神障害者1名を嘱託職員として雇用することを決定した。採用試験は年明けに行い、雇用期間は1年、最長3年までである。障害者が、市の嘱託をステップに一般企業への就労ができればという目標だ。採用試験などについては、障害福祉課に問い合わせていただければと思う。

 熊本市に視察に行き調査したことを議会質問に反映させ、そして実現・・・
 このパターンは議員としてはうれしい限りだ。願わくば来年度から市職員採用に身体障害者枠を設けてほしい。

(写真は木守り柿)
2008年11月16日(日)
費用弁償と根拠

 小手川さん、テレビに出てたね。
 ──ここ数日よく声をかけられる。11月10日に費用弁償の件を議論した地方分権等調査特別委員会の様子がニュースで放映されたからでしょう。怒りの表情で発言している姿だ。ある局のニュースでは「議員は議会に出るのが職務。日当は必要ない。せいぜい交通費程度」とコメンテーターが言っていたらしい。

 1日7千円の費用弁償を3千円にという委員長の案を共産党以外の会派が賛成し特別委員会は結論を出してしまった。審議時間はわずか30分足らず。

 わが党の見解は市議団ホームページのトップにアップしている。費用弁償の金額については金額を下げればいいというものではないはずだ。なぜ、7千円から3千円かということが市民の皆さんに納得できるものでなくてはならないはず。

 河越委員長の説明によると3千円の根拠は、「費用弁償を支給している中核市の平均金額」だそうです。でも、「費用弁償は職務を行うのに要した経費」であることが地方自治法に定められている。地方自治法に基づいて考えるならば当然、交通費であろう。議会基本条例を中核市で初めて制定する予定の大分市議会。先進的な条例制定なのに、費用弁償は先進的な決着の仕方なのかしら??

 最終的な決定は12月議会だ。地方自治法にのっとった結論を導き出すことのできる議員や会派が増えることを望んでいる。

2008年11月6日(木)
一通のメール

 国保税、高すぎて払いたくても払えない方が激増している。国保保険証の取り上げは命にかかわる問題だ。

 「子どもの保険証は取り上げるべきではない」と9月議会で質問したのは福間議員だ。10月末、市は15歳以下(義務教育以下の子ども)の国保保険証は短期証を発行するという方向性を出した。

 さて、昨日一通のメールが議員団あてに飛び込んできた。国保の資格証明書を交付されている子育て中のお母さんからだ。子どもが骨折。入院手術になり国保課に駆け込んだが、どんなに頼んでも短期証の交付もしてもらえなかった。自営業の大変さが切々と書かれ、どうにかならないかという相談だった。

 急を要すると思い、返信メールを送ったが1時間たっても連絡がない。メールには住所も電話番号も書かれていない。しかし、お母さんの実名が書いてあり、国保の窓口に相談に行った日にちが特定できたので、国保課の担当セクションの責任者に連絡を取り、調査してもらい相談者が特定できた(もちろん住所や電話番号などは個人情報なので私は教えてもらっていない)

 なぜ、この方に子どもの短期証の適用をしないのか?おかしいではないかと指摘し、市の方からご本人に連絡してもらい、短期証の発行をすることができた。

 今日、その方からお礼のメールが届いた。安心して病院に通えること、大変な生活だけれど、自営以外に夫婦でアルバイトも始めた。滞納した国保税を少しずつでも払っていきたいと書かれたあった。

 共産党市議団のすばやい対応に感謝のことばと選挙応援しますのことばが最後にあった。ほっとしたしうれしかった。でも、相談者の生活を考えると胸が痛い。

 今日は1時半から新婦人大分支部の会員のみなさんと費用弁償見直しの関係で議長あてに要望を書提出。私も会員の一人として同席した。

「市議会議員の感覚って信じられないくらい市民の感覚とずれている!」
「会社に行くのに夫は給料以外に1日7千円ももらえない」
「パートで働いても1日7千円にはならない」

 などいろんな意見が出された。議長は出張中で、議会事務局総務課長に要望書を託した。委員会の議論は来週10日月曜日の10時からだ。

 まさか、共産党以外の会派に根回しがすんでいて、当日はしゃんしゃんしゃんの委員会なんてことにはならないだろうなあ???まさかねぇ・・・

2008年11月5日(水)
費用弁償の見直し議論

 4日から2日間、高松市と宝塚市へ視察。8時過ぎ自宅に着いた。視察内容は、12月議会で取り上げるもの。

 視察の初日はホームで電車を待つ間、何度か、事務局の尾中さんとビラの印刷の打ち合わせ。10月末から「費用弁償について考える」ための市議団ニュースをつくっていた。団会議で内容を検討し、デザイン、構成をAさんに頼み、視察に出る直前まで何度も直しをお願いし、完成させた。
 9日付けの日曜版折り込みに間に合った!

 11月10日の地方分権の特別委員会で、費用弁償の見直し議論がいよいよというか、やっと始まる予定だが、自民党筋からは「4千円で・・」などという声が大きい。「なんで、4千円なん?」なんですよね〜!

 市議団ニュースの内容は、団ホームページのトップにアップします。ご覧ください。ご意見などもお待ちしています。

2008年11月3日(月)
事務所がにぎやかに

 連休中は、半日ずつ、かわのひろこさん(左)と街頭宣伝に出た。
 総選挙と市議選と一体に戦っていかなければならない。総選挙の時期が決められないことそのものが、自民・公明の政治の行き詰まりを示している。

 連休中は、街頭宣伝に後援会ニュース届け、事務所では出来上がったひろこさんのリーフレット折りと、事務所が一気ににぎやかになった。

 3日の昼食はTさんから、カレーの差し入れもあり、みんな大喜び!わいわい楽しい2日間だった。選挙は楽しくなくっちゃね!

2008年11月1日(土)
哲二の大学時代の友人

 30日の日記にも書いたが、哲二の大学時代の友人のKさんがわざわざお参りに来て下さった。別府に住む哲二の母も、学生時代にお会いしたことのある方でなつかしみ、是非会いたいというので、彼女を別府まで迎えに行き、3人で哲二の話やKさんの仕事の話などを交え楽しい時間を過ごすことができた。

 ありがとうございました。

2008年10月30日(木)
今月もあと一日

 今週は、デジカメを持ち歩き写真をとったのに、日記を書く時間がなく、ずるずると来てしまった。
 28日は山下かいくんの事務所開き。70人の人が集まった。 かいくんの訴えは熱がありすばらしかった。

 さて、党がおこなった「市民アンケート」は2000をこえる回答があった。その中には地域要求がたくさん寄せられている。先週、調査にかわのひろこさんや堤県議などとまわり、今週は具体的に市の担当セクションに要請行動。ひろこさんや地域の方と一緒だ。
 担当セクションも危険性を認め早急に対策をとるという回答をもらったものもある。結果はビラにして地域にお返しをしていく予定だ。

 もう、明日で10月も終わり。1日の土曜日には東京から哲二の大学時代の友人が来られる。Kさんは、作業療法士、障害をもった子どもたちの療育塾もやっておられるらしい。本も出版されている。講演会の講師として山口までこられるので大分まで足をのばして下さるらしい。私たちの結婚式にも来ていただいたKさんには哲二が亡くなったことを知らせ、追悼本も送っていたが全く音信がなかった。

「まだ、死をうけいれられないんだな」と思っていた。やっぱり頂いた手紙には「人の死を受け入れるのが苦手で・・」と書かれてあった。

 先月末は、アルコール依存症になり、救急車で健生病院に運ばれそこで哲二に巡り合い、どん底から救ってもらったと言われる50代の男性がお参りに来て下さった。アルコールで友人も家族もすべてを無くし、みんなが背をむける中で哲二だけが「あなたはきっと立ち直れる」と住むアパートを探してくれ、週に1回しんぶん赤旗日曜版をかれの元に届け「どうしてる?」と声をかけてくれたと話して下さった。哲二の死は、県外に出ていて知らなかったらしい。

 今では立派に社会生活を営んでいらっしゃる。「あれから一滴も飲んでいません」と晴れやかに哲二に報告していた。生きていたら再会をどんなにか喜んだろうに・・・。

2008年10月25日(土)
久しぶりの読書

 先週に続き、今週も忙しい日々が続いた。
 先週と同じように「週1日の休み」がひねり出せず、気づいたときには「やばい!」の一歩手前。──明日は休むぞ!と前日に決めた。

 午前中美容院に行き髪を切りさっぱりして、午後からは久しぶりに、宮部みゆきの世界に入り込む。彼女の推理小説は、登場人物の人間性がしっかり書かれているから好きだ。読みながら涙することも多い。

 夕方、地元紙の夕刊を見ると、大分市議会の費用弁償の記事が大きく写真入りで報道されていた。「審議6度・・結論まだ」の大見出し。「大分市議の費用弁償見直し」「財政難の中、一部議員が減額反対」「得られる?市民の理解」

 費用弁償見直しは「地方分権等調査特別委員会」で議会改革の一環として審議が始まった。一問一答制の導入など、多くのものは次々に結論が出たが、議会に出席すると1日7千円の費用弁償の見直しは、5月に審議が始まって未だに結論が出ない。

 その原因は、自民党会派だ。特別委員会の会議録を見ればよくわかる。議会ホームページの会議録閲覧からだれでも見ることができる。まだ、7月分までしかアップされていないが、5月、7月の会議録のどちらとも後半部分に議論している。リアルなやり取りになっている。(こちら からどうぞ)

 他の議会の費用弁償見直しの状況も議会事務局がしっかりと調査した資料を提出しているが、全国の流れは、廃止か交通費実費支給だ。
 次の委員会は11月10日10時から。傍聴もできるので興味のある方はどうぞ!費用弁償とともに海外視察の見直しも議論中だ。

 ちなみに、わが会派は、費用弁償は受け取り辞退。海外視察には参加していない。

2008年10月22日(水)
今日は次男の誕生日

 今日は、次男の22歳の誕生日だ。
 今日は忙しく夜になりやっと時間がとれてお祝いメールを送った。実は、彼はもう少しでこの世に生まれていなかったかも知れない子どもだ。彼の出産を経験して、私は「出産は命がけ」という言葉を実感した。

 長男を産んだとき、私は微弱陣痛で苦労した。ところが次男の時、陣痛が来たので、看護師さんが、経産婦という安心から、人工破水した。
 その後陣痛が遠ざかり、病院は大慌て。大変な思いをしてこの世に生を受けた子だった。

 生後4か月くらいから、ひどいアトピー性皮膚炎になり、母乳を与えている期間、私自身が食事療法をした。乳製品・卵・小麦だけでなく米までだめになり、一時は私の主食がもちキビだったこともある。
 添加物をいちいち確かめたし安全な食について学んだのもこの頃だった。育児休暇を終えて子どもが通った保育園は幸い除去食をきちんと作ってくれるところだったので、助かった。

 先日、台所で「そう言えば母さんは、腹減ったぁというと『いりこ食べちょきよ』っち言いよったなあ」と言うではないか!
 「そういえばそうやったなあ」と返したが、夕食前にお菓子を食べさせると食が進まなくなるので、子どもたちが保育園でいつも食べているいりこを食べさせていた。

 最近、彼の通っていた保育園のホームページをのぞくと、今も「カルシウムは牛乳より、いりこで・・」というくだりがあった。変わらぬ保育姿勢にうれしくなった。ちなみに次男は、自分に子どもができたら同じ保育園に通わせたいそうだ。認可外の保育園で補助金が少ないので保育料がとっても高いんですけどねー。

2008年10月20日(月)
臨時議会で反対討論

 今日は臨時議会。
 決算審査特別委員会に会派から私が委員で出ていたので、今日は反対討論を本会議場で行った。

 6千字程の大作になってしまったが、私自身の思いを込めたのでついつい長くなってしまった。原稿は市議団トップにアップしているので、どうぞ。(こちら

 さて、一段落ついたので、12月議会までは、いつあるかわからない総選挙、そして来年2月の市議選に向けてダッシュだ!

 今夜は、パソコンに向かい作業をしながら、栗の渋皮煮に挑戦!鬼皮をむき、そのあと渋皮をきれいにとるために、ことことと煮ては渋皮をとることを繰り返す。
 その後、砂糖を入れてまたことこと煮てから一晩置くのだ!
 さて、明日の朝が楽しみ。これまで人のつくったものをおいしいおいしいと食べていたが、自分で作るのは初めて。

 栗を下さった方が、渋皮煮の作り方を書いたものを添えてくださったので挑戦してみた。初めてのことってなんだかワクワクしてくる。でも、もう12時を過ぎてしまった。風呂に入り早く寝なければ・・・。

2008年10月16日(木)
ついに洗濯機ダウン!

 今住んでいる南津留の家は、平成元年3月に建売で買ったもの。
 今まで使ってきた洗濯機は、今の家に移って確か半年くらいして、買い換えたものだ。

 我が家で初めての全自動洗濯機だった。めったにない洗濯機だと思うが、パンフレットを見て飛びついて買った。

 商品名を「分け洗い静御前」という。
 4キロの全自動槽と2.5キロの自動槽に分かれている。2人の子どもが通っていた保育園は外遊び、それもどろんこまみれの遊びが日常だったので汚れ方は、はんぱじゃなかった!

 土でどろどろのパンツやシャツが毎日。小さな洗濯槽でその分だけ分けて洗わなければ、とてもじゃないが一緒に洗えない!両方の洗濯槽で一気に洗濯できるので共働きで忙しい我が家にはとても便利な洗濯機だった。

 3年ほど前、脱水の調子が少し悪くなったので、「買い換えようかな」と当時、病気療養中の夫に相談すると「換えんでもいい。まだ使える」ときっぱり言われた。彼にすれば洗濯機とその当時の自分を重ね合わせて出た言葉ではなかったかと思う。

 そんな言葉もあり、脱水が弱くなってもなんとか使ってきたが、ついにダウンしてしまった。確か、買った当時7万円くらいしたと思うが、19年も使えば十分元は取ったでしょう。

 今日、新しい洗濯機が来て、「分け洗い静御前」は我が家から運び出されたが、ちょっと寂しかった。長い間ありがとう!

2008年10月13日(月)
わかば園時代の子どもたち

 今日で、大分国体、全国障害者スポーツ大会と続いた、大分県を挙げての一大行事が終了した。
 大会を蔭から支えて下さった関係者のみなさん、そして本当にたくさんのボランティアのみなさん、お疲れ様でした。なによりも選手のみなさん、感動をありがとう!・・・

 それにしても、皇室の方々が来られたとき警察の異常な警備には、うんざりを通り越して怒りさえも・・。皇室があんなに過剰な警備をのぞんでいるのだろうかと首をかしげてしまう場面にたびたび遭遇した。

 さて、今日は、陸上に、わかば園時代の子どもたち(もう、大人ですが)が、2人出場するので、九石ドームに足を運んだ。一人は200メートル5位そして、もう一人は200メートル2位、リレーはみごと1位だった。

 久しぶりに観覧席であった5位に入ったOちゃんは、偶然会場で出会った元わかば園の職員と私が2人が並んでいるのを見つけて、「あー!ばばぁとくそばばぁ!」と中学校時代とかわらぬごあいさつ。ちなみに、私の方が「くそばばぁ」です。

 「ところでOちゃん、今何歳?」「えっ、30歳で。ビールも飲むんで」なんと、あのかわいかったOちゃんがもう30歳になっていようとは・・・。思わず「私たちがばばぁならOちゃんだってもうじじぃやん!」と反撃した口の悪い私です。

(知的障害者200メートルリレーは、4人の走者の内1人は女性。写真は大分の女性走者佐藤佳代子さん・・・スタート前〈上〉と、ゴールの後〈下〉・・リレーで大分県は1位になった)

2008年10月12日(日)
ばいじん公害をなくす会第4回総会

 今日はばいじん公害をなくす会の第4回総会に参加。
 会は、すべての会派の市議会議員、市長、環境部長、そして城東や原川などの地区の自治委員さんに総会の案内を出したそうである。残念ながら参加は共産党の議員だけ。

 4年続き5年目に入る会は着実に運動を重ね、市や新日鉄からもその存在を認められて来ている。議会では、大久保議員を中心にばいじん問題に取り組んできたが、住民運動が始まってこの4年間では、市の姿勢も、新日鉄の対応も、少しずつ変化してきた。

 今年は、新日鉄大分が、第5コークス炉を稼働し始めた。この炉は国家プロジェクトとして経済産業省の支援を受け10年の歳月を経て開発研究がおこなわれ、最新型のコークス炉といわれたが、なんと稼働直後から黒煙が何度も排出され、会の事務局に次々と情報が寄せられ、会としての申し入れもしてこられた。

 議会では大久保議員が取り上げ、経済産業省まで出向き、実情を訴えてきた。赤嶺政賢衆院議員も、新日鉄大分に調査に入った。結果、10億円かけて新設してすぐの第5コークス炉に集塵機を取り付けるという前例のない対応をせざるを得なくなった。住民運動が政治を動かし、大企業をも動かしたということだ。詳しくは「ばいじん公害をなくす会大分」のホームページへどうぞ!こちら

2008年10月11日(土)
青空演説会に100人!

 今日から、3日間全国障害者スポーツ大会。
 午前中開会式に参加する。選手の入場は観覧席からの温かい手拍子で迎えられた。歓迎のアトラクションも大分国体と同じだった。
 2度目なので、今度の方がみなさんのびのびとスムーズにやられていたみたい。会場にも多くの障害者が参加し、楽しそうにアトラクションを楽しんでいた。(写真は入場行進・大分県)

 4時からは、津留で、「青空演説会」。
 支部のみなさんが誘いあい、約100人の方が集まって下さった。堤栄三さん、かわのひろこさん、そして山下かいさんの訴え。私は、司会をつとめた。
 お誘いした30代の男性は、「いやあーかい君の訴えはすごいなあ!」と感心。次男が帰省していたので、かい君の演説を聞きにおいでと誘っていた。高校生の頃、かい君とは交流があったので、山下さんが演説するなら・・と聴きに来た。後で感想を聞くと「前の山下さんとは全然違う。なんか、すげー!」

 10月26日投票を想定し、市議選の活動区域4つのブロックに分かれて、演説会や決起集会をとの方針が急きょ提起されたのが9月の4週目。わずか2週間の取り組みだったが、熱のこもった街頭演説会となった。「青空演説会」とネーミングしたのは、私だが、雨が降ったらどうしようと心配したがよく晴れたのでよかったよかった!

2008年10月7日(火)
福田平八郎展

 今日は午前中、友人と国体の文化プログラムの一環である、大分市美術館で開催されている、福田平八郎展を観に行った。議員団事務局の尾中さんから、「すっごくいいですよ!」と勧められていた。

 一言でいえば「福田平八郎を堪能!」でした。本当にたくさんの絵が一堂に集められ、いろんな時代の福田平八郎を観ることができた。
 私が一番いいなあと思ったのは「青柿」です。色づかいがなんともいえず素敵。きっと「あっ、この絵いいな」と思える一枚にきっと出会えると思いますよ。まだの方、13日までです。急いでどうぞ!

 昨日の日記で、一つ訂正を。一般紙が5日の青年集会の報道をしていないと書いたが、今朝のしんぶん赤旗に、5日の青年集会の報道を東京新聞、そして毎日新聞が一面で報じていたという記事が・・・。

 そうだったんですね。我が家は、朝日と合同と赤旗を購読しているので、それだけを読んでの昨日の日記でした。

 さて、明日から決算審査特別委員会が再開されるが後、3日間で終了する。現在、20日の臨時議会に向けて反対討論の準備中。

2008年10月6日(月)
日刊しんぶん赤旗のトップ記事

 「希望集め青年4600人」
 「人間らしい労働ルール団結の力で」

 ・・・昨日東京明治公園で、東京首都圏ユニオン、全労連青年部、民青同盟などの実行委員会が開いた「全国青年大集会2008」が開催した集会の様子を報道する記事が目に飛び込んできた。
 青年の2人に1人が不安定な非正規雇用といわれているが、その青年たちが全国各地で自ら学び、労働組合の力も借りて立ち上がっている。

 「連帯して立ち上がることに希望を見出す若者が広がりつつあることこそ日本の希望だ」と志位委員長が挨拶のなかで述べていると報じられている。
 希望が見えない中で自暴自棄になり、弱者へと怒りの矛先をむける事件が相次いでいるなかで、本当の意味で人間の尊厳、労働者としての尊厳と言った方がいいのだろうか・・
 その自らの尊厳を守るために、連帯して立ち上がっている姿に心が熱くなる。

 志位委員長は明日の予算委員会のすべての時間を使い、派遣労働の問題などを追及するそうだ。

 それにしても、他の新聞には全く報道されていないことに首をかしげる。なぜ、こんな明るいニュースを報じないのだろう。

 さて、以前、日記で10月19日(日)に大分でも、映画「蟹工船」が上映されることを書いたが、その準備をされている方から、福岡の上映会の事を聞いた。福岡でも2回上映、1回500人入る会場なので、合計1000人入ることが出来るが、900人来場者があったとのこと。
 その内300人が当日券で入っているそうだ。これは非常にめずらしいらしい。

 大分の前売り券は、各プレイガイドでも扱っています!私は、当日午前中は地元の敬老会に出席し、午後1時半から観に行く予定。

2008年10月2日(木)
こつこつがんばる方たちに励まされて・・

 もう、10月!
 昨日は、台風接近の大雨の中、午前と夕方から夜にかけて、民商の会員さんのところを17軒ほど、民商事務局のKさんと一緒に訪問した。

 5日に開催する「集い」へのご案内と引退のごあいさつを兼ねて衆院選・市議選の支援のお願いだ。ほとんどの会員さんは、私の引退と精神的体調を壊していることもご存じで、温かく迎えていただき、励まされ癒された。

 衆院選は九州沖縄ブロックでは前回の1・5倍の票で、21の定数中、現在1議席を2議席にすることを目標にしていることを伝え、「例えば、これまでご夫婦お二人日本共産党に入れていただいていたのでしたら、もう一人支持して下さる方を増やしていただければ2議席になるんです」とお願いした。

 今日の私の活動区域の党の会議で、ある党支部のHさんが、毎日自分の友人や知り合いなどにこつこつと毎日電話で衆院選と市議選の支持を訴えていることが報告された。その数はすでに100人を超えたそうだ。目立たないおとなしい方だけに驚いたし、励まされた。

 会議に参加していたMさんは「わしはまだ100人には届かんからもっとがんばらないけんなあ」と言っていたが、いえいえKさんも十分がんばっていらっしゃいます。庶民の生活そっちのけでいつ解散したら選挙に有利か?ばかりが先行している今の情勢。こつこつとがんばる方々とご一緒に衆院選を戦いたいと思う。

2008年9月30日(火)
複合文化交流施設整備事業で意見書提出

 市では、9月1ヶ月間、20年間の管理費等も含めて、280億円を超える公共施設をつくる複合文化交流施設整備事業についてパブリックコメントを実施してきた。

 党中部地区委員会が8月中旬から実施している市民アンケートにも複合文化交流施設についての設問を設けご意見を伺ってきた。

 29日現在、約1600人の方からご回答を頂いている。まだ、次々と返ってきているので、集計が終わっていないが、途中の数字を明らかにし、意見書提出の文書のなかに入れた。ご意見もたくさん寄せられている。その意見も含めて意見書の柱に盛り込ませていただいた。

 意見書文書は市議団ホームページのトップにアップしています。(こちら
 ご覧ください。

(写真は意見書提出する議員団とかわのひろこさん)

2008年9月28日(日)
国体始まる!

 27日は大分国体開会式に参加。式典までのアトラクションの豊富なこと!
 どれもみごとで楽しませてくれた。ここまでするには多くの時間をかけた練習があったに違いない。お疲れ様!そしてありがとう!

 今日は、舞鶴後援会の総会に参加。挨拶をして、国体バスケ成年男子の応援に、コンパルホールへ。

 実は、国体中、市議会議員は、大会役員として、競技応援に行くよう、事前に要請があり、どこの競技会場に行くか、アンケートがあった。
 成年バスケには、長男の保育園から中学までの同級生が選手で出ているので選んだ。

 途中からの観戦だったが、会場は超満員。長男の同級生はバスケの選手にしては背が高くないが抜群のばねと敏捷性をもっている。彼のゴールを決める姿は見られたが、残念ながら後半数分で逆転負けをしていまった。
 残念!

(写真は開会式のアトラクションと「震災への温かいご支援ありがとう」の横断幕をもって入場した岩手県選手団)

2008年9月25日(木)
東部共同調理場でまた問題が!

 19日から始まった決算審査特別委員会は、今日で4日目。今日の審査で一般会計が終わり、27日から始まる国体のため、次回は10月8日になる。残りは特別会計決算だ。

 いろんな議論をしてきたが、今日の教育費の審議で、9月1日から可動始めた東部共同調理場で羽虫が入って、おかずが1品駄目になったこと、文教常任委員会で広次議員が追及したことを先日の日記に書いたが、その翌日、複数の中学校でご飯粒がついたままの食器、つまり洗っていない食器やしゃもじが配送されてきたとの情報が最近寄せられた。

 当然担当課もこの問題は把握していると思ったし、私が得た情報以外にもあるのではないかと思い、今日の決算委員会で、「その後、事故はないのか?」と尋ねた。「ありません」と自信を持って答える執行部!あきれてしまった。

 私が得ていた情報を委員会で明らかにし、早急に現場に確認するよう求めた。しばらくして「確かに食器が洗われていないまま、配送されていたこと。その後、何度かそういうことがあったが、1・2個であり、余分に配送した食器を使ったので問題なかった。現場はそれを把握していたが担当課に報告がなかった。原因は自動食洗器の不具合と思われるので調査中」と報告された。

 教育委員会の危機管理システムや意識はどうなっているのか?
 1・2個の洗い残しであればいいのか、余分に配送した食器を使っていれば問題ないのか?何度かそういうことがあったと言うがどこの学校で、何回なのかも報告がなく、再度調査し、次回の委員会に報告を求めた。

 7000食を超える給食をつくり、配送することそのものが、人の目と手などによる細心のチェックが困難になるのだろう。さらに、これまでの明野・上野・佐賀関の3か所は共同調理場といえども、直営だった。ベテランを含む給食調理員さんたちがプロの仕事をしてきていたはずだ。
 
 友人から「映画靖国を観に行った?」と電話があった。20日から、シネマファイブで始まっている、10日までだ。知ってはいたが、議会と決算委員会に追われていた。なんとか時間をとっていきたい。そういえば「蟹工船」の映画も10月19日(日)に1日だけだが大津町の県総合社会福祉会館で10時半〜と1時半〜の2回上映される。みなさんもどうぞ!

2008年9月23日(火)
運動会そしてひろこさんと街頭演説へ

 9月27日から国体が始まるため、小学校の運動会はいつもだと10月第1週の土・日にかけて行われるが、今年は1週間ほど早め。
 地元津留小学校の運動会に来賓として参加。すべての来賓としての行事参加が今回で終わりと思うとなんか感慨深いものがある。

 写真は5・6年生の表現「よさこいソーラン」だが、手に鳴子をもっている。「自分でつくった世界に一つだけの鳴子」と紹介があったが、本当に楽しそうに体全体で表現していた。

 ご承知のように、大分県の教育界は教員採用問題で揺れに揺れている。でも、現場の教師たちは、目の前にいる子どもたちの教育のためにしっかりとがんばっている。
 運動会で、子どもと先生を見ていてつくづく感じさせられた。

 改めて思う、「悪の根源、大分県教育界の口利きのシステムをつくりだした根っこの部分にメスを入れていかなければウソだ!根っこを残しておいて幕引きはできないゾ!」

 午後は、かわのひろこさんと街頭演説へ・・・。
 明野で演説していると通りかかった2人の後援会の方が、「私たちも一緒にいくわ」と、途中から4人でにぎやかになった。

 津留では、立ち止まって最後まで聞いて下さる方や車から手をふってくださる方、最後は「がんばってな!」と飲み物の差し入れまで頂いた。

(写真は津留小5・6年生ソーラン2008、演説中のかわのひろこさん)

2008年9月21日(日)
日本のジャーナリズムって???

 「ジャーナリズム崩壊」(上杉隆著)という本が、今日の赤旗に紹介されていた。777円、今日買った。
 知人の入院している病院へお見舞いに行っての帰り、トイレを借りに立ち寄った書店で、そのまま店を出るのは申し訳ないと思い、手にした。ちょっと開いたらやめられなくなった。でも、明日の決算審査の準備があるので、思い切って、本を閉じた。

 ・・日本にジャーナリズムは存在するか?−結論から言えば日本に「ジャーナリズム」はある。ただしそれは日本独自のものであり外国から見ればジャーナリズムとはいえない・・から始まる。ぐいぐいとひきつけられていく本。

 メディアのあり方に首をかしげることが多い。でも、今日はへぇー!そうなんだ!と思った報道を2つ。

 一つは、朝日新聞の9月13日付け「ひと」に「還暦に憲法への思いを歌う」というタイトルで沢田研二さんが登場していた。新作アルバムの9番目に「我が窮状」というタイトルの歌を入れている。耳で聞けば9条、「言葉に出さないが9条を守りたいと願っている人たちに私も同じ思いですよというサインを送りたい」・・・素敵です。

 もう一つは、9月17日の「ビートたけしの独裁国家でなにが悪い!?」ぶっそうなタイトルだ。でも、中身は興味深かった。

 この日は午前中は委員会、午後は議会基本条例策定の推進チームの会議、党の会議、夜は地元党支部の打ち合わせ会議・・と会議ずくめで、家に帰りテレビをつけた。飛び込んできたのはベネズエラのチャベス大統領の映像。

 ひどい独裁国家の映像もあったが、最後はキューバの映像だった。食糧自給率を40%から70%に高めた取り組みを追っていた。都市部で空地を農地にして耕せば個人のものにする(社会主義国なので土地はすべて国家のもの)という大胆な政策。

 田舎で農業をする若者に、都市に行きたくないか?とたずねるが、みんなここがいいという。村には無料の映画館、ディスコなど都市と同じ環境があり、そこには若者が集まる。農業従事者の給与は一般の給与より数倍高いらしい。
 これは、ソ連崩壊の後の取り組みだ。

 農薬も手に入らないため有機農業。安全な大地になったため、日本では絶滅寸前のトキが繁殖しているらしい。カストロ首相の国連演説もすばらしかったが正確に覚えていないので書けないのが残念だ。

 写真は9月19日夕方、赤嶺政賢衆院議員を迎えての街頭演説会。

2008年9月19日(金)
一息つく間もなく決算委員会に突入

 昨日で9月議会が閉会した。最終日、議長の発案で、大分国体アピールのために国体応援用のベストを着用して本会議場へ。執行部・議員全員着用のため、議場がパッと明るくなった。(写真)

 今日9月19日から、決算審査特別委員会が始まった。先週半ばより準備にかかり、審査のために必要な資料請求の準備や、財政分析、要望事項の検討などであわただしい。加えて総選挙は10月26日投票の線が強まっておりこれまたあわただしい。これまたがんばらんといけん!!・・・が無理はできない、よくよく精神的体調を考えて動きたい。
 
 さて、9月16日の夜は、「木村成敏さんを偲ぶ会」があった。木村さんは市議会議員を2期つとめられた私たちの大先輩。私にとっては「めぐみちゃん、めぐみちゃん」と可愛がってくれた素敵な紳士だった。

 絵の見方を教えてくださったことは以前の日記にも書いた。彼は、大分市美術館に映画監督の黒澤明さんの「乱」の絵コンテのリトグラフなど14点を寄贈している。以前そのお話を木村さんから聞いたとき「寄附したん?そんなすごいものを・・・。持っておけばいいのに」と思わず言った。
 「小手川さん、絵は多くの人に観てもらってこそ価値があるんで。美術館だったらたくさんの人に観てもらえるやろ」と諭された。

 偲ぶ会には、70人ほどの方が参加されていたが、本当に多くの方に影響を与えてこられた方だったことを知った。改めて大分の偉大な文化人であり、党員であった木村成敏さんを偲ぶ日となった。

2008年9月15日(月)
半身のお刺身

 午後から夕方まで、衆院予定候補の山下かいさんと街頭宣伝。

 引退表明後、朝・夕週2回の地元交差点の街宣だけにしていたが、解散総選挙が目の前に迫っているため、現職議員としての役割は果たさなければならない。
 マスコミはこぞって自民党総裁選の報道、自民か民主かの報道に終始するなかでは、共産党の議員の街頭宣伝はとても重要になる。

 山下かいさん・・・って言いにくい。いつも呼んでいるかい君と呼ばせていただく。かい君の演説の前座をつとめさせてもらったので、無理をせずに私の体調には丁度よかった。
 ますます磨きのかかるかい君の演説だった。

 途中、支持者の方から「ちょうど釣りから帰ったので」と、お魚を頂いた。ラッキー!
 おさしみがおいしいですよと言われたので、帰って包みを開くとなんと、りっぱな鯛ではないか!6時過ぎに帰ったが、7時から会議が入っており、時計とにらめっこしながら2枚におろし、半身だけ刺身にした。

 あまくておいしくて最高でした!残りの半身は後日塩焼きや煮付けにして食べよう! (写真は下郡小学校の生徒がつくっている田んぼのそばで、かかしと一緒のかい君)

2008年9月12日(金)
初めての水球の試合!

 昨日から、国体の先行競技が始まったが、今朝は、すぐ近くの大分商業高校で開催されている水球の試合の観戦に行った。

 初めて見る競技で、ルールも全く分からない中で観始めたが、だんだんとわかるようになり、途中から夢中で観ていた。

 面白かった!富山対鹿児島の試合は、鹿児島の勝ち!

 会場には、ボランティアで掃除をされている方、会場案内されている方など・・・ありがとうございます。


 めじろんの旗の中に、城東中学校の生徒さんの手描きの旗があった。いいなあと思ってデジカメを向けた。(水球の試合・城東中の生徒の手描きの旗)

2008年9月11日(木)
パワハラ裁判、結審は次回へ

 今日・明日と、国体の先行競技が開催されるため、議会は休会。今日は、パワハラ裁判を闘っている本田さとえさんの裁判傍聴のために福岡高裁へ。

 4時からの裁判は、今日で結審とだれもが思っていたが、裁判長が、どうしても和解にもっていきたいらしく、途中審議を中断して、 双方と和解の協議を始め、待つこと20分余り。再開された後、次回10月16日に、和解・結審となった。

 どういうことかといえば、16日までの間に、和解条件をやり取りし、双方が一致すれば和解。しなければ、16日で結審となる。裁判ってわからないことが本当に多い。裁判の後、報告集会で弁護団から解説してもらってやっとわかる。

 今回も、大分から15人ほど駆けつけ、福岡のロースクールの学生さんや福岡の支援者など含め、今日も25人程の傍聴者。傍聴席は、今回もにぎやか!!

 彼女の主任弁護士、京都の中村和雄弁護士は京都市長選の候補者だったことは、以前、日記にも書いたと思う。
 彼が住んでいる南区の京都市議補選で、自共の一騎打ちで2,000票もの大差で共産党が勝利したことをうれしそうに語ってくれた。

 自民の伊吹文明財務相だけでなく門川京都市長まで前面に出て必死の取り組みをしたが、共産党が1議席をもぎ取った。14日付の赤旗日曜版のトップ記事にもなっているが、京都の自民党に激震が走ったそうだ。(写真は裁判の後の報告集会)

2008年9月10日(水)
さっそくトラブルが……

 9月1日から、市内17小中学校を対象に、8000食を作れるという、巨大な学校給食、東部共同調理場の稼動が始まった。

 わが党は、自校方式で給食を作っていた中学校まで共同調理場にすることや小学校は自校方式が原則なのに、佐賀関の小学校は共同調理場でつくることになることなど、様々な問題があることから、予算などに反対をしてきた。

 9月8日、この巨大共同調理場で早速トラブルが起きている。2品目のおかずの内、1品目、スープから、体長2ミリの羽虫が混入したのだ。9日付でお詫びの文書が保護者に配られている。保護者の方から、今朝、議員団に情報が寄せられた。

 今日から常任委員会の審議が始まった。文教常任委員会は広次議員。冒頭、教育長から9月1日の東部共同調理場の稼動についての報告はあったが、虫の混入・給食の1品目停止については報告がなかったために、わが党の広次委員が指摘。指摘されから報告・陳謝したそうだ。言い訳は、ナント・・後で報告しようと思っていたんだって!!!

 情報を寄せてくださった保護者の方によると、子どもさんは「小学校の給食が一番おいしかった。中学になって、おいしくなくなったけど、9月からはもっとおいしくなくなった」と言っているそうである。やっぱり、自校方式の給食が一番ですよね!

 でも、佐賀関の小学生は頭部共同調理場でつくられる給食になるので、これから「おいしい給食」というものを知らずに育つのかしら?

2008年9月9日(火)
父の議会傍聴

 私の前の福崎議員の質問時間が20分で終わり、私は10時20分から一般質問。
 傍聴にお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。

 今日は父が、初めて議会傍聴に来た。
 よく考えたら、今回を除けばあと12月議会しか質問がないため、急きょ昨日連連絡したら、国東からもみじマークの軽四の貨物にのって来てくれた。議長室、特別応接室、委員会室にも案内した。「ほう、規模が大きいと立派じゃなあ。赤いじゅうたんがいいなあ」と、にこにこしていた。

 今日は、耐震対策と13の地区公民館の営繕問題が質問の中心だった。
 震災対策は、認可保育園50園のうち18園が耐震診断・対策が必要な昭和56年以前の建物だがそのうちの1園しか、診断対策を実施していない。
 大分市の責任で診断をし、対策については法人の相談・助言をすべきと要求した。

 8月から、9月にかけて建て替え中の佐賀関をのぞく12箇所の地区公民館を視察した。 年間100万人以上の市民が利用する場所である。

 質問原稿(こちらから)にも書いているが、シロアリが出ている公民館や雨漏り、空調が効かなくなっているところなど、目も覆いたくなるほどの状況。まともに、手を入れられないまま筑後36年〜15年が経過してきたことが明らかだった。
長期的視野にたった営繕計画と営繕予算の増額を求めた。

 あろうことか、公民館使用料は、年間約3600万円市民のみなさんから頂いているのに、今年度の営繕に係る予算はわずか約2300万円ほど。4年前から比べると36%も削減されている。

 実は、地区公民館の営繕費だけでなく、小中学校の営繕費も、平成18年度約4億3500万円から20年度は1億9700万円にと、65%も削減している!!

 大分市は平成18年度から分権型予算配分というシステムをとっており、一般財源を、義務的経費、重点施策経費、部局内裁量経費に分けている。地区公民館や、学校などの営繕予算は、部局内裁量経費から捻出するものだ。

 その部局内裁量経費が平成18年度と20年度を比べると、全体的には7%減っている。当然、教育委員会の部局内裁量経費も7%の減だろうと思って当然だ。ところがなんと、17%も減らしているではないか!金額にすると約8億8000万円の減額になる。

 公共施設を一番多く持っている教育委員会の部局内裁量経費は減らしてはならない、子どもが日々勉強をする施設や市民が日常的に利用する施設は快適に過ごせる場所でなければならないと予算の増額を求めて再々質問をしめくくった。(写真は父と一緒に)

2008年9月7日(日)
「職員倫理規程」の条例化

 昨日の、一部報道では、「衆院選は、首相施政方針演説、代表質問そして、解散総選挙で自公が調整を進めており、11月9日投票か?」となっていた。

 首相選びでマスコミをあおり、さも、自民党の首相が新鮮でなにかやりそうな雰囲気をかもしだし、少しでも国民の大事な1票を自民党へという意図がみえみえ。
 マスコミは自民党に利用されることなく、福田政権の評価や今国民生活に必要な施策はなにかなど、真摯に報道してほしいものである。

 行き詰った国の政治。その中身を変えるためにあきらめず、粘り強くこつこつとがんばる政党がいまほど求められるときはない。

 さて、金曜日の議会一般質問は、教員採用問題を取り上げる議員、取り上げなくてもふれる議員が多かった。
 わが党は、広次議員がこの問題の本質をついた論戦を展開した。

 昨日の朝日新聞地方版で大きく取り上げられていたが、広次議員の質問に答え、大分市は現在ある「職員倫理規程」を条例化することを表明した。
 現在ある指針や規定を統合した内容だが、弁護士などによる第三者により審査会を設置することも盛り込むという。

 大分市のこの姿勢により、県議会のわが党の堤県議が要求した職員倫理条例を退けた県の姿勢が改めて問われることになる。

 盆前後ぐらいから、市民アンケートを配布しているが、すでに約1,000通、返事が返ってきている。
 私の担当の地域はすでに配布を終えていたが、骨折して配布できなくなった方の分を今朝5時半から配った。いつもと違う場所は新鮮で楽しいし、1時間余りのウオーキングと同じなので、議会中の運動不足解消のためにも役立つ。

 8時からは国体を前にした「全市いっせいごみ拾い」に参加した。この取り組みに評価と批判が交差しているのは承知しているが、毎年参加して今回感じたのは「ポイ捨てごみが減ったなあ!!」
 取り組みの核としていつもご努力いただく自治委員のみなさん、ありがとうございます。

2008年9月4日(木)
一般質問の日程が決まった

 いつ解散総選挙か?!そわそわする空気が広がっている。が、私たち議員はまずは議会に没頭しなければならない。

 昨日は質問通告の締切。質問順位が決まった。私は、9日火曜日の2番目。たぶん10時半ぐらいではないかと思う。ぜひ傍聴にお越しください。

 さて、1日の教育長謝罪の件だが、足立教育長は、昨年6月議会から教育長席に座っているが今年の3月・6月・8月の臨時議会、そして今議会と4回続けて教職員不祥事の謝罪のために頭を下げ続けている。

 教員採用問題について県議会の一般質問で議論されているが、わが党は、質問制限のために堤県議は一般質問が出来ず、議案質疑の10分間しかない。これもホントにおかしいと思う。市議会では、広次議員がこの問題を取り上げる。彼の質問は5日金曜日の午後2時頃からになりそうだ。

 今朝の新聞には、教員採用取り消し通知を受けた21人の内12人が自主退職の意向だという記事が出ていた。
 今年度採用に不正があったとデーターで明らかであった人のみを採用取り消しにするという県教委のやりかたは変だ。不正を実際おこなったのは誰か?本来なら不正を依頼した人、その仲介(口利き)をした人を明らかにして公表しなければならないはずだ。採用の取り消しとは、とかげのしっぽ切りみたいなものではないか?!

 県教委は9月議会中に、そして、大分国体前に誰かを処分してこの問題の幕引きを図ろうとしているのではないか?

 数日前、哲二が入院していた頃、新卒で入った看護師さんから思いがけないメールをもらい大泣きをしてしまった。彼が病室で彼女にかけた、一言を胸に刻んで生と死が入り混じる現場で、自分には何が出来るのだろうかと考え、患者さんのベッドサイドへ足を運ぶようにしているという。・・・

 彼女とはわずか12日間(4月1日から哲二が亡くなる12日まで)の出会いに過ぎない。そんな彼女の心に哲二がまだ生きているかと思うと・・・。

 3月に自費出版した500冊の「ある日の会話」は残り20冊を切ってしまい、これ以上どなたかに差し上げるつもりもないが、自費出版を受け入れてもらえる県立図書館、大分市民図書館に置いていただくことにした。近いうちに持っていこうと車に乗せている。

2008年9月1日(月)
9月議会が始まった

 今日から議会が始まった。教育長の謝罪から議会が始まるのが、通例になった気がする。現在の教育長になって、彼が頭を下げない議会があったろうか?と思う。
 明日、調べてみよう。

 本会議終了後、決算審査特別委員会が開かれ、委員長と副委員長の選任があり、工藤哲弘委員長と宮邊和弘副委員長が誕生した。

 夜、原稿を書いていると「福田首相辞任」のニュースが飛び込んできた。なんとまあ、あきれてものが言えない。安倍さん、福田さんと2人続けて・・・自民党の末期的症状でしょうねぇ。

 夕方、残暑見舞いを頂いた、遠くに住む友人にお礼のメールを送った。
 夜、彼女から届いた返信メールには
 「・・・福田さんもやめるのね~.。またまた大人が投げ出して・・・。オリンピック選手を見習えって!最後まであきらめるなと私たちに伝えたでしょ。娘はできないことに対してあきらめないよ〜。しつこいくらい。付き合わされる私は根気いるけど・・」とあった。

 彼女の娘さんは障がいがあるが、あきらめずに10歳にして自転車に乗れるようになったそうだ。彼女のメールは国民多くの声だろうと思う。

2008年8月29日(金)
宝塚市と沼津市へ視察

 8月27日から、地方分権等調査特別委員会の視察で宝塚市と沼津市へ。議会運営は、それぞれの議会ごとに特徴というか個性をもっていることを改めて認識させられた視察だった。

 特に、興味深かったのが、宝塚市。
 ひんぱんに議員発議の議案が提出されるだけでなく、市長提案の条例や予算を議会が修正、議決している。
 特に、こどもにかかわる予算や議案についての条例改正案や予算・議案の修正が多いのには驚きだった。議会が市長部局と同程度の力をもっていることが伺える。

 具体的な事例を示して説明いただいた。市長部局から、学童保育の保育料を4,000円から8,000円に値上げする議案が提出されたところ3つの会派から修正が出されたそうだ。

 1 値上げ撤回案
 2 値上げを6,000円に抑える
 3 1年間値上げを延長する

 という3案で、結果的には2の案で修正されたそうだ。

 今日夕方帰り着いたが、沼津から新幹線とソニック。じっくり本を読む時間がとれた。

(写真は、沼津市:魚市場の店頭に並べられていたマグロの頭料理。大きなマグロの頭の煮つけが1,500円で売られていたのにびっくり!食べてみたかった!)

2008年8月26日(火)
お久しぶりです!

 なんと!1ヶ月以上も日記をお休み。暑中お見舞いはとうの昔、残暑お見舞い申し上げます。いつも日記を読んでくださるみなさん、お久しぶりです。

 吉田春美さんからは、「最近日記の更新がありませんね」と、もう2週間ほど前にメールをいただき、違う友人からも「ちょっと気になっています。お元気でしょうか?」と、メールを頂いてました。

 日記の更新は、長い夏休みを頂いていましたが、再開したいと思います。引きつづきよろしく!

 今日は、なにげに市議団のリンク先から、別府のえんど久子市議のホームページを開いてみた。彼女のページが見事に生き返り、楽しいページに変身!すごい。よかったらのぞいてみてください。

 彼女は私と同じ、大分市職員から議員に転身した方。私より4〜5歳年下。現在3期目のがんばりやさん。そういえば、彼女の結婚式の司会をしたなあ・・なんてことを思い出しながら見ました。

 9月1日から議会が始まるので、準備中。質問内容もほぼ決まり、原稿を書いている最中。9月議会が終わるとすぐ、7日間の決算審査特別委員会が始まる。わが会派は、私が委員。今期、2回目の委員だが「3人の現職のみなさん、どうぞ市議選の活動に集中してください」と引き受けた。

 文字通り私にとっては最後の決算委員会になる。7日間、審議を楽しみたいと財政分析などの準備を始めているところ。

2008年7月19日(土)
市民意見交換会が終わった

 市内13会場で実施した「市民意見交換会」が17日で終了した。会場に足を運んでいただいた市民のみなさんは、430人。議会のほうは48人の議員すべてが最低1回は参加した、大分市議会初の試みだった。

 意見が出るかどうか、心配していたが、私が参加した4会場では、活発な意見が出され、時間が足りないと感じた会場も・・・。
 議会や、議員の活動のあり方について、かなり手厳しい意見が多かったし、条例案をつくるにあたって、推進チームのメンバーが気づかなかったこともいくつか指摘された。

 学ばされることも多かったし、緊張感のある質疑の時間は充実していて楽しかった。ご参加されたみなさん、ありがとうございました。

 また、連日縁の下の力持ちでがんばってくださった、議会事務局のみなさんもお疲れ様でした。ひやひやしながら、議員が市民のみなさんの質問に答えるのを聞いていたのではないかしら?

 8月に入るとすぐに、13会場で出された意見などを推進チームで、検討し、再度、「議会基本条例案」を練り上げていく。

 今夜は、久しぶりに、次男の少年野球チームのお母さん達との飲み会。10年も前のチームだけど、お付き合いは、ずっと続いている。年に1回か2回だが、楽しい時間だ。

2008年7月11日(金)
今年も元気に平和行進!!

 平和行進が大分入りしている。平和市民公園から大手公園まで、わずか2キロあまりだが、歩いた。手をふって激励して下さる方が多かった、うれしい限り。
 50回目の行進なので、私が、2歳の頃始まったことになる。大手公園の集会で報告があったが、今年は、県内の網の目行進は、竹田・豊後大野市で復活し、湯布院でも行進することができるようになったとのこと。

 労働組合や各種団体は旗を行進者が受け継ぎ、広島まで人の手から手へ渡っていく。なんでもないようで、すごく素敵なことではないか。平和の思いが旗とともに各地から広島へ・・。そして世界大会へ。非核・平和を願う人の思いはとぎれることはない。

今年もまた、広次議員は縁の下の力持ちの役割に徹している。
 大分市に入った平和行進の責任者の一人で、大分市内のコースをすべて歩く。数日前の彼とは違って、今日は真っ黒。大手公園で帽子をぬぎ汗びっしょりになった髪を後ろにかきあげてしまった顔は「やっぱ、水谷豊に似ちょんわー!」

2008年7月10日(木)
市民意見交換会

 大分市議会が議会基本条例を策定しようと準備を始め、私も推進チームのメンバーであることは、以前の日記に書いたと思う。
 7月7日から市内13会場で、市民意見交換会を開催している。その地域の地元議員が開会あいさつや司会、議会の仕組みを話し、推進チームの座長・副座長が条例案を紹介する。
 その後、市民のみなさんのご意見やご質問をいただく。

 私は、4会場に参加する予定となっている。
 8日にグリーンカルチャーセンターに参加し、今日のコンパルホールで2回目となった。50人ほどの参加。今夜も実に多彩なご意見が出された。

 「議会傍聴に最近行くようになったが、議員さん居眠りされている。子どもに見せて恥ずかしくない姿を」
 という耳の痛いものから、
 「市議会だよりは誰が質問したかわからない、改善を」
 「執行部に質問するのに議員の方を向いてしゃべっている。一問一答制導入にあたっては改善を」
 「超党派の意見交換会は必要なこと」
 「個別の案件について意見を述べさせてほしい、議会は意見を聞かないのか」
 などなど・・。

 推進チームの議員たちがそれぞれその場で臨機応変にマイクを握って答えていく。私も2度ほど答えた。
 参加された市民のみなさん、貴重なご意見ありがとうございました。まだ参加されていない方は是非一度ご参加を!
(日程はこちらから)

 
 全国ニュースで、大分県の教員採用・昇進も?にからむニュースが大々的に報道されている。県議の口利きも報道されたため、堤県議の控え室には全社が取材に来たようだ。大分国体より、この問題で大分が大きくクローズアップされており、なんともいえない思いだ。
 県教委や佐伯市教委の方々がテレビによく登場しているが、その胸の「めじろん」が悲しい。

 県教育委員会の中枢部分でつくりあげた採用・昇進にかかわる間違ったシステムにより、大きな被害をこうむっているのは、子どもたちであり、真面目にこどもと向き合い日々汗を流し教育に携わっている教師たちだ。

2008年7月7日(月)
梅雨明けの七夕

 今年も、もう半年が過ぎてしまった。昨日は、大分県保険医協会主催の後期高齢者医療制度廃止を求める県民集会に参加。(写真は福間議員が撮ってくれたもの)
 梅雨が明け、30度を越すすごい暑さの中での集会だった。

 今日の新聞に集会の記事が出たが、教員採用をめぐる汚職事件の捜査が進み、組織的な様相を見せたことから、小さな記事となってしまったようだ。

 全国ニュースにもなった大分県の教員採用をめぐる汚職事件は、07年、08年で、30人以上の口利きが行われていたことが明らかになっている。試験結果の改ざんも行われており、そこまでひどいことがやられていたとは・・・。

 臨時教員をしながら、何度も教員採用試験に挑戦してきた真面目な方々にしたら、怒り心頭だろう。大分市民オンブズマンには過去10年間で、10件を超える情報が寄せられており、昨年はその情報に基づき申し入れも行っていたと確か報道されていたと思うが、その時検証をしたのだろうか?

 教育に携わるものの信頼を著しく失墜させた今回の事件、様々な情報が寄せられているが、それを総合すると、まだまだ根っこは深そうだ。

 あまり面白いテレビ番組がないのでDVDを借りて観ることが多い。
 先日観た「フリーダム・ライターズ」は昨年夏に公開された映画。なにげなく借りたが、心揺さぶられた。
 実話に基づく作品で、1994年のロサンゼルス校外の人種差別が激しく、貧困の中、殺人やドラッグが日常となっている公立高校が舞台。着任した新人女性教師と15歳の子どもたちの物語。

 自分の気持ちを書くことで客観的に自分自身を見つめることができていく子どもたち。本を読むことでホロコーストに心を傾け、他者の立場に立つこと、命の大切さを知っていく子どもたち。教師や友人と心をかよわせていき学ぶ楽しさを知っていく子どもたち・・

 書きつくせないが教育のすばらしさは圧巻だった。機会があれば是非、観てほしい。

2008年6月23日(月)
議会終了

 今日、6月議会が閉会した。

 本会議場で、市民団体から提出されていた「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書提出方」について採決がおこなわれた。不採択を決定した委員長報告に賛成をしたのは、自民党・公明党・新市民クラブ(大企業出身議員の会派)そして、無所属の2名の議員。無所属議員は私の並びの席に座っているが、2人して賛成のために起立したときは正直驚いた。

 昨年12月議会のときは、「後期高齢者居慮制度の凍結・撤回を求める意見書提出方」の請願が出された。その不採択にわが党の4人をのぞくすべての議員が賛成したが、今回の社民クラブ・おおいた市政クラブの態度の変化は国民世論を反映したものだろう。

 さて、所属する総務常任委員会で、私が発言した主なものは、

 @昨年まで健診費用は市の一般会計から支出していたが、今年から特定健診に変わり、同時に国保加入者の健診費用は国保会計から支出になった。その予算、実に1億5千万円。国保会計に一般会計からの繰り入れを求めた。芳しい答弁はなかったが、国保加入者の8割が所得200万円以下であり、社会的弱者が加入する国保会計への繰り入れは市として重要な施策でないか、と重ねて求めた。

 Aパワハラ・セクハラ相談窓口の改善。外部の相談窓口は「21世紀職業財団」であり、電話を受けるのは東京!これでは、第三者による面接による相談なんてできない。パワハラ・セクハラの実態調査も要求したが、「検討させてほしい」とのこと。

 B本会議に引き続き複合文化交流施設の公共部門について、特に保育所を入れないでほしいということ。あわせて三支所(大南・坂ノ市・大在)を土地を購入して一気に建て替えをする計画だが、複合文化交流施設だけでも250億円、そして支所の建て替え、まだまだ継続中の事業もあるが、財政的に見通しはどうなのか・・・など。

 C市民の方から寄せられたご意見で、医者に1年間かからなければ、記念品が贈呈されるが、それよりもその分の国保税を減額してほしいという声を伝えた。

 D国の方針で、国保加入者で年金受給者は10月から年金天引きで国保税が強制的に引かれる、また住民税も・・・こんなやり方には賛成できない、反対だ!と意見を述べたが・・・国のやり方は本当にひどいことばかり。

 まだいくつか意見や要望をしたと思うが、主なものはこれくらいだったと思う・・・。

2008年6月17日(火)
3日間の一般質問終了!

 3日間、22人の一般質問が、今日で終了した。明日からは委員会審議が始まる。
 今夜は委員会の準備。

 さて、私の質問は16日月曜日の2時からだった。私の前が福間議員。2人続いたこともあり、雨の中なんと45人もの方が傍聴に来て下さった。今議会最高の傍聴数だった。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

 熊本市が市職員を身体障害者枠をもうけて採用していることや知的・精神障害者の市への嘱託雇用などを求めた。総務部長からは、「具体的に検討したい」との前向きの答弁が出てきた。
 さて、あまり市民に知られていないのが駅南に、PFI的手法で複合文化交流施設をつくろうとしていること。公共部門だけで約250億円。合併特例債を使うが、利息だけでも24億になる見込み。

 公的部門の資金調達は公的に行い、民間部門も含めたビルにする方向なので民間部門の資金は建設・管理をする企業が調達しなければならない・・・
 少なくとも400億をこえる事業だろう。とすれば、資金調達ができてビックプロジェクトに責任をもてるとするなら、スーパーゼネコンしかこの事業はできないではないか・・というところでまず、疑問をもつ。

 そして、この施設に、文化ホールや総合福祉保健センターとともに、保育所(桜ヶ丘保育所の建て替えとして)を入れるという計画は絶対にいただけない。不特定多数の人が出入りする場所に子どもの命を預かる保育所を入れるとは、安全面からだけでも大きな問題だ。

 今回、このことを取り上げたのは私だけでなく、自民党の議員も・・・。そして3月議会でもおおいた市政クラブも問題にしている。さらに、特別委員会の議事録を読むと社民クラブの議員も何度も問題にしていた。考え直してほしい。保育所は保育所として単独で建てかえてほしいと思う。
(質問原稿は こちら から)

2008年6月15日(日)
「タクマ」の記録

 秋葉原の無差別殺傷事件はなんともいえず、心が真っ暗になり、おもわず目をそむけたくなるが、でも目をそむけてはいけない事件だ。
 暗たんたる気持ちで過ごしているときに、今度は岩手・宮城内陸地震。自然の猛威の前にひれ伏さざるを得ない。亡くなられた方々に衷心よりお悔やみと被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 心痛むニュースがテレビ画面に続いていたが、今夜放送された「動物奇想天外」は心が癒された。
 高崎山の「タクマ」の記録の放映である。最初の方はちょっと見逃したが、孤児になったタクマが群れの中で育ててくれるお乳のでるサルと出会うまでの記録だった。
 サルという群れ社会の中では、高崎山の職員達は、最低限の手しか出せない。でも、心を込めてすべての職員が見守っているからこその「動物奇想天外」の番組だったろう。

 高崎山には サヤカに続きタクマという人気者が誕生した。多くの人が高崎山に足を運んでいただければと思う。(写真は高崎山自然動物園のホームページより)

2008年6月12日(木)
議場コンサート

 昨日、一般質問の順番が決まった。私は、16日月曜日の午後2時頃の予定。多少時間は遅れるかもしれないが、詳しくは こちら から。ぜひ傍聴にお越し下さい。

 今日は考案日だが、午前中は議会基本条例策定のための推進チームの会議。午後は、1時半から特別委員会の視察。
 一問一答方式で長年本会議を運営している別府市議会へ。自民党の1期目の女性議員さんの質問だったが、う〜ん!!・・というところ。詳しくは書かないことにしよう。
 帰り際、休憩を終えて議場に入る別府市議の野田紀子議員とばったり。「もうちょっと早くくれば平野(共産党市議)さんの質問やったに」・・・
 聞きたかったなあ!違いがわかると思う。帰って来たのは4時前。

 今日は、もう一つ議会の行事があった。大分市議会で初めてだったが、議場コンサートが開かれた。
 市の文化国際課が今年度から始めた事業で「おおいた夢色音楽プロジェクト」と大分市議会がドッキング?したかたちで開催された。
 市民・市職員・議員など実に270人もの方々が議場に集まり、元かぐや姫のメンバーだった森進一郎さん、そして田原保志さんといわれる方の歌声とギターを楽しんだ。
 最初、三浦議長が挨拶をし「初めて議場に入られる方、どれくらいいらっしゃいます?」と問いかけると、実に8割ぐらいの方が手を挙げた。(市職員でも初めて入る方も多かった)

 傍聴席だけでなく議員の席、市長や部長の席、そして記者席までほとんど市民で埋め尽くされた。議長は「これを機会にぜひ、傍聴に足を運んでください」と明日から始まる一般質問の順番と内容を書いた資料まで配る念の入れ様だった。
 私も、消防局長の席に座り30分間楽しんだ。森進一郎さんもよかったが、田原保志さんのギター・歌声にも魅了された。・・・彼はなんと、市の職員というから驚き!!もっとたっぷりと聞きたいものだ。

 さて、明日から一般質問が始まる。

2008年6月9日(月)
6月議会が始まった

 今日から、第2回定例議会が始まった。

 実は5月の21日〜23日は熊本・長崎・筑後市と個人視察へ、27日から29日は議会基本条例策定の推進チームのメンバーとして北名古屋市、北海道栗山町へ視察。
 6月3日から5日は総務常任委員会で世田谷区、飯田市へ視察、その後6日は引き続き国土交通省と厚生労働省にレクチャーを受けるために東京に残った(これは政務調査費で)。
 3週間連続視察というかなりハードな日々を過ごして議会に突入した。

 一般質問は個人視察で学んだことを大きな柱にして組み立てている。明日の10時から第1回目の会派での原稿検討会だ。もうひとがんばりしなければならない。

 今日、議場で「議会本会議における質問に対し『検討、調査』等と答弁した事項に対するその後の経過報告」という13枚の資料が配布された。これは釘宮市長になってから始められたものだ。
 質問議員・質問要旨・取り組み状況と書かれており、調査検討の結果、「1・実施または実施予定 2・実施困難 3・調査等検討中」と3区分の回答があり、その回答に対するコメントがきちんと書かれてある。前年1年分がまとめて報告されているが今回は109項目あった。

 私の場合もいくつかあったが、生後4ヶ月未満の赤ちゃんのいる家庭の訪問事業、そして全国的に問題になっている要介護認定の高齢者に対する障害者認定基準の申請の周知は来年度申請に間に合うように対象者と推定される世帯に個別通知することが実施予定となっていた。
 質問したときはあまりいい答弁でなかったので、どうなるのかと心配していたが、一歩前進だ。

写真は、パワハラ裁判を闘っている本田さとえさんからいただいた。
 彼女からのコメントは、

春の花 オオイヌフグリです。
マクロのカメラで覗くと 雄しべが宙に向かってガッツポーズをしています。
白い手が伸びて グウしてる。
小さく 愛らしく 逞しい野草です。
この拳大好き 私に元気をくれます。 おすそ分け。

元気をもらった私から、日記を読んで下さっているみなさんへもおすそ分け・・・です。

2008年6月1日(日)
大分県母親大会

 今日は、大分県母親大会。
 午前中分科会にパワハラ裁判を闘っている本田さんが助言者として参加することになっていた。

 朝、後援会ニュース配布などをしたので家を出るのが遅くなり、会場へ急いでいると前を白杖をもった女性が歩いている。途中路上の看板にぶつかった。(写真)

 その看板は点字ブロックの真上に置いてある。危ないなあと携帯で写真を撮った。
 その後女性に追いついてみるとなんと、知っている方だった。写真を撮ったことを伝えると「ホントにあぶないんよ。よくするために使って」と言われた。
 その後はコンパルホールまでご一緒した。

 本田さんが助言者となった労働者の権利の分科会は10数人だったが、パワハラで解雇され、大久保議員の生活相談の看板を見て飛び込み相談、その後地域労組に入り解雇した会社から謝罪を勝ち取った20代の女性も参加。
 「労働組合があることも労働者の権利があることも知らなかった。一時は食べても吐いて、1週間で体重は5キロも減った。本田さんの話を聞いていてその時のことを思い出した」と声を詰まらせながら話してくれた。

 聞いているみんなも涙をぬぐっている。人格を否定され、自分がやっていないことも自分のミスにする会社はおかしい、私はまちがっていないとまっすぐ突き進んだ彼女。支える人々に出会い勝利!「私を大人にしてくれた会社に今ではお礼を言いたいくらい」と最後はユーモアで締めくくった。

 記念講演は、平山知子弁護士の講演。はぎれのいい元気なお話はとても69歳とは思えない。いわさきちひろの入党推薦者が彼女のご両親だったことは初耳!ご自分の人生やいわさきちひろの人生と重ね合わせながら憲法の話を深めて下さった。(写真)

2008年5月31日(土)
2つの総会に出席する

 今日は、2つの総会へ。
 一つは大分県医療生活協同組合の総代会。建てられて30年近くになる大分健生病院の建てかえの議案と生協法改定に基づく多くの定款の変更など、実に12もの議案が審議・討論された。
 組合員さんによるニュース手配りがこの2年間で飛躍的に増えたこと。健生病院の地元や周辺地域で班活動が活発になりその様子を生き生きと報告する姿。哲二も目を細めてうれしそうに聞いているに違いない。

 医療や介護に対する国の施策は介護保険制度や後期高齢者医療保険制度だけがひどいのではない。他にもたくさんある。

 大分健生病院は、7対1の看護師を配置する急性期一般病床と慢性期一般病床(障害者病棟)を持ち、経営の安定化と国の医療改悪の中で住民から求められる医療にどう答えていくかを模索しながら歩んでいる。
 国は今度は障害者病棟から認知症・脳血管障害をはずしてきたらしい。これで大分市内の障害者病棟はさらに激減するのではないかと院長の報告の中にあった。
 建設のための増資活動は大変だが、医療生協が目ざす医療や介護は魅力的だ。(写真は総代会で4課題目標達成班表彰)

 とにかく、病院から患者を追い出すことしか考えていない今の医療制度、本来自民党の支持基盤であった医師会の会長さんたちが次々に赤旗に登場するはずだ。

 4時からは、NPO法人「青空の会」の総会へ。自立援助ホームのホーム長の澤田さんが、私の顔を見るなり「小手川さん、昨日市の方々がふきのとうに来て下さいましたよ!」とうれしそうに報告して下さった。
 福祉保健部長など4名が訪問して下さったらしい。総会の中で、運営の大変さが報告された。特に補助金は、ほとんどの県で国の補助金だけでなく独自補助を加えて800万円から1000万円台。600万円台の大分県は全国で最低レベルだという。

 澤田ご夫妻の献身的な努力と支える善意の力で運営されていることを実感する。でも、努力と善意だけでは長くは続かない、行政の支える体制が早急に必要だ。
 活動報告のスライドショーがあったが一人の少年の表情がみるみる変わっていく。その少年の生育暦や心の変化そして少年(青年)の今を語る澤田さんのその言葉のなんとやさしく深いこと。

 「子どもは、親の愛情をもらっていないので、社会に出てすぐぺしゃんこになる。ぺしゃんこになっても私たちは支え続ける。アフターケアーで精神的なつながりを持っていく。あなたから切らなければ私たちから決して切ることはないといつも伝えている。社会の中でとぎれのない支援をしていく」
 ・・・自立援助ホームの果たす役割だ。

2008年5月26日(月)
やっぱり先送りやん!

 久しぶりの日記です。
 5月13日に、私は次期市議選に出馬しないこと。日本共産党の4議席を確保し、女性議員の議席を守るために野津原町議を4期務めたかわのひろこさんが立候補すると、記者会見を行った(詳しくは市議団トップページをどうぞ)

 私の引退は健康上の理由と発表した。まだ、引退する年齢でもないため、さまざまな問い合わせがある。そこで、地元後援会ニュースに乗せた記事をホームページ上に転記しますので、どうぞこちらから・・。

 さて、今日は午前中、議会改革を審議する地方分権等調査特別委員会があった。一番の議題は費用弁償の見直しだ。各会派の意見を持ち寄ることになっていた。わが党会派は、政務調査費から支給されるガソリン代と議会に出席するたびに7000円支払われる費用弁償は経費に二重取りになる。市民に説明のつかないお金は受け取らないと費用弁償の受け取りを辞退してきた。
 今回の見直し案は
 @交通費実費
 A交通費実費+2000円
 B交通費実費+3000円
 の案だった。


 わが党としては、
@政務調査費はこの4月から厳しい見直しがおこなわれ政務調査のための交通費が厳格化されたこと
A費用弁償は、「職務を行うために支給することができる」と規定されているため、3つの提案にそったかたちで議論をすすめるため廃止の主張ではなく交通費実費支給という姿勢でのぞんだ。


 ところが、ところがである、自民党が見直しではなく現行7000円のままの支給に固執し、議論がストップしてしまった。
 「他にも審議したい議会改革の項目が残されているので方向性が違うこの問題はとりあえずおいといて他のものから審議したい」と河越委員長。

 それでは先送りではないか!
 審議を継続すべきだと主張したが「先送りではない」の一点張り。
 小嶋議員の「見直しのためには条例改正をしなければならないが12月議会に改正案を提出するスケジュールで審議するのか?」の問いにそうするとは答えない、河越委員長。やっぱり先送りやん!

2008年5月12日(月)
それぞれの「母の日」

 「お花のおとどけもので〜す」と、配達の方。
 だれからかと思えば長男から、1日遅れの母の日のお花が届いた。配達員の方が「私ら、1日遅れで助かりますわぁ」とにっこりされた。

 今日、ご近所にごあいさつに回ったがやっぱり母の日に、遠くに住む子どもさんからお花が届けられたと目を細めてお話される方がいらっしゃった。
 息子にお礼のメールを送ると1日遅れでごめんという言葉と運動不足解消のために1回100円の市営のジムに通い始めたと報告があった。「税金払ってるんで使わんとなっ」ということらしい。

 次男からは母の日メールが昨日届いた。メールだけでもうれしいですよね。

 夜、「CHANGE」を観た。テレビドラマはおもしろいのがないためBGMがわりにつけているくらいだったが、「政治」が舞台で今日の「しんぶん赤旗」の試写室のコーナーでも結構おもしろそうに紹介されていたので・・・。
 まあ、また次観てみようかな・・とは思いました。

(写真は長男から届けられた黄色のカーネーション)

2008年5月7日(水)
真紅のばら

 連休はどのように過ごされましたか?

 私は3日、4日と安心院で農業をしている30年来の友人のところへ、同じく30年来の友人ご夫婦達と遊びに行き、農作業もどきの時間を過ごしリフレッシュ!
 おいしい野菜と絶品の豚肉そして生みたての卵をいただき楽しい時間を過ごした。

 5日、6日は追悼本「ある日の会話」を持って市内全域にいる私の知人友人たちのお宅に訪問させて頂いた。玄関先で終わる予定が、延々と話し込むお宅もあり、予定の半分程しかまわれなかったが、有意義な楽しい時間となった。
 留守のお宅には手紙を添えてポストに入れてきた。昨日から今朝にかけて、「本を早速読んだよ」という電話が次々にかかって楽しい時間を過ごしている。

 連休後半はビラ配りも大事な仕事。県議団ニュースと後期高齢者医療制度についての赤旗号外を3回に分けて配布している。
 前は、夫と2人で500枚のビラを配っていたが、今は一人で配っている。後1回配布すれば終了する。ジョギングと思えばビラ配りも楽しい。特に春は、風がここちいいし、何より庭先の色とりどりの花を見るのが楽しみ!

 今朝は、庭先をお掃除している方から「小手川さん、バラはいりませんか?」と声をかけて頂き、真紅のきれいなバラを頂いた。お仏壇に供えたが、仏壇に真紅のバラがしっくりと納まっているから不思議だ。(写真は仏壇の真紅のバラ)

2008年5月1日(木)
5月1日はメーデー

 今日は労働者の祭典メーデー。大手公園に9時過ぎに出向いた。
 10時開会だが、今回は弁護士のパワハラ裁判を闘っている本田さとえさんを支援する会の一員として、署名活動を会場で行うために、ちょっと早い会場到着となった。

 本田さんを含め7人でチラシを配り、署名・カンパを集めた。
 彼女の主任弁護士中村和雄氏に労働裁判でお世話になったという労働者もいてびっくり。20代の女性たちは「たった一人で裁判を起こし闘い始めたんだよ」と話すと「えーっ!すごいですねぇ」と快く署名に応じてくれ、カンパも頂いた。ご協力頂いたみなさま、ありがとうございました!

 中村和雄弁護士は5月17日(土)午後2時から「学ぼう!労働者の権利 防ごう!パワーハラスメント」と題した講演会を行う。
 日記でもこれまで書いてきたが、中村和雄弁護士は2月、京都市長選で、相手候補を900票余りまで追い詰めた候補者でもあった。労働裁判のパイオニアだ。是非お出かけ下さいね。
(講演会のチラシは こちら から)


 大分保健所の点字ブロックの件で、「なぜ黄色の点字ブロックにならなかったのか経過を調べてほしい」と建築課に調査を依頼していたが、午後その回答を聞いた。
 大分県福祉のまちづくり条例に基づく施設整備マニュアル」(平成7年度)には点字ブロックについてこう記載がある。

 「原則黄色のものを使用する。黄色以外のものを使用する場合は床材の色と明度差の大きいものを使用するものとする・・・」
 だから、黄色にしていないという答えだった。

 「まあ、例えば市の施設の中で清掃センターやし尿処理場など障害者が訪れる可能性の少ない公共施設なら少しは理解できるけれど、保健所は、障害者が訪れる機会の多い場所。『原則黄色』を守らなければおかしいのではないか。市のバリアフリーに対する姿勢が問われている。もう一度検討してほしい」とお願いしたが・・・。

小手川めぐみTOP