日本共産党大分市議団


市立幼稚園の数が減らされようとしています

5月24日の市議会文教常任委員会で、大分市立幼稚園の数を現在の8校から6校に減らす計画が話し合われました。6月6日(火)9時からの文教常任委員会で引き続き論議されます。これは市の推進している「行政改革」の一部である「大分市幼稚園教育振興計画」に基づいて行われるものです。

日本共産党大分市議団は「行政改革」一般をすべて否定するものではありませんが、市民生活を犠牲にする方向で進められる「行革」には、明確に反対の立場をとっています。「市民が主人公」の政治こそが市政の基本であるはずなのに、市民を犠牲にした政治を市民に押しつけることは、地方政治の原則に反した、本末転倒の政治であると考えるからです。行政改革というなら、まず緊急性の低い大型事業などの無駄を削るべきです。

教育委員会が廃園対象と決定した地域の説明会では、すべての地域で「幼稚園をなくすことには賛成できない」と意見が出ています。少子化対策、子育て支援が重要なこの時期に、地域の子育てにはなくてはならない公立幼稚園は、存続をすべきです。

一人でも多くの市民のみなさんが、6月6日の市議会文教常任委員会を傍聴されるように心から呼びかけます。

傍聴について(大分市議会へジャンプ)

(資料)大分市幼稚園教育振興計画についてPDF −大分市文書−

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「大分市立小中学校学校選択制」について

また、5月24日の市議会文教常任委員会では、大分市教育委員会が進めている「大分市立小中学校学校選択制」について議論されました。

「学校選択制」は、じっくり市民のみなさんの声を聞きながら検討すべきです。学校選択制を導入している自治体は、全国的にもまだ、数パーセントしかないと聞いています。急ぐべきではありません。
この制度は、議会の議決を経ることなく導入されることになり、教育委員会が自分たちの判断だけで進めようと思えば進められるもので、重要な問題をはらんでいます。

この問題は引き続き6月6日(火)9時からの文教常任委員会で話し合われます。多くのみなさんの傍聴を呼びかけます。

傍聴について(大分市議会へジャンプ)

学校選択制についての資料(06年2月)

(参考)「学校選択制を考える会」の最新のビラ

5月24日に開催された市議会文教常任委員会の報告と、6月6日(火)9時から開催予定の同委員会傍聴への呼びかけは以下の通りです。
         1 市立幼稚園の数が減らされようとしています
         2 「大分市立小中学校学校選択制」について